三浦 海の学校のブログ
言葉の壁もなんのその!マレーシア出身Hさん、三浦で最高のダイバー認定!

言葉の壁もなんのその!マレーシア出身Hさん、三浦で最高のダイバー認定!

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こんにちは!

9月15日、三浦の海で、また一人、素晴らしいダイバーが誕生しました! 数日間にわたって頑張ってきたHさんのOWD講習(ざっくり言うと、ダイビングライセンスを取得するための講習ですね!)が、この日、ついに感動のフィナーレを迎えました。

実はHさん、マレーシアのご出身。 国籍も言葉の壁も軽々と飛び越えて、「海が好き!」という気持ちはみんな同じなんだなと、改めて感じさせてもらった最高の一日でした。

最後の課題は「浮力コントロール」!

講習の最終日、ぼくはHさんの成長ぶりに本当に驚かされていました。

驚くほど上手だった基本スキル

ダイビングには、耳抜きやマスクの脱着など、初心者の方が最初につまずきやすいスキルがいくつかあります。 ですが、Hさんはそれらのスキルを、まるで以前から知っていたかのように、落ち着いて、そして完璧にこなしてくれました。

特に、水平姿勢(トリム)(ざっくり言うと、水中で抵抗の少ない、綺麗な水平の姿勢を保つことです! )は本当に美しかったです。これができると、水中を泳ぐのがすごく楽になるんですよ。 その才能には、正直「最初からダイバーだったのでは?」 と思ってしまうほどでした。

油断大敵!?ふわふわ浮いちゃう楽しさと難しさ

そんなHさんでしたが、一つだけ、最後まで一緒にじっくりと向き合った課題がありました。 それは、ダイビングの一番のキモであり、一番の面白さでもある「浮力コントロール」 です!

水中で浮きも沈みもしない、あのふわふわとした無重力状態を、自分の呼吸や器材の操作でコントロールする。 これが本当に難しい! 慣れないうちは、自分の体が今、水中のどの深さにいるのか、分からなくなりがちなんです。

Hさんも、綺麗な水平姿勢で泳いでいるかと思うと、油断した瞬間に、体がスーッと水面近くまで浮いてしまうことがありました。 でも、これも大切な学びの一つ。「あ、今浮いてる!」と自分で気づいて、自分の位置を常に意識すること。この繰り返しが、本当の意味での上達に繋がっていくんですよね。

無事にダイバー認定!レベルの高い講習をありがとう

最終日の海は、水面はとても穏やか。 ただ、透明度はあまり良くなく、3mほどでした。

言葉の心配は、全く必要ありませんでした

Hさんはマレーシア出身ということで、正直に言うと、ぼくは最初、言葉の壁を少しだけ心配していました。 でも、そんな心配は全く必要ありませんでしたね。 Hさんの日本語が、本当に上手だったんです!

ぼくの拙いジェスチャーも、いつも笑顔で理解してくれて、本当に助かりました(笑)。 海の中では、言葉以上にアイコンタクトや「OK?」のサインが、お互いの気持ちを雄弁に語ってくれます。改めて、ダイビングは世界共通のコミュニケーションなんだなと実感しました。

透明度3mでも、楽しさは無限大!

「透明度3m」 と聞くと、「え、あまり見えないんじゃない?」 と思うかもしれません。 でも、そんなことはないんですよ。

視界が限られているからこそ、目の前にいるバディ(相棒)の存在をより強く感じたり、すぐ足元にいる小さな生物の可愛らしさに気づけたり。 どんな海でも、その時のコンディションの中で最高の楽しみを見つける。それができるのが、本当のダイバーなのかもしれませんね。

Hさん、本当におめでとうございます!

そして、全てのスキルを見事にクリアし、Hさんは晴れて「PADI オープン・ウォーター・ダイバー」 に認定されました!

浮力コントロールという課題と最後まで真剣に向き合いながらも、全体を通して本当にレベルの高い、素晴らしい講習ができました。 Hさん、本当にありがとうございました!

さあ、これからが本当の始まりです! 次は、ライセンスを使って純粋に水中世界を楽しむ「ファンダイビング」 でのんびり魚を探すのもいいですね。あるいは、もっといろんな遊び方を覚える「アドヴァンス講習」 に挑戦するのも待っていますよ!

Hさん、ダイビングは、長く、深く続けるほど、もっともっと楽しくなります。 これからも、マレーシアの海、日本の海、そして世界中の海で、最高の思い出をたくさん作ってくださいね!

またいつでも、三浦の海に遊びに来てくれるのを楽しみにしています!

◆ 三浦 海の学校 ご紹介

https://miura-diving.com/

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