三浦 海の学校のブログ
灼熱のドライスーツ講習!?ベテランとチャレンジャー、リピーターさんに感謝の一日!

灼熱のドライスーツ講習!?ベテランとチャレンジャー、リピーターさんに感謝の一日!

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こんにちは!

三浦 海の学校の吉田です。

8月24日、今日の三浦は、じりじりと太陽が照りつける、まさに真夏日! 陸にいるだけで汗が噴き出してくるような、灼熱の一日でした。

そんな暑さの中、「三浦 海の学校」には、嬉しいことに、お二人のかけがえのないリピーターさんが、笑顔で遊びに来てくれたんです。 一人は、のんびりと三浦の海を楽しむベテランダイバーさん。

そしてもう一人は、この暑さの中、あえて「ドライスーツ」の講習に挑む、情熱あふれるチャレンジャーさん。

目的は違えど、お二人とも、一度ここで生まれたご縁を大切に、またこの場所に戻ってきてくれた、大切な「海学ファミリー」 です。 そんな皆さんと再会できる喜びを噛みしめながら、今日も最高の海へとご案内してきました!

今日の海況は、水温が23度から25度と、まだまだ暖かい夏の海。透明度は5mほどで、水中散歩には十分なコンディションでしたよ。

ベテランの余裕!Oさんとのんびり2ビーチファンダイビング

まず午前中に遊びに来てくれたのは、ベテランダイバーのO様。 前回ご利用いただいたのが2024年の10月とのことなので、約10ヶ月ぶりの再会です! 「お久しぶりです!」と、変わらない笑顔を見せてくれて、ぼくも本当に嬉しくなりました。

O様は、これまでの経験本数がなんと250本ほど! もう、どんな海でも落ち着いて、自分のペースで楽しむことができる、大ベテランです。

今回は、2ビーチでのんびりとファンダイビングを楽しみたい、とのリクエスト。 ガイドは、海学の頼れるスタッフ、「しもしも」 が担当させていただきました。

さすがはO様、エントリーも、水中での動きも、すべてがスムーズで、本当に余裕が感じられます。

そして、そんなリラックスしたダイバーの元には、海の幸運も舞い込んでくるのかもしれません。

なんと、今日のダイビングで、巨大なアカエイに遭遇したとのこと!

アカエイは、三浦の海では比較的よく見られるエイの仲間ですが、「巨大」となると、なかなかお目にかかれるものではありません。 しもしもの話によると、まるで大きな座布団が、砂地の上を悠々と滑空していくような、とてつもない迫力だったそうです。 いやー、羨ましい!ぼくも見たかった!(笑)

こうして、久しぶりの三浦の海を、心ゆくまで満喫していただけたようで、ぼくも本当に嬉しいです。 O様、またいつでも、このホームグラウンドに帰ってきてくださいね!

灼熱の挑戦! IさんのドライスーツSP講習!

そして、今日のもう一人の主役が、Iさんです。 Iさんは、今年の6月に、OWD講習とAOW講習をセットプランで受講してくれたばかり。ダイビングの楽しさに目覚め、そこからものすごいスピードで、次のステップへと進もうとしている、情熱あふれるダイバーさんなんです。

なぜ、この真夏にドライスーツ?

そんなIさんが、今回挑戦してくれたのが、「ドライスーツ・ダイバー・スペシャルティ・コース」 。

「ドライスーツ」とは、ざっくり言うと、体が水に濡れないように作られた、保温性抜群のスーツのこと。主に、水温が低い時期に、寒さを感じずに快適なダイビングをするために使います。

…そう、主に「水温が低い時期」 に。 今日の、この灼熱の天気の中で、です(笑)。

陸上で着るだけでも汗だくになるドライスーツ。 なぜ、Iさんは、あえてこの季節に講習を受けようと思ったのか。 その理由は、とっても賢明で、計画的なものでした。

「どうせなら、本格的に寒くなる前に、余裕を持って使い方をマスターしておきたいんです。そうすれば、秋や冬も、快適にダイビングを続けられますからね」

素晴らしい! その、先を見据えた向上心と、ダイビングへの情熱。 ぼくは、心から尊敬します。

陸では汗だく、水中では快適!

とはいえ、やっぱり陸上は暑い!(笑) スーツを着て、器材をセッティングするIさんの額からは、汗がポタポタと流れます。 「いやー、これはすごいですね…早く水に入りたいです…」

その気持ち、痛いほどよく分かります(笑)。

そして、いよいよ水中へ。 最初は、久しぶりのダイビングと、慣れないドライスーツの感覚に、少しだけ呼吸が乱れてしまう場面もありました。 ウェットスーツとは違う、スーツ内部の空気の層がもたらす、独特の浮遊感。 それに戸惑うのは、誰でも通る道です。

でも、一度潜降してしまえば、そこからはIさんの独壇場でした。 OWD講習の時から光っていた、抜群のセンス。 それは、ドライスーツを着ても変わりません。

スーツへの給気(空気を入れること)や排気(空気を抜くこと)も、ぼくのアドバイスに、すぐに的確な操作で応えてくれます。 後半には、浮きすぎず、沈みすぎず、水中でピタッと体を安定させる、ドライスーツでの浮力コントロールも、すっかり自分のものにしていました。

ウェットスーツとは違い、ドライスーツは、スーツ内の空気も浮力に影響するため、少しだけ操作が複雑になります。でも、Iさんはその感覚を、驚くほどの速さで掴んでくれました。 本当に、お見事です!

OWDライセンスを取った次のステップ、あなたなら何に挑戦しますか? 「三浦 海の学校」では、ドライスーツ講習はもちろん、あなたの「もっと楽しみたい!」を叶える、たくさんのスペシャルティ・コースをご用意しています。 いつでもお気軽にご相談くださいね。

嬉しい再会と、夏の使者

こうして、ベテランのO様、そしてチャレンジャーのIさんと、それぞれに充実した時間を過ごした今日。 ぼく自身も、水中散歩をしながら、嬉しい出会いがありました。

今年も、会えました! 夏の使者、ハタタテダイです。

本来は南の暖かい海に住んでいる、白と黒の美しい縞模様と、長く伸びた背びれが特徴の、優雅なチョウチョウウオの仲間。彼らが、黒潮に乗って、こうして夏の三浦の海まで旅をしてきてくれるんです。 この子たちの姿を見かけると、「ああ、今年も本格的な夏が来たんだなぁ(そして、もうすぐ終わりなんだなぁ)」と、季節の移ろいを感じて、なんだか嬉しくなります。

ベテランダイバーのO様。 めきめきと上達していくIさん。

そして、今年も変わらず会いに来てくれたハタタテダイ。

リピーターの皆さんが、こうして「おかえりなさい」 と帰ってきてくれること。 季節が巡り、海の中の仲間たちと、また再会できること。

一つ一つのご縁と、海の恵みに、心から感謝した一日でした。 ぼくにとって、こうして戻ってきてくれる皆さんの存在こそが、何よりの宝物です。

O様、Iさん、今日は本当にありがとうございました! またいつでも、このホームグラウンドで、お二人の笑顔に会えるのを楽しみにしています!

◆ 三浦 海の学校ってどんなところ? 都心から日帰りで楽しめる、アットホームなダイビングスクールです。 あなたの「やってみたい!」を、全力で応援します! 三浦 海の学校 紹介ページ

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