
順調そのもの!OWD講習2日目と、心温まる嬉しい再会の一日
こんにちは!
三浦 海の学校の吉田です。
8月16日、今日という一日は、ぼくにとって本当に特別な一日になりました。 未来のダイバーが着実に成長していく姿を見守る喜びと、かつてここで夢を追いかけた懐かしい仲間との、心温まる再会の喜び。
その二つの素晴らしい出来事が同時に起こった、忘れられない一日です。
「人と人との繋がりが、海を通じて生まれ、育ち、そしてまた新しい物語を紡いでいく…」
そんな、ダイビングという活動が持つ、奥深い魅力を改めて感じさせてもらいました。
ちなみに、今日の三浦の海は、水温が25度と暖かく、透明度は4mほど。 夏の海らしく、少しだけ水中は白っぽい感じでしたが、穏やかで、講習にもファンダイビングにもぴったりのコンディションでしたよ。
素晴らしい安定感!YさんのPADI OWD講習2日目
さて、まずは未来のダイバー、YさんのOWD講習2日目の様子からお話しさせてください。
プールで最終確認、そしていよいよ海へ!
今日のYさんのスケジュールは、午前中にプールで講習の総仕上げを行い、午後から海洋実習へ、という流れでした。 プールで基本的なスキルを体に完全に染み込ませてから、自信を持って海に挑戦する。このステップが、リラックスして海を楽しむための、すごく大切な準備になるんです。
実はYさん、講習の1日目から、本当にスムーズだったんです。 ダイビングの最初の関門とも言える耳抜きや、マスククリアなどの基本的なスキルも、まるで以前から知っていたかのように、すんなりと、そして落ち着いてマスターしてくれました。 その安定感は、今日のプール講習でも変わりません。一つ一つのスキルを、丁寧に着実にこなしていく姿に、ぼくも安心して海へお連れすることができました。
ちょっぴり苦手?「浮力コントロール」との向き合い方
そんな、ほとんどパーフェクトなYさんですが、一つだけ、ほんの少しだけ、苦戦していることがありました。 それが、「浮力コントロール」(ざっくり言うと、水中で浮きも沈みもしない、ふわふわ〜っとした状態を保つテクニックです)です。
特に、少しだけ体が「浮き気味」 になってしまうクセがあったんですね。 これは、ダイビングを始めたばかりの方には、本当によくあることなんです。 ちょっぴり緊張して、無意識のうちに呼吸が少し浅く速くなってしまったり、BCD(浮力調整ジャケット)の操作にまだ慣れていなくて、空気を抜きすぎるのを怖がってしまったり。
でも、この浮力コントロールこそが、ダイビングの楽しさと安全の鍵を握っている、と言っても過言ではありません。 これができるようになると、
- まるで宇宙飛行士のような無重力感を味わえる
- 魚と同じ目線で、水中世界を散歩できる
- 無駄な体力を使わないので、楽に、長く潜っていられる
- 水底の砂を巻き上げたり、サンゴを傷つけたりしない、環境に優しいダイバーになれる
まさに、良いことずくめ! だからこそ、ここはじっくり、Yさんと一緒に向き合いました。
呼吸を制する者は、ダイビングを制す!
海洋実習の後半。 ぼくは、少し浮き気味になっているYさんの隣に行き、水中ノートにこう書きました。 「もう少しだけ、息を『ふぅーっ』と、最後まで長く吐ききってみましょうか」
Yさんは、水中でこくりと頷いてくれました。
そして、意識して、いつもよりゆっくりと、そして長ーく息を吐き始めたんです。
すると、どうでしょう。 さっきまで、ふわりと浮き上がりがちだったYさんの体が、すーっと、まるで魔法のように沈み始め、水中でピタッと安定したんです!
「これだ!」という感覚を掴んだ時の、Yさんのマスク越しの目の輝き。ぼくは、その瞬間を見逃しませんでしたよ(笑)。 力強いOKサインが返ってきた時、ぼくも本当に嬉しくなりました。
そうなんです。ダイビングは、呼吸がすべて、と言ってもいいくらい。 特別な操作をしなくても、自分の呼吸を穏やかにコントロールするだけで、体は自然と、水中で心地よいバランスを見つけてくれるんです。
この大切な感覚を、Yさんは今日、ご自身の力でしっかりと掴み取ってくれました。 もう、何も心配いりませんね!
認定ダイブは2週間後!楽しみな未来へ
今日の講習を終え、YさんのOWD講習は、残すところあと1日。 いよいよ、ダイバーとしての認定をかけた、最終ダイブを残すのみとなりました。
Yさんのご都合で、その認定ダイブは2週間後を予定しています。 少し期間が空きますが、今日掴んだ、あの素晴らしい呼吸の感覚を忘れないように、時々、陸上でもゆっくり深呼吸して、イメージトレーニングしておいてくださいね!
その最後の一歩をクリアすれば、Yさんも晴れて、世界中の海を冒険できるダイバーの仲間入りです。 どんなに素晴らしい世界が、あなたを待っていることか!
ぼくも、2週間後が今から本当に楽しみです。
ダイビングライセンスの取得はもちろん、その後のステップアップや、プロを目指すコースまで、「三浦 海の学校」はあなたのダイビングライフをトータルでサポートします! あなたの「やってみたい!」という気持ちを、いつでも応援していますよ。
最高のサプライズ!懐かしい笑顔との再会
さて、Yさんが素晴らしい成長を見せてくれた今日。
実はもう一つ、ぼくにとって、最高のサプライズがありました。
「ただいま!」と帰ってきてくれる場所
今日の午後、ひょっこりと、懐かしい二人の笑顔が「三浦 海の学校」 に現れたんです。 以前、この「三浦 海の学校」 で、血のにじむような(?)努力の末に、見事PADIのダイビングインストラクター資格を取得した、卒業生のYさんとMさんでした。
彼らにとって、ここはインストラクターとしての原点とも言える場所。 久しぶりに会う二人の顔は、一人のプロとして、そして一人のダイバーとして、さらに自信に満ち溢れ、頼もしくなっているように見えました。
ぼくにとっては、可愛い教え子であり、大切なダイビング仲間。 そんな彼らが、こうして「ただいま!」って、いつでも気軽に帰ってきてくれる。 インストラクターをやっていて、これほど嬉しいことはありません。
海が繋ぐ、終わらない物語
二人は、今日遊びに来てくれただけでなく、講習を受講しているYさんとも、自然と会話が弾みます。
海学で育ったインストラクターがいて、その彼らが、ぼくが今育てている新しいダイバーと、笑顔で繋がっていく。 まるで、家族みたいですよね。
「三浦 海の学校」が、ただダイビングを教えるだけの場所じゃなくて、世代や経験を超えて、たくさんの人が集い、笑い合える、そんな温かいコミュニティ(ぼくは「海学ファミリー」なんて思っています)になっていったら、最高だな。 改めて、そんな風に思いました。
また来月ね!嬉しい約束
そして、さらに嬉しいことに、YさんとMさんは、「また来月、潜りに来ますね!」 と、嬉しい約束をしてくれました。
もちろん、いつでも大歓迎です! こうして、一度生まれたご縁が、ずっと続いていく。 卒業しても、いつでも「おかえり」「ただいま」 って言い合える場所であり続けたい。
今日のYさんの素晴らしい成長と、YさんとMさんの心温まる再会。 海が繋いでくれた、二つの素敵な物語に立ち会えて、ぼくは本当に幸せな一日を過ごすことができました。
海と、今日出会ってくれたすべての人に、心から感謝です!
◆ 三浦 海の学校ってどんなところ? 都心から日帰りで楽しめる、アットホームなダイビングスクールです。 あなたの「やってみたい!」を、全力で応援します! 三浦 海の学校 紹介ページ
タグ