こんにちは! 神奈川県三浦半島、諸磯(もろいそ)という美しい海辺にある「三浦 海の学校」でインストラクターをしている吉田です。 いやぁ、もう本当に嬉しくて、心がポカポカ、いや、むしろちょっと熱くなっちゃうような出来事が先日あったんですよ! ぼくたちの三浦 シーカヤック 家族ツアーに初めて参加してくださったご家族から、「すっごく楽しかったから、8月にもう一度行きたいんです!」って、キラキラした笑顔と共にリピートのご予約をいただいちゃったんです! 今日は、そんなぼくの心が躍ったエピソードと、家族みんなで心から楽しめる、三浦のシーカヤックの魅力について、たっぷり、そして熱く語らせていただきたいと思います。
夏休みの家族の思い出、どう作る?「特別な体験」の探し方
もうすぐ待ちに待った夏休み! 「今年は何をしようかな?」「どこへ行けば、家族みんなの最高の思い出が作れるかな?」なんて、今から計画を練っているご家庭も多いのではないでしょうか。 お子さんの年齢も体力も興味もそれぞれ違うし、お父さんお母さんも日頃の疲れを癒したい…そんな中で、全員が心から「楽しかったね!」と言えるような「特別な体験」を見つけるのって、実は結構な難題だったりしますよね。
「特別な体験」って、一体何でしょう? 高価なプレゼントや、遠くへの旅行だけが特別なわけじゃない、とぼくは思うんです。 大切なのは、日常から少し離れて、家族みんなが同じ方向を向き、一緒に何かを感じ、心を動かす時間を持つことなのかもしれません。
人気のテーマパークは、アトラクションの待ち時間だけでグッタリ…なんてこともありますし、定番の観光地もいいけれど、なんだか毎年同じような感じになっちゃうなぁ、なんて思うこともあるかもしれません。 もっと自然の中で、家族みんなで力を合わせて何かを成し遂げたり、普段の生活では決して味わえないような感動を共有したりする体験の方が、子供たちの心にも、そしてもちろん大人たちの心にも、色褪せない思い出として深く刻まれるんじゃないかなぁ、とぼくは常々思っているんです。
家族のお出かけ、理想と現実のギャップ…ありませんか?
「子供たちのキラキラした笑顔が見たい!」 「せっかくの休みだから、日常を忘れてリフレッシュしたい!」 そう願うのが親心ですよね。
でも、いざ計画を立てようとすると…
「うちの子、まだ小さいから、あまりハードなアクティビティは心配だなぁ…」 「上の子は活発だけど、下の子はインドア派だから、みんなが楽しめるか不安…」 「アウトドアって、道具を揃えたり、いろいろ準備したりするのが大変そう…」 「結局、子供たちの世話で、自分たちは楽しむ余裕なんてないんじゃないかしら…」 「費用も気になるし、安全性もちゃんと考えないと…」
うんうん、そのお気持ち、ものすごーくよく分かります! (ぼくも、もし自分の子供と出かけるなら、きっと同じようにあれこれ考えて、頭を抱えちゃうんだろうなぁ…なんて想像しちゃいます。) 子供たちの最高の笑顔のために、特別な思い出を作ってあげたい!という理想と、安全性や準備の手間、費用、そして何より「家族みんなが本当に楽しめるのか?」という現実的な課題との間で、なかなか「これだ!」という答えが見つからずに、ため息をついてしまうこともあるかもしれません。 「みんなが楽しめるって、言うは易し行うは難しだよね…」 そんな心の声が聞こえてきそうです。
よく聞くアドバイス、でも「あと一歩」が足りないことも…
「最近は、手軽なアウトドア体験ができる施設も増えましたよ!」とか、「地域の子供向け自然観察イベントに参加してみるのはどうですか?」といったアドバイスを、育児雑誌やインターネットで見かけることもありますよね。 それ自体は、とても素晴らしい情報だと思いますし、実際に参加して楽しい思い出を作られたご家族もたくさんいらっしゃるでしょう。
でも、一方で、いざ参加してみると、「思っていたより人が多くて、ゆっくり自然を味わえなかった…周りに気を使ってばかりだったな」とか、「体験時間が短くて、なんだか物足りなかった…あっという間に終わっちゃった」なんていう声も、チラホラ耳にすることがあります。 あるいは、親御さんは写真撮影や子供たちのサポートに追われて、結局自分たちは心からリラックスできなかったり、準備や後片付けの負担が大きくて、かえって疲れてしまったり…。「家族サービス」という言葉があるように、いつの間にか親御さんの自己犠牲の上に成り立っているようなお出かけになってしまうのは、ちょっと寂しいですよね。
本当に「家族みんな」が主役になって、一緒に笑って、一緒に感動できる体験って、意外と少ないのかもしれないな、と感じるんです。
ぼくの提案!「また来たい!」が聞ける、三浦の家族シーカヤック体験
そこで、ぼくが自信を持って、そして声を大にしておすすめしたいのが、ここ三浦 海の学校で開催している**「家族みんなで大冒険!シーカヤック体験ツアー」**なんです! 「シーカヤック」って聞くと、「え、カヌーみたいなやつ?難しそう…」「体力に自信がないと無理なんじゃ…」なんてイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。 でも、大丈夫!全然そんなことないんですよ。 (シーカヤックとは、ざっくり言うと、パドルという櫂(かい)を使って、自分の力で水面をスイスイと漕ぎ進む、小さくて安定性の高いボートのことですね!カヌーと似ていますが、一般的にシーカヤックの方が海での使用に適していて、安定性が高いものが多いんです。)
心が躍った!あるご家族からの嬉しいリピート予約の物語
冒頭でも少しお話ししましたが、先日、ぼくの心を鷲掴みにする、とーっても嬉しい出来事がありました。 その日、三浦 海の学校のシーカヤックツアーに遊びに来てくれたのは、お父さん、お母さん、そして元気いっぱいの小学生の男の子がお二人と、おしゃれが大好きな保育園年長さんの女の子という、とっても賑やかで素敵な5人家族! 「湖とかでは何度かカヤックに乗ったことがあるんですけど、海で漕ぐシーカヤックは初めてなんです!」とお父さん。そして、今回のツアーの大きな目的の一つが、小学生のお兄ちゃんお二人が、それぞれ自分専用のシングル艇(ざっくり言うと、一人乗り用の、ちょっと本格的でシュッとしたデザインのカヤックですね!)に挑戦することだったんです!
お兄ちゃんたち、最初は「これがぼくの船だ!」と目をキラキラ輝かせて大張り切り! でも、いざ海に出てみると、初めてのシーカヤックは湖とは少し勝手が違ったようで、風にちょっぴり流されたり、思った方向にカヤックが進まなくてクルクル回っちゃったりして、少し苦戦している様子でした。「あれ~?難しいぞ~?」なんて声も聞こえてきたりして(笑)。 でもね、そこはさすが小学生!持ち前の運動神経と、新しいことへの吸収力は本当に素晴らしいんです。ぼくが「パドルをこう持って、水に入れる時はこの角度でね…」なんて、ほんの少しワンポイントアドバイスをすると、あっという間にコツを掴んで、ぐんぐん上達していくのが分かりました。 後半には、まるで兄弟で競争するように、お互いのカヤックを追いかけっこしながらスイスイと、見違えるほど力強く、そしてスピーディーに漕げるようになっていたのには、ぼくも、そしてすぐそばで見守っていたお父さんお母さんも、本当にビックリ!「すごいじゃないか!」「かっこいいぞー!」なんて、お父さんからの応援にも熱が入っていました。その成長ぶりは、見ていて本当に爽快でしたよ!
一方、一番小さなプリンセスである年長さんの女の子は、お母さんと一緒に、ゆったりと安定感のある2人乗りのタンデム艇(ざっくり言うと、二人で一緒に乗って漕げるカヤックのことです!)へ。 最初は、ゆらゆらと揺れるカヤックの感覚と、すぐ目の前に広がる水面に少しドキドキしたのか、お母さんの背中にギュッとしがみついて、ちょっと緊張気味でした。 でも、海の穏やかさと、お兄ちゃんたちがシングル艇で楽しそうに探検している姿をすぐ近くで見て安心したのかな? 後半になると、すっかりリラックスした表情になって、周りの景色をキョロキョロと楽しむ余裕も出てきました。そして、ついに「わたしもパドル持ってみたい!」と小さな手を伸ばし、お母さんと一緒に一生懸命パドルを漕ごうとチャレンジし始めたんです! その真剣な眼差しと、時折見せるはにかんだ笑顔、そして「ママ、見て!漕げてるよ!」と嬉しそうに報告する姿が、もう本当に可愛くて、可愛くて! ぼくの心は完全にメロメロでした(笑)。

そして、この日は本当にラッキーだったんです! なんと、潮の満ち引きのタイミングが絶妙で、大潮の満潮時にしかアプローチできない、ちょっとした秘密の入り江の奥にある、特別なビーチまで、みんなで探検に行くことができたんですよ! 普段は潮が引いていてカヤックでは入れないような浅瀬も、この時ばかりは十分な水深があって、まるで隠された通路を進んでいくようなワクワク感! カヤックを岸につけて上陸すると、そこはまるでプライベートビーチ。誰もいない静かな砂浜で、みんなで珍しい形の貝殻を探したり、潮だまりに隠れている小さな生き物をそーっと観察したり…。 「こんな綺麗な場所があったなんて知らなかった!」「自分たちだけで冒険してるみたいで、すっごく楽しい!」とお子さんたちはもう大興奮! お父さんお母さんも、そんな子供たちのキラキラした笑顔と弾む声を、本当に嬉しそうに、そして愛おしそうに見つめていました。その光景が、ぼくの心にも深く焼き付いています。
ツアーが終わって陸に上がった時には、ご家族みんなが、心地よい疲労感と、それを何倍も上回る達成感、そして満足感に満ち溢れた、本当に素敵な表情をされていました。 「シーカヤック、最高に楽しかったです!」
そして、その数日後。あの嬉しいリピート予約のお電話です! 「先日は本当にありがとうございました!もう、子供たちが『絶対にまたあのカヤック乗りたい!8月に行く!』って、家に帰ってきてから毎日大変なんです(笑)。なので、ぜひぜひ8月のこの日で予約をお願いします!」と。 いやぁ、もう、インストラクター冥利に尽きる、とはまさにこのこと! この「楽しかった!また来たい!」というお言葉と、ご家族の皆さんの笑顔が、ぼくたちにとって何よりの原動力であり、最高の喜びなんです。
なぜ「三浦 海の学校」のシーカヤックは家族みんなを笑顔にするの?
ぼくたちのシーカヤックツアーが、特にご家族連れのお客様に「本当に楽しかった!」と心から喜んでいただけて、そして「また来たい!」と思っていただけるのには、きっといくつかの理由があるのかな、と思っています。 それは、ただ単に景色が良いとか、アクティビティが珍しいとか、そういうことだけではない、もっと温かくて、もっと心に響く何かがあるからじゃないかな、と自負しているんです。
- 「初めてでも大丈夫!」をとことん追求した安心感 ぼくたちがツアーで使用しているシーカヤックは、幅が広くて安定性が抜群! ちょっとやそっとじゃひっくり返ることはまずありません。だから、シーカヤックが全く初めてという方や、小さなお子さん、泳ぎにあまり自信がないという方でも、安心して水上散歩を楽しんでいただけます。 「海のアクティビティって、なんだか難しそう…」「運動神経に自信がないんだけど、大丈夫かしら…」そんな不安を抱えている方にこそ、ぜひ体験してほしいんです。 出発前には、陸上でカヤックの乗り方、パドルの持ち方や漕ぎ方の基本、そして何よりも大切な安全に関するルールを、時間をかけて、分かりやすく丁寧にレクチャーします。「ちゃんとできるかな…」という不安を、ワクワク感に変えてからスタートできるよう、一人ひとりの表情を見ながら、ゆっくりと進めていきます。 そして、ぼくたちのホームグラウンドである諸磯の海は、深い入り江に守られているため、外海のウネリが入りにくく、年間を通して比較的波が穏やかな日が多いんです。まるで大きな天然のプールのようで、お子さんたちが怖がることなく、のびのびと海に親しむには最高のロケーションかもしれません。風が穏やかな日には、水面が鏡のように空を映し出して、まるで空の上を漕いでいるような、不思議な感覚を味わえることもありますよ。
- 子供たちの「できた!」が自信に変わる瞬間を大切に 小学生くらいのお子さんなら、少し練習すれば、お父さんやお母さんと一緒に2人乗りカヤックを漕いで、立派な「海の冒険家」の一員になれます!シングル艇に挑戦するお子さんには、その勇気を全力で応援します! 「見て!ぼくが漕いだらカヤックが進んだよ!」「あんな遠くの島まで行けたね!」 自分の力で何かを成し遂げたという達成感は、子供たちの目をキラキラと輝かせ、大きな自信を育んでくれるはずです。その自信は、きっと日常生活の他の場面でも、新しいことに挑戦する勇気に繋がっていくんじゃないかな、と思います。 もっと小さなお子さん(ぼくたちのツアーでは、だいたい3歳くらいからご参加いただいています!)の場合は、無理にパドルを漕がなくても大丈夫。お父さんやお母さんのすぐ隣で、カヤックに揺られる心地よさを感じたり、水面を渡る風を頬に受けたり、すぐそばを飛んでいく海鳥を指さしたり、透明な水の中を覗き込んで小さな魚を探したりするだけでも、きっと五感を刺激するとびっきりの体験になるでしょう。 「海って、こんなに面白いんだ!」そんな発見が、子供たちの心に新しい世界への扉を開くきっかけになるかもしれません。 ブレイク段落です。 ツアーの途中では、必ずと言っていいほど、子供たちが大好きな「浜辺での探検タイム」を設けています。カヤックを漕ぐのにちょっと飽きちゃったお子さんでも、ここではみんな目がランラン! 貝殻を集めたり、カニやヤドカリ、小さなエビなどの海の生き物を探したり、波打ち際でパシャパシャ水遊びをしたり。大人も童心に帰って、一緒になって夢中になっちゃう時間です。 ぼくたちは、常にお子さんの年齢や体力、その日のご機嫌(笑)、そしてもちろん海のコンディションを最優先に考え、決して無理強いすることなく、「楽しい!」という気持ちが続くように、コースや休憩のタイミングを柔軟にアレンジしています。「疲れたら、いつでも言ってね」「あそこの浜で、ちょっと長めに休憩しようか」そんな声かけも忘れません。
- 「手ぶらでOK!」だから、準備も後片付けもラクラク! 「家族でアウトドアって、なんだか道具を揃えるのが大変そう…」「車も大きくないとダメかしら…」 そんな心配は、三浦 海の学校のシーカヤックツアーには一切必要ありません! シーカヤック本体はもちろん、漕ぐためのパドル、安全のためのライフジャケット(これは小さなお子さん用から大人用まで、サイズも豊富にご用意し、必ず着用していただきます!)、その他必要な安全装備は、すべてこちらでご用意しています。 皆さんに持ってきていただくのは、基本的に、濡れても良い動きやすい服装(水着の上にTシャツ短パンなど、化繊のものが乾きやすくておすすめです)、タオル、帽子(日差しが強い日には必需品です!風で飛ばされないように紐付きが便利ですよ)、飲み物(熱中症対策に、夏場は特に多めに)、日焼け止め、そしてマリンシューズ(または濡れても良い、かかとが固定できるスポーツサンダル。ビーチサンダルはカヤック上で脱げやすく、岩場などで足を怪我する可能性もあるので、あまりおすすめできません)くらい。 「よし、明日は海に行こう!」と思い立ったら、本当に気軽な気持ちで、まるでピクニックに行くような感覚で遊びに来ていただけるんです。準備や後片付けの手間がほとんどない、というのも、忙しいお父さんお母さんにとっては嬉しいポイントかもしれませんね。ツアー後には、温水シャワーや更衣室もご利用いただけますよ。
- 三浦の豊かな自然を、カヤックの上から丸ごと体感! ぼくたちのシーカヤックツアーの魅力は、ただカヤックを漕ぐ技術を学ぶだけではありません。何よりも、この三浦半島が誇る、美しく豊かな自然を、カヤックという特別な乗り物の上から、全身で感じていただくことなんです。 海上をスイスイと進めば、陸上からでは決して見ることのできない、緑濃い断崖絶壁や、静かな入り江、ぽっかりと浮かぶ小さな島々といった、ダイナミックで美しい景色が目の前に広がります。 耳を澄ませば、カモメやトンビといった海鳥の鳴き声、ザブンザブンと岸壁に打ち寄せる波の音、そしてカヤックが進む時にパドルが水を掻く心地よい音…。 風向きが変われば潮の香りがふわりと漂ってきたり、太陽の光を浴びてキラキラと輝く水面がどこまでも続いていたり。 運が良ければ、カヤックのすぐそばをトビウオがピョーンと飛んでいったり、水面近くを小魚の群れがサーッと横切ったり、岩場にはカラフルなイソギンチャクやフジツボがびっしりついていたりするのを発見できることもあります。 「あそこに何かいる!」「見て見て、鳥が魚を捕まえたよ!」 そんな子供たちの興奮した声が、海の上に響き渡ることも少なくありません。 そして、ツアーのハイライトの一つが、地図には載っていないような、小さな無人の浜辺への上陸体験! まるで自分たちだけのプライベートビーチを見つけたような、ちょっとした冒険気分を味わえます。 都会の喧騒を離れて、こんな風にどっぷりと自然の中に身を置く時間は、きっと心と体をリフレッシュさせてくれるはずです。
- 「家族で力を合わせる」経験が、絆を強くする! ぼくたちが主に使用している2人乗りのシーカヤックは、前と後ろに乗る人が息を合わせてパドルを漕がないと、なかなかまっすぐ、そしてスムーズに進んでくれません。 「せーの!」「いち、に、いち、に!」「お父さん、ちょっと右に曲がりすぎだよ!」「わかった、こっちだね!」 親子で、夫婦で、あるいは兄弟姉妹で、声を掛け合い、励まし合い、時にはちょっとした意見のぶつかり合いも(笑)ありながら、力を合わせてカヤックをコントロールし、みんなで決めた目的地を目指す。 この「一緒に何かを成し遂げる」という体験は、言葉で説明するよりもずっと深く、家族の絆をより一層強く、温かいものにしてくれる、最高のスパイスになるんじゃないかな、とぼくは信じています。 無事に目的の浜辺に到着した時の達成感、そしてツアーを終えて陸に上がった時の爽快感は、きっと家族みんなにとって、忘れられない共通の思い出になるはずです!
ぼくがツアーで一番大切にしていること~安全と笑顔、そして心に残る温かい思い出作り~
ぼくがシーカヤックツアーを行う上で、何よりも一番大切にしているのは、もちろん皆さんの「安全」を確保することです。これは大前提。天候の判断、装備のチェック、緊急時の対応など、インストラクターとして万全の準備と注意を払っています。 でも、それと同じくらい、いや、もしかしたらそれ以上に大切にしているのが、「参加してくれた家族みんなが、心の底から笑顔になれる時間」を提供すること、そして「その時間が、いつまでも色褪せない、温かい思い出として心に残り続ける」ことなんです。
ただ単に、決められたコースを、時間通りに案内するだけ…そんな機械的なツアーには、絶対にしたくないんです。 その日の天気や海のコンディション、風の強さや向き、潮の流れ。そして何よりも、ツアーに参加してくださる皆さんの体力レベルやシーカヤックの経験度、お子さんの年齢やその日のご機嫌、そして「今日はこんなことをしてみたいな」「あんな景色が見てみたいな」というご要望。 そういったことを全て考慮しながら、時にはコースを少し変更したり、休憩時間を長めに取ったり、お子さんが喜びそうな磯遊びのポイントに立ち寄ったり…と、できる限り柔軟に、そして臨機応変にツアー内容をアレンジすることを心がけています。 「あっちの洞窟、ちょっとだけ探検してみようか?」「今日は波が穏やかだから、もう少しだけ沖の方まで漕ぎ出してみる?」「あそこの浜で、ちょっと長めに休憩して、みんなでおやつタイムにしようか!」 そんな風に、皆さんと積極的にコミュニケーションを取りながら、一緒に「今日という最高の1日」を作り上げていく。それが、ぼくの理想とするツアーの形です。 ぼくにとって、皆さんは単なる「お客様」ではなく、一緒に海を楽しむ「仲間」のような存在。だから、皆さんの「やってみたい!」という気持ちを最大限に尊重し、できる限りその実現のお手伝いをしたいと思っています。
目指しているのは、ツアーが終わって皆さんがお帰りになる時に、「あー、本当に楽しかったね!」「海ってこんなに気持ちいいんだね!」「三浦って、こんなに素敵な場所だったんだね!」「また絶対に家族みんなで来たいね!」って、家族みんなが同じ気持ちで、心からの笑顔で、そしてちょっぴりの感動と、たくさんの温かい思い出を胸いっぱいに抱えて帰路についていただけること。 そのお手伝いが少しでもできたなら、ぼくはインストラクターとして、こんなに幸せなことはありません。「ありがとう」の言葉と、皆さんの笑顔が、ぼくにとっての最高の報酬なんです。(共感ワード②)
シーカヤックが教えてくれる、教科書にはない大切なこと
三浦 海の学校のシーカヤック体験は、ただ単に「楽しい!」で終わるだけでなく、特に子供たちの心と体の成長にとって、たくさんの素晴らしい影響を与えてくれるんじゃないかな、とぼくは日々感じています。 それは、学校の教科書からはなかなか学べない、実体験を通して得られる、かけがえのない「学び」かもしれません。 ドキドキする冒険の中で、子供たちは知らず知らずのうちに、たくさんの大切なことを吸収していくんです。
自然への扉を開く、好奇心のスイッチオン!
目の前にどこまでも広がる広大な海、潮風に削られてできた不思議な形をした断崖、浜辺で見つける色とりどりの貝殻や、ちょこまかと動き回る小さなカニさんたち…。 本や図鑑、テレビの画面を通して見るのとは全く違う、自分の目で見、手で触れ、匂いを感じ、音を聞く…そんな五感をフルに使って直接触れるリアルな自然の姿は、子供たちの「知りたい!」「もっと見たい!」という純粋な好奇心を、強く、強く刺激します。 「あの鳥、なんていう名前なのかな?」「どうしてあんなところに、ぽっかりと洞窟が開いているんだろう?」「この貝殻、なんでこんなにツルツルしてるの?」 そんな素朴な「なぜ?どうして?」が、自然科学への興味や関心を育む、最初の、そしてとても大切な入り口になるかもしれないな、と思うんです。海図を広げて、「今ぼくたちがいるのはこの辺りだよ」なんて話をするだけで、子供たちの目はキラキラと輝き始めます。
言葉を超えたコミュニケーションが、親子の絆をぐっと深める!
シーカヤックの上では、親子がすぐ隣、あるいは前後に座って、同じ景色を見て、同じ風を感じ、同じ目標に向かって進みます。 「見て見て、あそこに大きな船が通ってるよ!」「お母さん、あっちにキラキラ光る魚がいた!」 普段の忙しい日常の中では、なかなかゆっくりと取れないような、濃密で温かい親子のコミュニケーションが、ごく自然に生まれるんです。 2人乗りカヤックなら、一緒にパドルを漕ぐことで、言葉にしなくても、お互いの頑張りや息遣い、リズムが伝わってきたり。「あ、今、お父さんちょっと疲れてるかな?ぼくが頑張って漕ごう!」なんて、子供なりの思いやりが芽生える瞬間もあるかもしれません。 「あっちの岩まで競争だ!」なんて、親子で笑い合う時間も、かけがえのない宝物ですよね。これは、親子の絆を、より深く、確かなものにしてくれる、すごく貴重な時間になるんじゃないでしょうか。
「できた!」の積み重ねが育む、挑戦する力と揺るぎない自己肯定感!
最初は「カヤックなんて乗れるかなぁ…」「海に落ちたらどうしよう…」と、ちょっぴり不安そうだったお子さんが、自分の力で一生懸命パドルを漕いで、カヤックがススーッと前に進んだ時の、あの達成感に満ち溢れた、誇らしげな顔! 「自分にもできた!」「自分で海の上を進めた!」 そんな小さな成功体験の積み重ねが、子供たちの自己肯定感を高め、「もっといろんなことに挑戦してみたい!」という、前向きな勇気を与えてくれます。 シングル艇に初めて挑戦した小学生のお兄ちゃんたちが、最初は風に苦戦しながらも、最後には力強く漕ぎきった時の自信に満ちた表情は、本当に頼もしく見えました。 「次は、もっと上手に漕げるようになりたいな!」「今度は、あの無人島まで行ってみたいな!」なんて、新しい目標が自然と生まれてくるかもしれません。その輝く瞳を見るのが、ぼくは何よりも楽しみなんです。
力を合わせる心地よさ、チームワークの大切さを、体で学ぶ!
2人乗りのシーカヤックは、まさに海の上に浮かぶ「小さなチーム」。 どちらか一方だけが一生懸命頑張っても、なかなか思うように進まなかったり、あらぬ方向に曲がってしまったりします。 前の人と後ろの人が、相手の力加減を感じながら、タイミングを合わせて、声を掛け合って、一緒に力を出す。 そうやって協力することで、初めてカヤックはスムーズに、そして力強く進んでいくんだ、ということを、頭で理解するのではなく、自分の体で直接感じ取ることができるんです。 これは、言葉で教えるよりもずっと深く、社会に出てからもすごく大切な、「チームワーク」や「協調性」、そして「相手を思いやる心」を学ぶ、素晴らしい原体験になるんじゃないかな、と思います。
大げさな言い方かもしれませんが、三浦の海でのシーカヤックという「小さな冒険」を通して、子供たちが何かを感じ取り、心も体もひとまわり大きく成長する、その貴重な瞬間のお手伝いが少しでもできたら、ぼくはインストラクターとして、本当に、本当に嬉しいです。
この夏、家族みんなで「海の冒険」に漕ぎ出しませんか?
ついつい、シーカヤックの魅力について熱く、そして長く語ってしまいましたが(笑)、結局のところ、ぼくが一番皆さんにお伝えしたいのは、「シーカヤックって、特別な体力や難しい技術がなくても、三浦の豊かな自然を家族みんなで満喫できる、本当に、本当に素晴らしいアクティビティなんですよ!」ということです。
一番大切なのは、「海で遊んでみたいな!」「家族みんなで、何か新しいことに挑戦してみたいな!」という、そのワクワクする好奇心と、ほんの少しの勇気。 そして、「この夏は、最高の思い出を作るぞ!」という、その前向きな気持ちです。
ここ「三浦 海の学校」では、そんな皆さんの「はじめの一歩」を、そして「忘れられない最高の1日」を、全力で、心を込めてサポートさせていただきます! この夏、都会の喧騒や日頃の忙しさをちょっとだけ忘れて、キラキラと太陽の光が反射する三浦の美しい海の上で、家族みんなで力を合わせてシーカヤックを漕ぎ、一生の宝物になるような、かけがえのない思い出を作りませんか?
「うちの子、まだ小さいんだけど、本当に大丈夫かしら…?」 「運動神経には、正直まったく自信がないんだけど…」 「どんな準備をしていけばいいのか、具体的に教えてほしいな」 そんな不安や疑問、あるいは「こんなことしてみたいんだけど、できるかな?」といったご要望も、どうぞ遠慮なく、ぼくにぶつけてみてください。 皆さんのご家族構成や体力、ご希望などをじっくりお伺いした上で、一番安心して、そして一番楽しめるシーカヤック体験プランを、一緒に考えさせていただきます。
まずは、お気軽にご相談くださいね。 皆さんと、そして皆さんの大切なご家族と、この素晴らしい三浦の海でお会いできるのを、心の底から楽しみにしています!
三浦 海の学校 ご紹介
ぼくがインストラクターとして、そして代表として日々奮闘している「三浦 海の学校」は、神奈川県の三浦半島南部、風光明媚な諸磯(もろいそ)という小さな漁港のすぐそばにある、アットホームなダイビングとシーカヤックとSUP、スノーケリングなどマリンアクティビティのスクールです。 都心から電車や車で約1時間半~2時間とアクセスも良く、日帰りで気軽に本格的な海のアクティビティを楽しんでいただけますよ。「関東近郊で家族で楽しめる場所を探しているんだけど…」という方にもぴったりです。 「ダイビングを始めてみたいけど、講習についていけるか不安…」「久しぶりにダイビングを再開したいけど、スキルを忘れちゃった…」「家族みんなで、子供も一緒にシーカヤックに挑戦してみたい!」 そんなあなたの「やってみたい!」という気持ちに、経験豊富なインストラクター(はい、ぼくです!)が、安全第一はもちろんのこと、何よりも「楽しかった!」と思っていただけるように、親切丁寧に、そして時にはユーモアも交えながら(笑)、全力で寄り添います。 シーカヤックツアーは、今回ご紹介したように、初心者の方やお子様連れのご家族に特に大人気です。主に活動する諸磯湾は、外海から守られた穏やかな入り江なので、初めての方でも安心してご参加いただけます。カヌーとはまた違った、海ならではの開放感を味わえますよ。 ダイビングについては、専用のダイビングプールもスクール敷地内に完備していますので、いきなり海に出るのが怖いという方でも、まずは足の着く安全なプールで、ご自身のペースでじっくりとスキルを練習してから、海へステップアップできますよ。体験ダイビングから本格的なライセンス取得コース、ブランクダイバー向けの復習コース、そして上級者向けのファンダイビングまで、幅広く対応しています。 三浦の豊かな自然の中で、最高の笑顔と感動の思い出作りのお手伝いができれば、それがぼくたちにとって何よりの喜びです。 詳しくは、ぜひ「三浦 海の学校」のウェブサイトをご覧くださいね。ツアーの詳しい内容や料金、お客様の声なども掲載しています。 三浦 海の学校 公式サイトはこちら!
Kindle Unlimitedで読める!吉田のちょっぴりマニアックな(?)電子書籍紹介
実はぼく、ダイビングやシーカヤック、そして三浦の海の魅力などについて、ちょこちょこと電子書籍も執筆していまして、AmazonのKindle Unlimited(月額制の読み放題サービスですね!)で、いくつか読んでいただけるんです。 ダイビングの基本的な知識や安全管理について、ちょっと深く掘り下げて解説した本。 三浦の海で見られる、ユニークで可愛い海の生き物たちを紹介した、ちょっぴりマニアックな図鑑風の本。 そして、今回熱く語らせていただいたシーカヤックの魅力や、家族で楽しむためのお役立ち情報などをまとめた本も、これからどんどん出版していきたいな、と計画中です。海遊びのヒントが見つかるかもしれません。 海に出かける前の予習として、あるいは、雨の日にお家でのんびり過ごす時のお供として、もしよかったら、ぼくの本もチラッと覗いてみてくださいね。皆さんの海への好奇心を、さらにかき立てることができたら嬉しいです! 吉田哲司のKindle電子書籍ラインナップはこちらから!
【FAQ】三浦 海の学校 シーカヤック体験 よくあるご質問
Q1: シーカヤック初心者で、子供も小さいのですが、本当に家族みんなで楽しめますか?
もちろんです!心からそう断言できます!三浦 海の学校のツアーは、まさに初心者の方や小さなお子様連れのご家族にこそ体験していただきたいと考えてプログラムを組んでいます。使用するシーカヤックは、安定性が非常に高くて転覆しにくいタイプを選んでいますし、出発前には陸上で、パドルの持ち方から漕ぎ方、カヤックの乗り降り、そして安全に関する大切なルールまで、分かりやすく丁寧にご説明します。主に活動する諸磯湾は、外海の影響を受けにくい穏やかな入り江なので、まるで湖のように静かな日も多いんですよ。お子様の年齢や体力、その日の海のコンディションをしっかりと見極めて、無理のない、そして「楽しい!」が最優先のコースをご提案します。途中での休憩や、浜辺での磯遊び、生き物観察などもたっぷり取り入れますので、小さなお子様でも飽きさせません。「子供がこんなに喜ぶなんて思わなかった!」「家族みんなで最高の笑顔になれました!」というお声を、本当にたくさんいただいていますので、どうぞご安心くださいね。
Q2: 予約はいつ頃までにすれば良いですか?持ち物について、もっと詳しく教えていただけますか?
ご予約は、お電話や当スクールの公式LINE、ウェブサイトのお問い合わせフォームなどから承っております。特に週末や祝日、そして夏休み期間(7月~9月頃)は混み合うこともございますので、ご希望の日程がお決まりでしたら、できるだけお早めにご連絡いただけますと、ご予約が取りやすくなります。もちろん、直前でも空きがございましたら喜んでお受けいたしますので、まずはお気軽にお問い合わせくださいね。 持ち物につきましては、基本的には、濡れても良い動きやすい服装(水着の上に化繊のTシャツや短パン、ラッシュガードなどがおすすめです。ジーンズのような綿製品は濡れると重くなり乾きにくいので避けた方が良いかもしれません)、タオル、帽子(風で飛ばされないように紐付きが便利です)、飲み物(ペットボトルなどで十分です)、日焼け止め、そしてマリンシューズ(または濡れても良い、かかとが固定できるスポーツサンダル。ビーチサンダルはカヤック上で脱げやすいので、あまりおすすめできません)などをご用意いただければ大丈夫です。ライフジャケットやパドル、シーカヤック本体など、専門的な用具は全てこちらでご用意いたしますので、本当に手ぶらに近い感覚でお越しいただけますよ。詳しくは、ご予約をいただいた際に、改めてメールなどで持ち物リストをお送りしています。
Q3: 天候が悪くてもツアーは開催されますか?キャンセルポリシーについて教えてください。
ぼくたちが何よりも大切にしているのは、皆さんの安全です。そのため、当日の天候や海のコンディション(強風、高波、雷、濃霧など)を慎重に判断し、海上での活動が危険と判断される場合は、残念ながらツアーを中止とさせていただくことがございます。その際は、ツアー開始時間の2~3時間前、あるいは前日の夕方までには、代表者の方へお電話またはメールにてご連絡し、日程の変更やキャンセル(もちろんキャンセル料は発生しません)のご相談をさせていただきます。小雨程度で、風や波が穏やかな場合は開催可能なことも多いですが、その際もお客様のご意向を尊重いたします。 お客様のご都合によるキャンセルの場合は、ツアー日の前日まではキャンセル料はいただいておりませんが、ツアー当日のキャンセル(天候理由による中止を除く)につきましては、ツアー料金の100%をキャンセル料として申し受ける場合がございます。ただし、ご病気や急なご不幸など、やむを得ない事情の場合は柔軟に対応させていただきますので、その際は正直にご相談いただければと思います。詳しくはお問い合わせください。
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