
今日の三浦ダイビング:ハナアナゴからシロウミウシまで!夏の海は個性派だらけの水族館。
こんにちは!
三浦の海を愛するインストラクター、「三浦 海の学校」 の吉田です。
夏の三浦の海の魅力は、まだまだ、まだまだ、尽きることがないんです! 一日ではとても紹介しきれないほど、たくさんの面白い生き物たちが、ぼくらダイバーを待ってくれています。
というわけで、今日は、三浦の海で見つけた、なんとも個性豊かな海のキャラクターたちをご紹介したいと思います!
砂からにょっきり!ちょっと強面のハナアナゴさん
砂地の上をのんびり泳いでいると、ふと、地面から何かが「にょきっ」 と生えているのに気づきました。
「なんだろう?」 と、そーっと近づいてみると…。 いました! ハナアナゴです。
水族館で人気のチンアナゴの親戚みたいな感じですが、ハナアナゴはもう少しガッシリしていて、キリッとした渋い顔つきが特徴かもしれません。 体にある白い点々模様がおしゃれですよね。
彼らは基本的に夜行性なので、昼間はこうして巣穴から顔だけ出して、周りの様子をじーっと伺っていることが多いんです。 シャイなのか、警戒心が強いのか。そのミステリアスな雰囲気も、また魅力の一つですね。
小さな宝石を探せ!透明ボディのイソハゼたち
次にぼくの心を奪ったのは、目を凝らさないと見逃してしまうほど、小さな小さな海の宝石です。 その名も、イソハゼ。
体長はほんの1〜2cmほど。透き通った体に、キラリと光る内臓がなんとも言えず美しい…。 岩陰や、サンゴの隙間なんかで、数匹がホバリングするように(ざっくり言うと、空中で停止するように)ふわふわ〜っと浮かんでいる姿は、まるで妖精のようです。
あまりに小さいので、カメラでピントを合わせるのも一苦労! でも、その小さくて儚い美しさを見つけた時の喜びは、本当に格別なんです。
海の癒やし系アイドル!シロウミウシのお散歩
さて、お次は「海の宝石」とも呼ばれるウミウシの仲間から、代表的な人気者の登場です。 白いボディに黒い水玉模様、そしてふちどりのイエローがなんともおしゃれな、シロウミウシ。
「パンダウミウシ」なんて呼ぶ人もいるくらい、その愛らしい見た目で、ダイバーからはアイドル的な人気を誇ります。 岩の上や海藻の上を、本当にゆっくり、のーんびりと進んでいく姿を見ていると、なんだかこちらの心まで、ほっこりと癒やされていくようです。
時間が止まったかのような、穏やかな時間。 シロウミウシのお散歩に付き合ってみるのも、贅沢なダイビングの楽しみ方かもしれませんね。
人懐っこい?シマシマの人気者、カゴカキダイ
今日ご紹介する最後のキャラクターは、水中で出会うと「おっ!」と声が出てしまうくらい、鮮やかなこの子です。 黄色と黒のくっきりとした縞模様が美しい、カゴカキダイ。
その見た目から、「囚人服」なんていう、ちょっと物騒なニックネームで呼ばれることもありますが(笑)、性格はいたって温厚です。 群れでいることが多く、ダイバーが近づいてもあまり逃げずに、むしろ興味があるのか、ぼくたちの周りをぐるーっと泳いでくれることもあります。
そのサービス精神旺盛な姿に、ついつい手を振りたくなってしまう、憎めない人気者なんです。
まとめ:あなただけの「推し」 を見つけに行こう!
どうでしょう? ハナアナゴ、イソハゼ、シロウミウシ、そしてカゴカキダイ。 大きさも、色も、性格も、みんなそれぞれ全然違って、面白いですよね。
三浦の海は、まるで個性豊かなキャラクターがたくさん暮らす、巨大な水族館のようです。
そして、ダイビングの楽しさの一つは、そんなたくさんのキャラクターの中から、あなただけの「推し」 を見つけることかもしれません。
「ぼくは、あの渋い顔のハナアナゴが好きだなぁ」 「わたしは、やっぱり癒やし系のシロウミウシが一番!」
そんな会話をするのも、ダイビングの後の楽しみの一つです。 あなたも、自分だけのお気に入りの子を、一緒に探しに行きませんか?
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