
【三浦ダイビング講習】卒業生が紹介!海学OWDコース1日目が最高だった話
こんにちは!
7月も半ば、三浦の海が本格的に賑わい始める季節がやってきました。 インストラクターの吉田です。
今日の海学は、なんだか朝から空気がキラキラしていました。 少し曇り空ではあったんですけど、日差しが強すぎず、風も穏やかで、ダイビングをするには「そうそう、こういう日がいいんだよ!」って言いたくなるような、絶好のコンディション。
でも、空気がキラキラしていた理由は、お天気だけじゃなかったんです。 今日は、ぼくにとって、そして海学にとって、本当に嬉しい「再会」 と、素晴らしい「出会い」があった、特別な一日になりました。そんな、今日のOWD(オープン・ウォーター・ダイバー)講習1日目の様子を、たっぷりの想いを込めてレポートしたいと思います!
最高の紹介!海学の卒業生がお友達を連れてきてくれました
今日のゲストは、TさんとS君のお二人。 Tさんは、これからダイバーになるための第一歩、OWDライセンス講習に挑戦です。
そしてS君は、そのTさんに付き添ってのファンダイビング。
実はこのS君、何年か前に、ここ三浦の海の学校でCカードを取得してくれた、ぼくらにとっては可愛い「卒業生」 なんです。
「久しぶり!」が嬉しい、帰ってきてくれる場所
朝、お店のドアを開けて入ってきたS君の顔を見た瞬間、「おー! S君、久しぶり!」って、思わず大きな声が出ちゃいました(笑)。 ライセンスを取ってからも、こうしてまた元気な顔を見られるのは、本当に嬉しいものです。
ぼくらインストラクターにとって、一度でも海学に関わってくれた人が、ふと「また行こうかな」 って思い出して、帰ってきてくれること。それは、何物にも代えがたい喜びなんです。海学が、ただダイビングスキルを教えるだけの場所じゃなくて、いつでも気軽に「ただいま」って言える、そんな温かい場所でありたいと、改めて思わせてくれました。
卒業生が自信を持っておすすめしてくれる、ということ
そして、今回何が一番嬉しかったかって、そのS君が、大切なお友達であるTさんを「ダイビングを始めるなら、海学がいいよ!」 って、紹介してくれたことなんです。
これって、本当に、本当に光栄なことだと思いませんか? 自分が実際に経験してみて、「ここは信頼できる」「ここなら、きっと友達も楽しんでくれるはずだ」そう心から思ってくれなければ、大切な人を紹介なんてできないはずです。
S君が海学で過ごした時間を、ちゃんと「良い思い出」 として心に残してくれていたんだな、って。その事実が、今日の曇り空を吹き飛ばすくらい、ぼくの心を晴れやかにしてくれました。 S君、本当にありがとう!
今日のお天気と海のコンディション
さて、そんな嬉しい気持ちで始まった今日の海。 気になるコンディションはというと、 天気:曇り(時々、薄日が差す感じ) 気温:高すぎず低すぎず、ウェットスーツで過ごすのにちょうどいい! 海況:ベタ凪!波ひとつない、穏やかなコンディション。 水温:25℃。もうすっかり夏の水温ですね! 透明度:6〜7m。 湾内としては、まずまず良好!
まさに「講習日和」。穏やかな海が、新しいダイバーの誕生を、静かに歓迎してくれているようでした。
天才現る!?TさんのOWDプール講習がスムーズすぎた件
さあ、主役はライセンス講習に挑むTさんです。 ブリーフィング(ざっくり言うと、今日の予定や安全についてのお話ですね)の時に、「体験ダイビングの経験はありますか?」ってお聞きしたら、「いえ、全くの初めてです」 とのこと。
「よし、じゃあ呼吸の練習から、じっくり時間をかけていきましょう!」 ぼくもインストラクターとして、気合を入れ直します。初めての方が、どこで不安を感じやすいか、どこでつまずきやすいか、それには細心の注意を払って、丁寧にサポートするのがぼくの役目ですからね。
…ところが。このTさん、もしかしたら天才だったのかもしれません。
初めてとは思えない落ち着きと呼吸
まずは器材をセッティングして、専用プールへ。 足の着く浅い水深で、水中で呼吸する練習からスタートです。 初めての方は、この「水の中で息ができる」という非日常的な感覚に、少し戸惑って呼吸が速くなりがちなんです。
でも、Tさんは違いました。 最初から、驚くほどリラックスしていて、「スーッ、ハーッ」と、穏やかで、深くて、安定した呼吸を繰り返しているんです。 これには正直、ちょっとびっくりしました。「あれ、本当に初めて…?」 って。 この「落ち着いて呼吸できる」という才能は、ダイビングにおいて最強の武器の一つ。Tさんは、それを生まれつき持っているようでした。
苦手な人も多い「マスククリア」 も一発OK!
次に、多くの初心者が「最大の壁」と感じるかもしれないスキル、「マスククリア」 の練習です。 これは、マスクの中にわざと水を入れて、それを鼻から「フンッ」と息を出すことで、マスクの外に排出する、というスキル。水中で視界を確保するための、すごく大事なスキルなんですが、「鼻から水が入ってくる感覚」 が怖くて、苦手意識を持つ方が多いんです。
でも、Tさんは… ぼくがお手本を見せて、「じゃあ、やってみましょうか」と合図をすると、本当に落ち着いて、一発で、完璧にクリアしてしまいました。 しかも、笑顔で「できました!」のOKサイン。
耳抜き(水圧で耳が痛くなるのを防ぐスキル)も、全く問題なし。 もう、教えることがないくらい(笑)。
中性浮力の練習まで、あっという間にクリア
基本的なスキルがあまりにスムーズだったので、予定よりも早く、水中で浮きも沈みもしない状態を保つ「中性浮力」 の練習まで進むことができました。 BCD(浮力調整ジャケット)に少しずつ空気を入れたり抜いたりして、自分の呼吸でふわふわと浮遊する、ダイビングの醍醐味とも言えるこのスキル。これも、Tさんはすぐにコツを掴んで、プールの中を気持ちよさそうに漂っていました。
付き添いでプールサイドから見ていたS君も、「あいつ、すごいな…」 と、感心しきり。 「Tさん、本当に体験ダイビングもやったことないんですか?」 「はい、全く…」 「いやー、これは才能ですね!」
そんな会話をしながら、プール講習は驚くほど順調に、そして和やかな雰囲気の中で終了しました。
いざ、三浦の海へ!感動の初・海洋実習ダイブ
プールで完璧なスキルを見せてくれたTさん。 もう、心には「自信」という名の翼が生えているはずです。 午後からは、いよいよ海洋実習!実際に三浦の海に潜ります。
プールで自信がついたから、海でもリラックス
初めての海。 初めて魚たちの世界にお邪魔する瞬間。 プールでどんなに上手でも、やっぱり本物の海は少し緊張するものです。 でも、Tさんはここでも落ち着いていました。プールで身につけたスキルと自信が、海のドキドキを、心地よいワクワク感に変えてくれていたようです。
穏やかなビーチからゆっくりとエントリーし、水中へ。 そこには、さっきまでのプールとは違う、生命の息吹に満ちた世界が広がっていました。
透明度6mの世界!スズメダイの群れがお出迎え
今日の透明度は6〜7m。 ものすごく抜けている!というわけではありませんが、講習をするには十分すぎるほどの、優しいコンディションです。 水中に入ると、早速、青くて小さなスズメダイの群れが、キラキラと輝きながらぼくらをお出迎え。 まるで「ようこそ!」って、ダンスを踊ってくれているようです。
Tさんも、水中で目がキラキラしているのが分かりました。 岩陰を覗けば、ネンブツダイの群れが、口の中で卵を育てる「口内保育」 の真っ最中。健気な親の姿に、心が温かくなります。 砂地の方に目をやると、2匹ペアで巣穴から顔を出す、ハナハゼの美しい姿も。 その繊細な美しさに、思わず息をのみます。
初めての海洋実習で、こんなにたくさんの生き物たちに出会えるなんて、Tさんは本当にラッキーですね!
S君はひたすら専属カメラマン(笑)
一方、付き添いで潜っているS君はというと…。 水中カメラを構えて、ひたすらTさんの雄姿を撮り続けていました(笑)。 初めての海で、少し緊張しながらも楽しんでいる友達の姿を、自分のカメラで記録してあげる。 これも、最高の形ですよね。
きっと、今日の写真や動画は、Tさんにとって一生の宝物になるはずです。
そしてS君にとっても、自分がきっかけでダイビングの楽しさを知った友達の、記念すべき第一歩に立ち会えたことは、すごく嬉しい経験だったんじゃないかな、と思います。
「気持ちのいいダイブだったね!」最高の言葉が聞ける幸せ
無事に海洋実習の1本目を終え、水面にあがってきた時のこと。 マスクを外したTさんとS君が、二人とも満面の笑みで、こう言ってくれたんです。
「いやー、気持ちのいいダイブだったね!」
この一言が聞けるだけで、ぼくらインストラクターは、もう、それだけで幸せなんです。 今日一日の疲れも、準備の手間も、全部が報われる魔法の言葉。
ダイビングの魅力は、スキルだけじゃない
Tさんのスキルの上達ぶりは、本当に素晴らしかった。でも、ダイビングの本当の楽しさって、スキルが上手いとか下手とか、そういうことだけじゃないんですよね。
水中の美しい景色に、ただただ感動すること。 小さな生き物の一生懸命な姿に、心を動かされること。
そして、その感動や楽しさを、すぐそばにいる誰かと共有できること。
これこそが、ダイビングが他のどんなスポーツにも代えがたい、最高の魅力なんだと、ぼくは思います。
「楽しい」を共有できる仲間がいること
今日のTさんとS君の姿を見ていて、改めてそう感じました。 新しい世界に挑戦するTさん。 その挑戦を、温かく見守り、応援するS君。
そして、その二人の大切な一日に立ち会わせてもらった、ぼくらスタッフ。
みんなで同じ景色を見て、同じように感動して、「楽しかったね!」 って笑い合う。 こんなに素敵な時間の連鎖が生まれるのも、ダイビングという趣味が持つ、素晴らしい力なんだな、と。
また来たくなる、また会いたくなる場所へ
ぼくら三浦の海の学校が目指しているのは、ただダイビングの技術を教える場所ではありません。 こうして、一度は卒業していった仲間が、また新しい仲間を連れて「ただいま!」 って帰ってきてくれる。
そして、新しく仲間になった人が、また次の誰かに「あそこ、いいよ」 って伝えてくれる。
そんな、人の輪が自然に広がっていくような、温かくて、居心地のいい場所にしていきたい。 今日の二人の笑顔を見て、その想いを、また一段と強くしました。 Tさん、S君、今日は本当に素敵な一日をありがとう!明日の講習も、思いっきり楽しんでいきましょうね!
FAQ: OWD講習について、よくある質問
Q1: 講習に、ライセンスを持っている友達が付き添いで潜ることはできますか?
A1: はい、もちろん可能です!今回のように、ファンダイビングとして一緒に潜ることができます。お友達がダイバーになる記念すべき瞬間に立ち会えるなんて、素敵ですよね。料金など詳しいことは、お気軽にお問い合わせください。
Q2: 講習はいつも少人数ですか?
A2: はい、三浦の海の学校では、安全と講習の質を第一に考え、常に少人数制を徹底しています。特にOWD講習では、お客様一人ひとりのペースに合わせられるよう、最大でもお客様4名に対してインストラクター1名という比率を基本としていますので、ご安心ください。
Q3: 講習の予約は、どれくらい前にすればいいですか?
A3: 夏場の週末などは予約が混み合うことがありますので、ご希望の日程が決まっている場合は、1ヶ月前など、お早めにご連絡いただけると確実です。ただ、平日などは直前でも空きがある場合もございますので、まずはお気軽にLINEやメールでお問い合わせいただければと思います。
まとめ:あなたの「初めて」も、きっと最高の思い出に
今日のブログは、OWD講習1日目の、心温まるレポートをお届けしました。 卒業生が連れてきてくれた新しい仲間が、素晴らしい才能を見せてくれて、みんなで最高の時間を共有できた一日。
この記事を読んで、「ダイビング、始めてみようかな」と少しでも思ってくれたなら、あなたの「初めて」 も、こんな素敵な一日にしてみませんか? 三浦の海の学校は、あなたの勇気ある第一歩を、いつでも、全力で応援します!
◆ LINEで講習の空き状況をチェック https://lin.ee/M9uub7U
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