
Cカードの次は「AI」カード?ダイバーにこそ知ってほしい、人生がもっと面白くなる新しいスキルの話
こんにちは!
神奈川県の三浦で「三浦 海の学校」というダイビングスクールをやりながら、日々、海の面白さや奥深さに感動している吉田です。
ダイビングって、本当に最高の趣味ですよね。 初めてCカードを手にして、バディと一緒に水中世界を探検できた時の、あの言い表せないほどのワクワク感。
そして、アドヴァンスやレスキュー、各種スペシャルティ…と、新しいスキルを身につけるたびに、見られる景色が変わり、楽しさがどんどん深まっていく。
この感覚、ダイバーの皆さんならきっと分かってくれるんじゃないかな、と思います。 でも、もし、そのワクワクするような「新しいスキル」が、海の中だけじゃなく、陸の上にもあるとしたら…?
今日は、ダイバーであるぼくが、なぜ全く違う世界の「AI」に夢中になり、皆さんにその面白さを伝えたくなったのか、その理由と、AIが皆さんの人生をどう豊かにしてくれる可能性があるのかについて、少し長くなりますがお話ししたいと思います。
なぜ海の男がAIに? 好奇心が繋いだ二つの世界
ぼくがAIにハマった、たった一つのシンプルな理由
「なんでダイビングのインストラクターがAIの話を?」 そう不思議に思うかもしれませんね。無理もありません。ぼく自身、数年前まではAIなんて、自分とは全く関係のない、遠い世界の話だと思っていましたから。
ぼくがAIに興味を持ったきっかけは、実はすごくシンプルです。 それは、ぼくらダイバーが持っている**「尽きない好奇心」 **、ただそれだけだったんです。
ぼくたちは、まだ見たことのない水中世界に憧れ、知らない生き物に出会い、新しいスキルを身につけることに喜びを感じますよね。 常に未知なるものへの探求心を持っている。
ぼくもその一人で、2023年頃から、世の中を大きく変えつつある「AI」というものに、ダイビングと同じような「未知へのワクワク感」 を感じずにはいられなくなりました。 「これって一体何なんだろう?」「どういう仕組みなんだろう?」「使いこなせたら、何ができるようになるんだろう?」
その好奇心からAIについて学び始めたら、もう面白くて止まらなくなってしまったんです。
それはまるで、オープンウォーターダイバーが、アドヴァンス、レスキュー…とステップアップしていく感覚に、すごく似ていました。知れば知るほど奥が深く、できることが増えるたびに、見える世界がガラリと変わっていく。 海の中の冒険と同じくらい、エキサイティングな冒険が、そこにはありました。
ダイビングとAI、実はこんなに似ているんです
一見、全く接点のないように見えるダイビングとAIですが、深く知れば知るほど、その根底には驚くほど多くの共通点があることに気づきました。
例えば、**「未知への探求」 **という点。 ぼくらはレギュレーターという道具を使って、本来人間が立ち入れない水中世界を探検しますよね。AIも同じで、人間の脳だけでは処理しきれない膨大な情報や複雑な問題を解決するための「新しい道具」であり、これを使うことで、これまで見えなかった新しいアイデアや可能性の世界を探検できるようになります。
**「計画と準備の重要性」 **もそっくりです。 安全なダイビングに、しっかりとした「ダイブプラン」や器材のチェックが欠かせないように、AIを効果的に使うにも、「プロンプト」と呼ばれるAIへの的確な指示や、目的に合わせた準備がすごく重要になります。行き当たりばったりでは、その真価を発揮できないんです。
そして、何よりも**「バディの存在」です。 ダイビングでは、信頼できるバディの存在が安全と楽しさの要ですよね。AIもまた、正しく付き合えば、ぼくたちの思考を助け、アイデアを広げてくれる、最高の「知的バディ」 **になってくれるんです。
こんな風に考えてみると、AIって、なんだか少し身近に感じてきませんか? ぼくは、ダイバーならではの探求心や計画性、そしてバディシップの考え方は、AIという新しいツールを学び、使いこなす上で、大きなアドバンテージになるんじゃないかとさえ思っています。
「知ってる」 けど「使ってない」…日本のAI事情ともどかしさ
日本でAIを使っている人は、たったの〇%?
ぼくがAIの面白さにのめり込む一方で、ある「もどかしさ」 も感じていました。 それは、日本のAI利用に関する、ちょっと寂しい現実です。
ニュースやネットで「AI」という言葉を見ない日はないくらい、認知度は高まっていますよね。 でも、とある調査によると、日本のビジネスパーソンのうち、生成AI(文章や画像を作ってくれるAIのことですね)を「日常的に使っている」と答えた人は、まだ全体の10%にも満たないそうなんです。
ざっくり言うと、**10人中9人以上が、AIを「知ってはいるけど、使ってはいない」**というのが、今の日本の現状なのかもしれません。
一番の壁は「何から学べばいいかわからない」こと
なぜ、こんなにも使われていないんでしょうか? 「自分には関係ない」「仕事で必要ない」 という人もいるでしょう。でも、ぼくが周りの人たちと話していて一番強く感じる理由は、これなんです。
「AIに興味はあるし、便利そうだけど、何からどうやって学んだらいいのか、さっぱり分からない」
まさにこれです。 情報が多すぎて、何が本当か分からない。 専門用語が難しくて、見るだけで疲れてしまう。 「今さら聞くのも恥ずかしい…」 と感じてしまう。
その結果、多くの人が「面白そうだけど、まあいっか」 と、一歩を踏み出せないでいる。 この状況が、すごくもったいない! と感じずにはいられませんでした。
それなら、ぼくが「最初の道しるべ」になろう
この「学びの場がない」 という課題を、どうにかできないか。 ぼくはダイビングのインストラクターとして、全く泳げなかった人が水に親しみ、ライセンスを取って、楽しそうに水中世界を冒険していく姿を、何度も見てきました。
その経験から、「ダイビングを教えるように、AIの楽しさや使い方を伝えられたら、きっと多くの人の役に立てるはずだ」 と考えるようになりました。
難しい専門用語は、身近なたとえ話にかみ砕いて。 失敗を恐れずに、まずは「使ってみる」ことから始める。 一人で悩まず、仲間と一緒に「これってどうやるの?」 と聞き合える。
そんな、安全で、楽しくて、誰でも気軽に始められる「学びの場」 を作りたい。 その想いが、今回AI学習サロン【AquaBit SALON】を立ち上げた、一番の理由です。
知識ゼロからOK!AI学習サロン【AquaBit SALON】でできること
必要なのは「やってみたい!」という気持ちだけ
「でも、パソコンとか苦手だし、知識もないし…」 ご安心ください。このサロンは、まさにそんなあなたのための場所です。
参加するにあたって、AIに関する専門知識やスキルは一切必要ありません。 必要なのは、Cカードを取りたいと思った時のような「やってみたい!」 という、ほんの少しの好奇心だけです。
基本の「き」 から最先端まで!最短で学べるロードマップ
サロンでは、AI初心者の方が、遠回りせずに、最短距離で「使える」ようになるためのロードマップを用意しました。
まずは、ChatGPTに代表されるAIとの上手な付き合い方や、日常で使える便利な指示の出し方といった、**基本の「き」 **からスタートします。
そして最終的には、**「Vibe Coding(ヴァイブ・コーディング)」**と呼ばれる、今話題の最先端スキルまでお伝えします。 ざっくり言うと、これは自分の感性や「こんな感じ!」というフワッとした雰囲気をAIに的確に伝えて、具体的なアイデアや文章、企画などを形にする、ちょっと魔法のようなテクニックのことです。
まるでダイビングの講習のように、ステップ・バイ・ステップで、誰でも無理なく、楽しくスキルアップできる内容になっています。
ダイビングライフがもっと豊かになるAI活用術(例)
AIを使いこなせるようになると、ぼくらのダイビングライフも、もっと豊かで快適になるかもしれません。
例えば…
- 計画がもっと楽しく! 「次の3連休、予算10万円で、初心者でも楽しめる伊豆のダイビング旅行プランを3つ提案して!」 なんてAIに丸投げ!宿や交通手段のリサーチから、現地の見どころまで、優秀なアシスタントが瞬時にまとめてくれます。
- 記録がもっと楽になる! 撮りためた大量の水中写真の中から「ウミウシが写っている写真だけを自動でフォルダ分けして」 とAIに指示。面倒な整理作業から解放されます。
- 学びがもっと深くなる! ログブックを見ながら「今回見たこの魚、なんて名前? どんな生態なの?」とAIに質問すれば、すぐに詳しい情報が手に入ります。あなたの専属の生物博士になってくれるかもしれません。
アイデア次第で、活用の可能性は無限に広がっていきます。
AIは「仕事を奪う怖いもの」 ?いいえ、最高の「バディ」です
面倒なことはAIに任せて、ぼくらは「楽しむ」に集中しよう
AIの話をすると、「人間の仕事を奪う、怖いもの」というイメージを持つ人もいるかもしれません。 でも、ぼくはそうは思いません。
AIは、ぼくらが苦手だったり、面倒だと感じたりする作業を、圧倒的なスピードで肩代わりしてくれる、超優秀なアシスタントです。 そのおかげで生まれた時間や心の余裕を、ぼくらは、もっと創造的で、人間らしい「楽しむ」という活動に使うことができるようになるんです。
情報収集やリサーチはAIに任せて、ぼくらはもっと「どんなダイビングをしようか?」 とワクワクすることに時間を使う。 そんな未来が、すぐそこまで来ています。
新しいスキルは、人生の可能性を広げる「お守り」になる
変化の激しい、これからの時代。 一つのスキルだけでなく、新しいスキルを身につけておくことは、あなたの人生の選択肢を増やし、未来への不安を減らしてくれる、大切なお守りになるはずです。
ダイビングスキルが、あなたに素晴らしい水中世界を見せてくれたように、 AIという新しいスキルは、あなたの仕事や日常生活に、これまでとは全く違う景色を見せてくれるかもしれません。
Cカードを取った時のように、新しい世界の扉を開く、あのワクワク感をもう一度味わってみませんか? ぼくが、あなたの最初のバディとして、全力でサポートします。
◆ AquaBit SALON で、新しい冒険を始めませんか? 海を愛するあなたの好奇心を、お待ちしています!
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