友達を誘うと、ふたりとも得をする——三浦半島で「バディ割」を始めます
こんにちは、三浦 海の学校の吉田です。
まずは正直に書きます。
前回このブログを更新したのは5月の頭、三浦の海がウミウシで大豊作だという話でした。あれからおよそ3か月、ダイビングのシーズンはすっかり本番を迎え、気づけば夏の盛りです。
更新が止まっていた3か月と、三浦の海の話
言い訳をさせていただくと、この3か月は本当にありがたい忙しさでした。ライセンス講習にファンダイビング、スノーケリングツアーと、毎週たくさんの方に三浦の海へお越しいただいています。少人数制で運営しているぶん、現場に出ている時間が長くなると、どうしてもパソコンに向かう時間が後回しになってしまう。とはいえ3か月というのはさすがに空きすぎました。楽しみにしてくださっていた方には申し訳ありません。
そのあいだ、日々の海の様子はフェイスブックにちょこちょこ上げていました。 ただ、あれは流れていってしまうものです。あとから読み返せる場所にもきちんと残しておこうと思い、こうしてブログに戻ってきました。
そして今日は、お知らせがあります。 8月1日から「バディ割」という新しい仕組みを始めます。この記事のメインはその話なのですが、まずは今の三浦半島の海の様子から。
今の三浦の海況——ウェットスーツなしでも快適な水温になりました
7月に入ってからの三浦半島は、水温がぐっと上がりました。
先日のスノーケリングツアーでは、もうウェットスーツを着なくても快適に泳げるほど。春先の三浦の海を知っている方ほど、この変わりようには驚かれると思います。3月4月は5ミリのウェットスーツでも「上がったらすぐ温かいものを」という世界でしたから、同じ海とは思えません。
ダイビングのほうも快適そのものです。先日は城ヶ島で潜り、天気にもお客様にも恵まれて、気持ちのいい一日になりました。ボートダイビングで沖に出た日も、船の上で寒さを感じることがまったくない。夏の三浦は、器材のセッティングをしている時点でもう楽しいのです。
一方で、7月の終わりの海には少し不思議な感覚もあります。真夏まっただ中のはずなのに、水の中には季節が動いているような気配がある。先日潜ったときも、やさしくて穏やかな、季節の変わり目のような海でした。この感じは、毎年この時季になると味わうものです。数字だけでは説明しづらいのですが、通ってくださっている常連さんには伝わるかもしれません。
なお、今回は水温や透明度の細かい数値をあえて書いていません。海のコンディションは日によってかなり動くので、その日の正確なところはご予約時にお伝えするようにしています。
三浦の海で出会っている生き物たち
この夏、三浦半島で実際に観察できている生き物をいくつか紹介します。

カエルアンコウ
城ヶ島で観察できました。ダイバーに人気の高い、ずんぐりした体つきの魚です。胸びれが手足のように発達していて、泳ぐというより岩の上を「歩く」 ように移動します。頭の先にある突起を釣り竿のように振って小魚をおびき寄せる、という変わったハンティングをすることでも知られています。
三浦の海で見られるカエルアンコウは、まわりの岩やカイメンに見事に溶け込んでいるので、慣れないうちはガイドが指をさしても「どこですか」 となりがちです。逆にいえば、一度自分で見つけられるようになると水中の見え方が変わる、そういう生き物でもあります。動きが少ないので、水中写真の被写体としてもおすすめです。
ハタタテダイ
こちらも城ヶ島で観察できました。白い体に黒い帯が入り、背びれの一部が長く伸びて旗のようになっている、いかにも南国の魚といった姿をしています。
三浦半島でハタタテダイが見られるようになると、「ああ、夏が来たな」 と実感します。黒潮に乗って南から流れてくる魚たちのことを死滅回遊魚と呼びますが、ハタタテダイはその代表格です。神奈川の海で熱帯魚のような魚に会えるのは、実は夏から秋にかけての限られた時期だけ。 今がまさにその季節です。
ドチザメ
スノーケリングツアーでは、小さなドチザメが4個体も登場しました。サメと聞くと身構えてしまう方もいらっしゃいますが、ドチザメはおとなしい種類で、砂地や岩陰でじっとしていることが多いサメです。全長1メートルほどまで育ちますが、この日会えたのは、まだかなり小ぶりな個体たちでした。
三浦の海でサメに会えると聞くと驚かれますが、こちらから追いかけ回したりしなければ危険はありません。ダイビングを始めると「日本の海にもサメっているんだ」という当たり前のことを、身をもって知ることになります。
8月1日から「バディ割」を始めます
さて、本題です。
三浦 海の学校では、8月1日からお友達紹介の「バディ割」 をスタートします。すでにダイバーの方が、まだ潜っていないお友達を誘ってくださったときに、おふたりとも得をする仕組みです。
なぜこの仕組みを作ったのか
ダイビングは、ひとりで完結しないスポーツです。
これは20年以上インストラクターをやってきて、いつも感じていることです。「いつか潜ってみたい」と思っている方はたくさんいらっしゃるのですが、その方がひとりで申し込みのボタンを押すまでには、かなりの距離がある。ところが、すでに潜っている友達から「一緒に行こうよ」と言われると、その距離が一気に縮まるのです。
実際、うちに来てくださる方の多くが、誰かの「一緒に行こう」 から始まっています。ならば、その一言を言ってくれた友達にも、ちゃんと得をしてほしい。 そう思ってこの制度をつくりました。

紹介してくださるダイバーの方へ
付き添いのファンダイビングが6,600円引きになります。
ビーチダイビングなら13,200円が6,600円に。 ちょうど半額です。ボートダイビングなら19,800円が13,200円になります。いずれも2ダイブ・ガイド・タンク・保険込みの金額です。
タイミングは2つから選べます。お友達の講習日にご一緒に潜っていただくか、お友達が認定を取ったあと、はじめてのファンダイビングにご一緒いただくか。 どちらでも割引額は同じです。個人的には後者、つまり認定後のはじめての1本にご一緒いただくのがおすすめです。誘った人と誘われた人が、対等なバディとして潜る最初の日になりますから。
紹介できる人数に上限はありません。
ただし1日に使える割引は1回までで、残りは次回以降のダイビングに繰り越せます(ご紹介日から1年間有効)。
受講されるお友達へ
器材レンタル1日分、5,500円分が無料になります。
三浦 海の学校のライセンス講習は、教材費も申請料も保険も海洋実習費もすべて含んだ総額表示です。当日になって追加の請求が出ることはありません。 バディ割を適用すると、こうなります。
- OWD(オープンウォーターダイバー):64,900円 → 59,400円
- AOW(アドバンスドオープンウォーター):70,800円 → 65,300円
- OWD+AOWのセット:135,700円 → 119,700円
なお、8月31日までの「夏割」も同じくレンタル1日分無料の特典なので、内容が重なる期間は併用できません。夏割が終わる9月以降も、バディ割は続きます。
やることは3つだけ
- バディ割のページをお友達に送る
- お友達がLINEで「バディ」と、紹介者であるあなたのお名前を送る
- 当日、あなたも6,600円引きで一緒に潜る
紹介する側からのご連絡でも、される側からのご連絡でも大丈夫です。詳しい条件やよくあるご質問は、バディ割のご案内ページにまとめました。そのままお友達に転送していただける内容になっています。
「一緒に行こうよ」から、次のダイバーが生まれます
夏の三浦半島は、一年でいちばん海に入りやすい季節です。水温は高く、ウェットスーツの窮屈さも気にならず、南から流れてきた魚たちが岩陰をにぎやかにしている。ダイビングを始めるなら、いま以上のタイミングはそうありません。
もしあなたがすでにダイバーなら、この記事を、まだ潜ったことのないお友達に送ってみてください。もしあなたがこれから始める側なら、潜っている友達に「連れていってよ」 と言ってみてください。どちらからでも、バディ割は使えます。
ブログの更新はまた止めないようにします。三浦の海の話を、これからはもう少しこまめにお届けします。
三浦 海の学校について
三浦 海の学校は神奈川県三浦市のPADI公認5スターIDCセンターです。ダイビングライセンスの取得から、ファンダイビング、SUPやスノーケリングなどのマリンアクティビティまで、初心者からベテランまで楽しめます。 開催は城ヶ島・宮川湾。京急三崎口駅から開催地まで無料送迎をご利用いただけます。
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