未来のダイビング体験を考える – 技術革新と新たな可能性

海学ブログ

こんにちは。三浦海の学校の吉田です。今日は、ダイビングの未来についてちょっと考えてみたいと思います。

最近、ダイビングビジネスの基本的な収益モデルが長年変わらずに残っていることに気づきました。特に、ダイビング器材の販売や資格講習、ダイビングツアーの提供といった形で、30年以上も同じようにビジネスが回っていますよね。この古いモデルには、新規参入者が増えにくいという大きな問題があります。

例えば、ダイビングを始めようと思った場合、最初から高額な器材を揃えたり、講習に参加する必要があります。これが、特に若い世代にとっての障壁となり、新しいダイバーが増えるのが難しい現状です。

それに加えて、収益が一回きりの売上にしか依存しておらず、持続可能なビジネスモデルとしては厳しい点も多いです。

でも、Web3やAIといった技術がこの状況を変える可能性を秘めているんです。例えば、ブロックチェーン技術を活用すれば、あなたが獲得したスキルや体験を記録することができ、ダイビングを通じて築いたデータそのものに価値を持たせることができます。これまでのように個人のログブックだけでなく、全体のデータが一元化され、業界全体の価値を高めることができるんです。

さらに、NFT(Non-Fungible Token)を使ったダイビング体験も考えられます。たとえば、特別なダイビングスポットへのアクセス権をNFTとして販売することで、ダイバーがその権利を売買したり、特別なイベントに参加するための認証として使用したりできます。

今後、このような新しい技術によって、ダイビング体験の価値が単なる思い出やスキルといったものにとどまらず、経済的な要素を持つようになるでしょう。僕自身も、日々新しいことに挑戦していきたいと考えています。

最後にお知らせです。今、三浦海の学校に来ていただいた方には、無料でNFTをプレゼントしています。電子の体験として、ぜひ楽しんでもらいたいと思っています。

神奈川県三浦市にある三浦海の学校のダイビングインストラクター吉田でした。ではまた!

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