
月イチダイバーSさんの新たな一歩!マイ器材購入を決断した、特別な一日。
こんにちは!
三浦 海の学校の吉田です。
8月19日の三浦は、夏の終わりの穏やかな空気が流れる、心地よい一日でした。 「三浦 海の学校」をオープンして、インストラクターとして日々海に潜っていると、本当にたくさんの嬉しい瞬間に出会います。
初めてダイビングに挑戦する方が、水中で最高の笑顔を見せてくれた時。 苦手なスキルを克服して、大きな自信を掴んでくれた時。
そして、一度ここでライセンスを取得してくれたゲストが、「ただいま!」 と、また遊びに来てくれる時。 ぼくたちスクールにとって、これほど幸せなことはありません。
今日という一日は、そんな大切な「海学ファミリー」の一人が、ダイバーとして大きな、そして素晴らしい一歩を踏み出した、記念すべき一日になりました。
ちなみに今日の海況は、水温24度、透明度は6m。 夏の賑やかさが少し落ち着いた、穏やかな海が、まるでSさんの新たな門出を、静かに祝ってくれているようでした。
月に一度のお楽しみ!Sさんとのファンダイビング
海学ファミリー、大切な仲間です
今日の主役は、Sさん。 2年前に、この「三浦 海の学校」でOWD(オープン・ウォーター・ダイバー)ライセンスを取得されました。
そして、その日から、本当に毎月一回のペースで、欠かさずに潜りに来てくれているんです。
「今月も来ましたー!」と、いつも明るい笑顔でスクールのドアを開けてくれるSさん。 ぼくたちにとって、もうすっかり、なくてはならない大切な仲間の一人です。
こうして、ダイビングを特別なイベントとしてだけでなく、ライフスタイルの一部として、定期的に楽しんでくれる。その姿を見られるのは、インストラクター冥利に尽きます。 本当に、いつもありがとうございます!
富士山登頂!アクティブなSさんの休日
ダイビングの準備をしながら、陸でおしゃべりする時間も、ぼくの大好きなひとときです。 今日は、Sさんから、とっても素敵な話を聞かせてもらいました。
「この間のお休み、主人と富士山に登ってきたんですよー!」
ええーっ! すごい! 聞けば、夜通し歩いて、山頂で美しいご来光を拝んできたとのこと。雲海の上に太陽が昇ってくる、あの言葉にならないほどの絶景の話を、本当に楽しそうに聞かせてくれました。
「大変でしたけど、登りきった時の達成感は、もう最高でした!」 そう語るSさんの目は、キラキラと輝いていました。
いいなぁ、富士山。 その話を聞きながら、ぼくは自分の子どもたちの顔を思い浮かべていました。 いつか、もう少し大きくなったら、ぼくも子どもたちを連れて、あの山に登ってみたいな。
そして、日本一の場所から見える、あの特別な景色を、一緒に見てみたいな…。 そんなことを、しみじみと考えてしまいました。
ダイビングだけでなく、登山にも挑戦する。Sさんのアクティブで、人生を思いっきり楽しんでいる姿に、ぼくもいつもたくさんの元気と刺激をもらっています。
ついに決断の時!「マイ器材」という、新たな相棒
さて、そんな楽しいおしゃべりの後、今日もSさんと一緒に三浦の海をのんびりと楽しんできました。 月に一度のペースで潜っているだけあって、Sさんのスキルはどんどん上達しています。もうすっかり、海の中が自分の庭、というような落ち着きっぷりです。
そして、ダイビングが終わって、お店でログ付け(潜水記録をつけること)をしていた時。 Sさんが、ふと、こう切り出したんです。
「吉田さん、わたし、ついに器材、買おうと思います!」
ついに! ぼくは、その言葉を待っていました!
なぜ「自分の器材」 を持つことが大切なのか?
Sさんのように、定期的にダイビングを続けるようになると、多くの方がこの「マイ器材を持つかどうか」 という選択にたどり着きます。 もちろん、レンタル器材にも「手軽」「保管場所に困らない」 といったメリットはあります。
でも、ダイビングを「一生モノの趣味」として、もっと安全に、もっと快適に、そしてもっと深く楽しんでいきたい、と考えた時、「自分の器材=マイ器材」を持つことのメリットは、本当に、計り知れないほど大きいんです。
このブログを読んでくれている、未来のSさんかもしれないあなたのために、少しだけ、その理由をお話しさせてくださいね。
① 安全性:何よりも、自分の命を守るために
これは、一番大切なポイントです。 レンタル器材は、もちろんプロがしっかりとメンテナンスしていますが、毎回違う器材を使うことになります。 でも、マイ器材なら、常に「同じもの」を使えます。
- 完璧なフィット感:自分の体にぴったり合ったBCD(浮力調整ジャケット)やマスクは、水中で余計なストレスを感じさせません。
- 変わらない操作感:いざという時に、「あれ、空気を入れるボタンどっちだっけ?」 なんて迷うことはありません。体が覚えているので、無意識に、そして確実な操作ができます。
- 自分で管理する責任感:自分の命を預ける大切な道具を、自分自身で洗浄し、保管し、メンテナンスに出す。このプロセスを通じて、安全への意識が自然と高まっていくんです。
② 快適性:「着る」 から「纏う」へ
体に合わないレンタルスーツで、水中で少し寒い思いをしたことはありませんか? サイズが合わないBCDのせいで、水中で体がぐるぐると回ってしまった経験は?
マイ器材は、まるでオーダーメイドのスーツや、履き慣れた靴のように、あなたの体の一部になります。 器材を「着る」という感覚から、ストレスなく「纏(まと)う」 という感覚へ。 この快適さは、水中でリラックスし、余計な空気を使わず、ダイビングそのものに集中するために、本当に重要なんです。
③ 上達への近道:体が、感覚を覚えていく
特に、ダイビングの華とも言える「中性浮力」。 いつも同じ器材を使っていると、「このBCDなら、このくらい空気を入れたら、ちょうどいい感じになるな」という、繊細な感覚が、体に染み付いていきます。 器材が変わるたびに、その感覚をリセットする必要がないので、スキルの上達スピードが、格段に速くなるんです。
④ 愛着とモチベーション:「相棒」と、次の海へ
そして、これが意外と大きいかもしれません。 自分で選び、手入れをした器材には、自然と「愛着」 が湧いてきます。 それは、単なる「道具」ではなく、共に冒険をする、かけがえのない「相棒」 のような存在に変わっていくんです。
「この相棒と一緒に、次はどこへ行こうかな?」 「今度のお休みに、ピカピカに磨いてあげよう」
そんな風に思うだけで、ダイビングへのモチベーションは、さらに上がっていくはずです。
無数の選択肢から、最高の一つを。「吉田チョイス」 にお任せあれ!
Sさんの決断の理由は、まさにここにありました。 「毎月潜りに来ているし、これからもっと楽しむためにも、やっぱり自分のものが欲しいなって。それに、吉田さんがいつも『安全、安全』って言うから(笑)」
嬉しいことを言ってくれます(笑)。
とはいえ、ダイビング器材には、本当に星の数ほどのメーカーやモデルがあります。 車のディーラーを何件もハシゴするようなもので、初心者の方が、その中から自分にぴったりの一台、いや、一式を選ぶのは、至難の業です。
そこで、僭越ながら「吉田チョイス」 の出番、というわけです! ぼくは、Sさんと一緒にカタログを広げ、こんなことを考えながら、最高の「相棒」 選びをお手伝いさせていただきました。
「Sさんのダイビングスタイルは、のんびり生物観察が中心。だから、器材も軽くて、操作がシンプルで分かりやすいものがいいな」 「女性の体にフィットしやすい、専用モデルを選んであげたい」 「でも、これからAOW(アドヴァンス)講習など、ステップアップしていくことも考えて、少しだけ拡張性のあるモデルも候補に入れよう」
一つ一つの器材の特徴を説明し、色やデザインの好みも聞きながら、Sさんが心から「これがいい!」と納得できる組み合わせを、一緒に見つけ出すことができました。
「ダイビングライセンスは取ったけど、器材ってどう選べばいいの…?」
そんなお悩みをお持ちの方、いつでもお気軽にご相談ください! あなたのダイビングスタイルやご予算に合わせて、最高の「相棒」 探しを、全力でお手伝いしますよ。
新しい相棒と、どこまでも広がる青い世界へ
すべての注文を終えたSさんの顔は、「大きな買い物をしちゃった!」というドキドキと、「これから、どんな世界が待っているんだろう!」 というワクワクで、本当に輝いていました。
「届くのが、待ちきれないです!」
その言葉が、すべてを物語っていますよね。
もちろん、新しい器材が届いたら、それで終わりではありません。 次は、その新しい相棒の使い方に、しっかりと慣れるための時間が必要です。 「届いたら、まずはプールでじっくり『器材セッティング講習』をしましょうね!自分の器材を、自分の手で組み立てて、水中で使い心地を試してみる。 それも、すごく楽しい時間ですよ」
そんな、次の約束もさせてもらいました。
新しい相棒を手に入れたSさんのダイビングライフは、これから、もっともっと色鮮やかに、もっともっと自由に、そして、もっともっと安全になっていくはずです。
月に一度の海通いを続けて、ダイバーとして着実に成長し、そしてついに自分だけの「相棒」 を手に入れる決断をしたSさん。 その素晴らしい一歩に立ち会えたこと、そして、その大切な選択のお手伝いができたこと。 インストラクターとして、本当に誇らしく、嬉しい一日でした。
Sさん、今日は本当にありがとうございました! そして、器材のご購入、おめでとうございます! 新しい相棒と一緒に、これからもたくさんの素晴らしい海を冒険していきましょうね!
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