こんにちは、三浦海の学校インストラクター・吉田です。春の三浦半島の海は、冬の静寂から目覚め、たくさんの生き物や新芽の海藻で水中が賑やかになる絶好のシーズンです。ダイビングライセンス取得やファンダイブ、ボートダイビング、マクロ生物観察にぴったりの時期を迎えています。
快晴の空の下、海を見ていると「そろそろ潜りたくなってきたな~」って気持ちになりますよね。この時期は水温も少しずつ上がってきて、ダイビングにはうってつけの季節なんです。きっと皆さんも、新しい海の冒険に心が躍っているのではないでしょうか。
三浦半島の海の特徴
三浦半島は関東有数のダイビングスポットです。東京湾と相模湾の2大水系が交わる位置にあり、魚影が非常に濃いのが特徴です。春は潮流の変化で多様な生物が集まる時期になります。
- 魚影がとても濃い(大物から小型種まで豊富)
- ビーチ&ボート双方のポイントが点在
- 都内から電車・車とも90分以内でアクセス可能
- 専用ダイビングプール完備(最大水深3.5m)
水質が安定しており、特に春は水温上昇とともに透明度も回復。初心者講習やファンダイビング、写真派にも絶好の環境です。京浜急行の三崎口駅からも近いので、電車でも簡単にアクセスできるのも大きな魅力です。
春のダイビングとその魅力
春は三浦ダイビングのベストシーズンのひとつです。 水温は3月~5月にかけて13~17℃前後。ドライスーツを着用するダイバーが多くなります。 春ならではの風景として、海藻が一面に広がった水中の草原や、冬を越えて活発に動き出す生き物たちの姿が見られます。
「春の快晴の中、ボート上から潮風を感じて海に入る瞬間は格別です。新しい発見にあふれる三浦半島の春を、ぜひ味わってください!」
ボートダイビングとビーチダイビングの違い
今日はぼく、アドバンス講習の実習でボートダイビングを担当しています。ビーチダイビングとボートダイビング、それぞれには異なる魅力がありますが、多くのダイバーが一度体験すると病みつきになるのがボートダイビングの快適さです。
ボートダイビングのメリット
- 重い器材を背負って歩く必要なし、ポイントまで船で直行
- 岸から遠い・深いダイナミックな地形や大物ポイントへアクセス可能
- 疲労・体力消耗が少なく快適
- エントリー・エキジットがスムーズで安全性も高い
ビーチダイビングだと、あの浅瀬をジャバジャバ歩いて器材を運ぶ苦労がありますよね。「あ~、今日も靴下濡れちゃった…」なんてことも。でも、ボートダイビングならそんな心配はいりません。直接ポイントまで連れて行ってくれるボートの便利さは、一度経験すると病みつきになります。機材も楽に運べるし、体力も温存できるし、いいことづくめなんですよ。
ビーチダイビングの良さ
- 浅場中心で初心者向け、じっくり観察や撮影に最適
- 波が穏やか&エントリーが簡単なスポットが多い
- ライセンス講習や体験ダイビングにも最適
三浦海の学校では各種ダイビングスタイルに合わせたスケジュールやプログラムを用意しています。「どちらが自分に合うのか分からない」という場合も気軽にご相談ください!
春の三浦で出会える生き物たち
春の三浦半島ダイビングは、小さな命の息吹にあふれる「マクロ生物天国」です。有名どころからレア種まで、多様な出会いを楽しめます。
春の三浦の海には、カラフルな生き物たちがたくさん待っています。特に今日は、海の宝石とも言えるタツノオトシゴやカエルアンコウとの出会いを期待しているんです。グループでワイワイ探すのも楽しいですし、今日の透明度も良好なので、きっと素敵な出会いがあるはずです。
春の主な海洋生物
- タツノオトシゴ(ハナタツ、オオウミウマ)
- カエルアンコウ各種
- ダンゴウオ(春だけの季節限定)
- ウミウシの仲間、春の海藻帯の生き物
- ギンポ・チャガラ・根魚・メバル・カサゴ
春の「海藻草原」の景観も見どころで、初心者も写真映えする生き物が多数見られます。グループ捜索で盛り上がるワクワク体験を楽しめるのも魅力です。
「透明度の良い春、レアな生き物に一発遭遇することも。じっくり観察や撮影派にもぜひおすすめします!」
安全なダイビングのためのポイント
とはいえ、楽しいダイビングの基本は何と言っても安全第一です。特にディープダイビングでは18メートル以上に潜ることになるので、いくつか気をつけたいポイントがあります。
ダイビング前の体調管理
- 年に1回以上の健康診断を推奨、体調不良や寝不足の日は無理しない
- 出発前のアルコール摂取は厳禁
体調管理はダイビングの基本中の基本です。体調が優れない時は無理せず、次の機会を待ちましょう。海はいつでも私たちを待っています。
潜水中の心得
- エア残量をこまめにチェック—特にディープダイブ時は消費が早いので注意
- 急浮上しない(浮上速度はゆっくり)
- 安全停止を必ず3~5mで3分間実施
- 水中ライト:三浦のアーチや岩陰、レア生物観察にも便利
例えば、深い場所ではエアの消費が早くなります。これは水圧の関係で、物理的に避けられないことなんです。だからぼくは残圧計をこまめにチェックする習慣をつけています。シンプルですが大切なことです。
ディープダイビングでのポイント
- 減圧症(体内に気泡ができる症状)予防のため、ダイブコンピューターまたは減圧表を確認
- NDL(無減圧限界)を守る
- 体調に異変を感じたら即座に中止・浮上
安全停止も必ず行いましょう。これは「減圧症」というちょっと怖い症状を防ぐためのものです。減圧症をわかりやすく言うと、体の中に気泡ができて痛みや重大な症状を引き起こすことがあるもの。でも安全停止をきちんとすれば、そのリスクはグッと下がります。
また、水中では光が吸収されやすいので、ぼくはいつも水中ライトを持っていきます。岩の隙間に隠れている生き物を見つけるのにも役立ちますよ。
三浦海の学校について
三浦海の学校は、PADI公認5スターIDCセンターとして、神奈川県三浦市に位置する首都圏最大級のダイビングスクールです。
公式サイト:https://miura-diving.com/
- PADI公認5スターIDCセンター – インストラクター養成ディレクター(吉田)が常駐し、質の高い講習・ガイドが受けられます。
- 専用温水ダイビングプール完備(最大水深3.5m)で基礎技術も安心。
- 初心者コースからプロコースまで、あなたのレベルや目標に合わせて最適なプランを提供。
- 京急三崎口駅から無料送迎。都心からも日帰り可能で便利!
- レンタル器材充実、手ぶらでも気軽に参加OK。
- ファンダイブ・体験ダイビング・各種ライセンスコース、Webで簡単予約可。
体験ダイビング・講習・日程などは、公式お問い合わせフォームからどうぞ。最新情報は公式ブログもご覧ください。
まとめ・春の三浦ダイビングを満喫しよう!
というわけで、これからの季節はますます海の中が賑やかになります。新米ダイバーさんも、ベテランダイバーさんも、それぞれのペースで海を楽しめる素敵な時期です。ぼくも皆さんと一緒に、最高のダイビング体験を作っていきたいと思っています。
三浦半島の春は、ビギナーからベテランまで、新しい体験と成長を実感できるダイビングシーズン。安全対策を守りながら、海の宝石たちとの出会いや水中世界のドラマを満喫しましょう。
「春の三浦海で、あなただけのダイビングストーリーを作ってみませんか?」
- ➡ はじめての方は「体験ダイビング」や「オープンウォーターダイバー」講習がおすすめ
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また次回、三浦の海の様子をお伝えしますね。次回は「夏に向けたダイビングポイント選び」と「三浦の最新海情報」を予定しています。神奈川県三浦市にある三浦 海の学校のダイビングインストラクター吉田でした。ではまた!
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