Cカードを取ったあとどうする?三浦のインストラクターが勧めるダイビングの続け方

Cカードを取ったあとどうする?三浦のインストラクターが勧めるダイビングの続け方

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こんにちは、三浦 海の学校の吉田です。

三浦でダイビングを教えて20年以上になりますが、この仕事をしていて一番もったいないと感じる瞬間があります。それは、せっかくCカード(ダイビングライセンス)を取った方が、そのまま海から遠ざかってしまうことです。

講習の最終日、みなさん本当にいい顔をしています。「絶対また来ます」 と言って帰っていく。その言葉に嘘はありません。でも、次に連絡をくれるのが2年後ということが実際に起こります。悪いのは意志ではなく、取ったあとの「進め方」を誰も教えてくれなかったからだと僕は思っています。

この記事では、これからライセンスを取る方と、取ったばかりの方に向けて、Cカード取得後に何をすればダイビングが趣味として定着するのかを、現場の目線でお話しします。

Cカードを取得したばかりのダイバーが三浦の海のビーチでインストラクターと器材をセットしている場面

ダイビングのCカードを取ったあと、やるべきことはたったひとつ

いきなり結論から書きます。Cカードを取ったら、認定された日のうちに次のダイビングの予定を決めてください。 これだけです。

器材を買うことでも、次のライセンスを申し込むことでもありません。 カレンダーに1日、海の予定を入れる。それが取得後にやるべき唯一にして最大のことです。

理由は単純で、ダイビングが続かなくなる原因のほとんどが「行きそびれ」 だからです。やる気がなくなったわけでも、海が嫌いになったわけでもない。予定を入れないまま週末が過ぎていって、気がついたら半年経っている。続く人と続かない人の差は、驚くほどここに集約されます。

僕たちが2026年8月から「つづける割」 という仕組みを始めたのも、これが理由です。潜った当日に次回の日付を決めていただくと、次回のファンダイビングが800円引きになります(ビーチ13,200円→12,400円、ボート19,800円→19,000円・いずれも税込)。 割引そのものより、「帰る前に次を決める」という習慣のほうが本当の狙いです。詳しくはつづける割のページをご覧ください。

目安は月に1回。三浦の海なら日帰りで通える

では、どのくらいのペースで潜ればいいのか。僕がいつもお伝えしているのは「最低でも月に1回」 です。

3か月空くと、体より先に「段取り」を忘れる

久しぶりのダイバーを見ていて感じるのは、水中でのフィンキックや呼吸は意外と体が覚えている、ということです。 忘れるのはむしろ陸の上の段取りのほうです。タンクとBCDの固定の仕方、レギュレーターを取り付ける向き、ウエイトの量、エントリー前の最終チェックの順番。ここが飛ぶと、水に入る前から余裕がなくなり、耳抜きも中性浮力もうまくいきません。

逆に月1回のペースを保てている方は、ここで迷いません。器材を組むところから会話をする余裕があって、水中でも景色を見ています。同じ本数でも、体験の濃さがまったく違ってきます。

毎月が無理なら「季節ごと」でもいい

とはいえ、仕事や家庭の事情で毎月は難しいという方も多いはずです。その場合は、春・夏・秋・冬と季節ごとに1本ずつでも構いません。目安として半年以上空いたら、いきなりファンダイビングに戻るのではなくリフレッシュダイビング(19,800円・税込)で基本スキルを復習してから潜るほうが結果的に楽しめます。 ブランクは恥ずかしいことではありません。

ダイビング器材はレンタルでいい。

ただし「1つだけ」買うと変わる

Cカードを取ると、次に必ず出てくるのが器材の話です。フルセットを揃えると相応の金額になるので、身構える方も多いと思います。

はっきり言いますが、最初はレンタルで大丈夫です。 三浦 海の学校のレンタルはフルセット5,500円(税込・1日)で、これで潜ることに何の問題もありません。何十本も潜ってから自分に合うものを選んだほうが、失敗も少ないです。

そのうえで、僕がお勧めしたいのは「自分の器材を1つだけ持つ」 ことです。

最初に買うならマスク、次にフィンとブーツ

顔の形は人それぞれで、マスクは合う合わないの差が一番はっきり出ます。レンタルのマスクで水が入りやすいと感じた経験がある方なら、自分のマスクにするだけで水中のストレスが大きく減ります。 次に足のサイズが関わるフィンとブーツ。この3点は持ち運びも比較的しやすく、最初の一歩として無理がありません。

BCDとレギュレーターは焦らなくていい

命に直結する器材ほど、慌てて買う必要はありません。何本か潜って、自分がどんなダイビングをしたいのか(写真を撮りたいのか、深く行きたいのか、のんびり生き物を見たいのか)が見えてきてから選んだほうが満足度は高くなります。定期的なオーバーホールも必要になるので、買ったあとの付き合い方まで含めて、担当のインストラクターに相談してから決めてください。

器材が「行く理由」になる

道具を持つことの本当の効果は、性能よりもモチベーションのほうにあると僕は思っています。自分のマスクが玄関にあると、目に入るたびに「そろそろ潜りたいな」 と思う。買った器材を使いたいから予定を入れる。実際、マイ器材を持ち始めた方は、明らかに海に来る回数が増えます。

三浦の海でボートダイビングを楽しむダイバーたちと水中の岩場の風景

同じお店に通うと、ダイビングは加速する

もうひとつお伝えしたいのが、通うお店を決めてしまうことのメリットです。

毎回違うお店で潜ると、そのたびに自己紹介から始まります。初対面のガイドは、あなたが何が得意で何が苦手なのかを知りません。安全のため慎重にならざるを得ず、無難なコース取りになります。

同じお店に通っていると、ここが変わります。三浦 海の学校は少人数制で、インストラクター1名に対して最大4名までという体制です。前回どこで苦労したか、耳抜きに時間がかかるほうか、どんな生き物が好きか。それが分かっていれば、「今日はあの根まで行ってみましょうか」 と提案ができます。器材の相談もステップアップの時期も、あなたの経験を知っている人に聞けるほうが的確です。

一緒に潜る顔ぶれが見えてくるのも大きいです。ダイビングは一人でやるものではないので、「またあの人に会えるかな」と思えることが、そのまま次に行く理由になります。

三浦でのCカード取得後の選択肢——ビーチ、ボート、ステップアップ講習

では具体的に、取得後は何を選べるのか。 三浦での選択肢を整理しておきます。

ビーチダイビングから始める

浜から歩いてエントリーする、一番気軽なスタイルです。2ダイブで13,200円(税込・レンタル器材代は別途)。船に乗らないぶん船酔いの心配がなく、浅いところから段階的に慣れていけます。海洋実習を受けた城ヶ島の梶の浜のように、講習で潜った場所を「今度はガイドと自由に見る」のは、取得後の最初の1本としてちょうどいい。同じ場所でも、スキルに追われずに見ると別の海に見えます。

ボートダイビングで世界が広がる

船で沖のポイントへ向かうスタイルで、2ボートダイブ19,800円(税込・レンタル器材代は別途)。歩いては行けない地形や、群れに当たる可能性があるのはボートならではです。エントリーもボートからのほうが実は楽で、「深いところに行くから上級者向け」 というイメージは持たなくて大丈夫です。

ただし乗り降りには段取りがあるので、最初は経験のあるガイドと一緒にどうぞ。料金の詳細はファンダイビングのページにまとめています。

1日3本・4本で経験本数を増やす

「本数を増やしたい」という方には、1日で3本・4本潜るプランもあります(3ビーチ18,700円、4ビーチ24,200円・いずれも税込)。1本目の反省を2本目ですぐ試せるので、上達の効率がいいのが利点です。当日の海況や体調によっては、安全のため本数を調整させていただくことがあります。

ステップアップ講習で潜れる場所を増やす

次のライセンスであるアドバンスド・オープンウォーター(AOW)は2日間で59,800円(税込・レンタル器材代は別途)。最大30mまで潜れるようになり、ディープ、ナビゲーション、ボートダイブなど5つのアドベンチャーダイブでスキルを広げます。

AOWのいいところは、「講習だけど遊びでもある」 ことです。OWD講習のような課題の連続ではなく、実際に潜りながら幅を広げていく内容なので、取得後の停滞期を抜けるきっかけになりやすい。特に中性浮力を専門に練習するPPB(27,500円・税込)などのスペシャルティコースは、水中での写真の撮りやすさが変わるので、カメラを始めた方には効きます。コース一覧はダイビングライセンスのページで確認できます。

ダイビングを続けるうえでよくある質問

Cカードを取ってから1年空きました。もう一度講習が必要ですか

Cカードに有効期限はないので、再取得は必要ありません。

ただし1年空いているなら、リフレッシュダイビングで基本スキルを復習してから戻ることをお勧めします。何本潜ったか、どのくらい空いたかをご予約時に教えていただければ、それに合わせて組み立てます。

一人で参加しても浮きませんか

一人でいらっしゃる方はとても多いです。少人数制なので、ガイドと二人という日もあります。むしろ一人のほうが自分のペースで潜れるという方もいます。

東京から日帰りできますか

三浦は東京・横浜から日帰りできるエリアです。京急線の三崎口駅から開催地(城ヶ島・宮川湾)まで無料送迎をご用意しています(要予約)。 集合場所は予約時にご案内します。

Cカードはダイビングの終わりではなく、始まりです

まとめます。Cカードを取ったら、当日中に次の予定を決める。 目安は月1回、難しければ季節ごと。器材はレンタルで構わないけれど、マスクだけでも自分のものを持つと続きやすい。通うお店を決めて、ビーチ、ボート、ステップアップと選択肢を広げていく。

講習で習ったのは、海に入るための最低限の作法です。面白くなるのは、その作法を気にしなくてよくなってから。だいたい10本、20本と潜ったあたりで、水中で景色を見る余裕が生まれてきます。

三浦の海は、東京から日帰りできる距離にありながら、季節ごとにまったく表情が変わります。まずは次の1本を決めるところから始めてみませんか。日程や器材のご相談は、お問い合わせか公式LINE(https://lin.ee/Y3nB18U )からお気軽にどうぞ。

三浦 海の学校について

三浦 海の学校は神奈川県三浦市のPADI公認5スターIDCセンターです。ダイビングライセンスの取得から、ファンダイビング、SUPやスノーケリングなどのマリンアクティビティまで、初心者からベテランまで楽しめます。 開催は城ヶ島・宮川湾。京急三崎口駅から開催地まで無料送迎をご利用いただけます。

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