こんにちわ。三浦海の学校の吉田です。
今日は、三浦半島の海が四季によってどのように変わっていくのか、またどのような生物に出会えるのかをお話ししたいと思います。三浦の海は1年を通して多種多様な生物が観察できる、まさに宝の海です。
まず春、冬の冷たさから徐々に水温が上がり、生命の息吹を感じられる時期です。この季節には、青りいかが産卵のために訪れ、タツノオトシゴも見ることができます。新しい命にあふれる水中世界が広がっているのがこの時期の特徴です。
続いて、夏の三浦の海ですが、水温は急上昇し、30度を超えることもあります。黒潮が流れ込むことで、色とりどりの南方生物と出会えるのがこの季節の楽しみです。初心者の方にもぴったりのシーズンですので、ぜひこの時期にダイビングを楽しんでください。
秋になると、水温は19度から26度にまだ暖かいですが、アオリーカの最盛期を迎えます。豆だわらやアラメワカメなどの海藻も豊かで、透明度も良好なため、ダイビングには最適な季節となります。
最後に冬ですが、寒さで生物は少なくなりますが、透明度は格段にアップします。15メートルから20メートルも見通せることが多く、水中での撮影にも最高の時期です。
このように、春夏秋冬のそれぞれで異なる風景や生物に出会えるのがダイビングの大きな魅力です。ぜひ、三浦海の学校にも訪れて、その魅力を実際に体験してみてくださいね。
ではまた!
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