
最高のバディが隣に!紹介で繋がる輪、YさんOWD講習感動の最終日!
こんにちは!
三浦 海の学校の吉田です。
8月20日の三浦の空は、夏の日差しが心地よく降り注いでいました。 ぼくは、インストラクターという仕事をしていて、心の底から「ああ、幸せだなぁ」 と感じる瞬間がいくつもあります。
その中でも、特に嬉しいのが、かつてここでダイビングを覚えてくれた卒業生たちが、大切な友人や、恋人、ご家族を連れて、「吉田さん、紹介します!」 と、またこの場所に戻ってきてくれる時です。
紹介で繋がっていく、温かい輪。 「三浦 海の学校」が、皆にとってそんな、信頼できるホームグラウンドのような場所になれているのかな、と感じられるこの瞬間は、何物にも代えがたいぼくの宝物です。
今日という一日は、まさにそんな、嬉しくて、温かい繋がりから生まれた、一人の新しいダイバーの誕生を見守る、特別な一日になりました。
嬉しい連鎖!海学ファミリーの輪
A君、おかえりなさい! そして、Yさんようこそ!
今日のOWD(オープン・ウォーター・ダイバー)講習最終日を迎えられたのは、笑顔がとっても素敵なYさん。
そして、そのYさんをぼくに紹介してくれたのが、彼氏のA君です。
A君は、某大学のダイビングサークルに所属していた頃、たくさんの仲間たちと一緒に、この「三浦 海の学校」をホームグラウンドのように利用してくれていました。 懐かしいなぁ。あの頃は、いつも若者たちのエネルギーと笑い声で、スクールが溢れかえっていましたね(笑)。
そんなA君が、社会人になって、今度は大切な彼女であるYさんを、「自分が大好きな、この素晴らしい水中の世界に招待したいんです」と、ぼくたちのスクールに連れてきてくれました。
もう、嬉しくて、嬉しくて。 「大切な人の、初めての体験を、自分たちが育った場所に託したい」 そう思ってもらえたことが、インストラクターとして、本当に誇らしかったです。 A君、本当にありがとう!
頼れる彼氏はダイブマスター!
しかも、A君は、ただの経験豊富なダイバーではありません。 彼は「ダイブマスター」という、プロフェッショナルの入り口に立つ、リーダーシップレベルの資格を持っているんです。(ざっくり言うと、ファンダイビングのガイドをしたり、インストラクターのアシスタントをしたりできる、すごく頼れるダイバーのことです!)
Yさんにとって、そんな頼れる彼氏が、講習中ずっと隣で見守ってくれている。 これほど心強いことはなかったと思います。
講習中も、A君のサポートは本当に素晴らしかった。 ぼくの指導を尊重しつつ、Yさんが少し不安そうな顔をした時には、水中でそっと肩を叩いて安心させたり、器材のセッティングで戸惑っている時に、優しくヒントを教えてあげたり。 その姿は、まさに理想のバディそのものでした。
ドキドキを乗り越えて!Yさんの大きな成長
そんな最高のサポーターに見守られながら、Yさんの3日間にわたる講習は、いよいよクライマックスを迎えました。
最初から「マイ器材」で学ぶことの意味
実はYさん、今回の講習、初回からご自身の「マイ器材」 で受講されていたんです。 これも、A君の素晴らしいアドバイスだったのかもしれませんね。
「講習から自分の器材で学ぶ」 これが、いかに素晴らしい選択か、このブログを読んでくれている皆さんにも、ぜひ知ってほしいです。
自動車教習所で、毎回違う車種の車に乗って練習するより、最初から自分がこれから乗る車で練習した方が、早く運転に慣れますよね? それと全く同じなんです。 アクセルの感覚、ブレーキの効き方、ハンドルの重さ…。 ダイビングも、BCD(浮力調整ジャケット)のボタンの位置や操作感、レギュレーター(呼吸器)の吸い心地、フィン(足ひれ)の硬さなど、器材によって本当に千差万別です。
自分の器材のクセや操作方法を、一番最初の、一番大切な段階で、プロの指導のもとでじっくりと体に染み込ませていく。 これは、安全のためにも、そして何より、最速で上達するための、最高の近道なんです。 Yさんは、まさにその一番良いスタートを切った、というわけですね!
ドキドキの呼吸から、リラックスの呼吸へ
とはいえ、やっぱり初めての水の中はドキドキの連続です。 講習初日の頃は、Yさんも、呼吸が少し速くなってしまったり、体がこわばってしまったり、緊張しているのが伝わってきました。 でも、当たり前なんです!人間は、本来、水の中では呼吸できない生き物なんですから。 そのドキドキは、大切な本能です。
でも、A君の優しいサポートと、Yさん自身の「楽しみたい!」という強い気持ちで、回を重ねるごとに、その呼吸は、驚くほど穏やかで、リラックスしたものに変わっていきました。 3日目の今日、水中をすーっと泳ぐYさんの姿は、もうすっかり、水を満喫するダイバーの姿そのものでした。
涙じゃないよ! 感動のマスクスキルクリア!
そして、Yさんが講習中、一番ドキドキしていたのが「マスクスキル」。 特に、マスクを一度全部外して、水中で再び装着し、中の水を全部出す「マスク脱着」 というスキルです。
A君が見守る中、Yさんが挑戦します。 その緊張が、ぼくにも伝わってきました。
「大丈夫、Yさんのペースでいいですよ。 ゆっくり、呼吸を整えてから始めましょう」
水中で、Yさんはこくりと頷くと、一度大きく深呼吸。
そして、ゆっくりとマスクを外し、再び装着し…落ち着いて、鼻から「フンッ!」 と息を出す。 マスクの中の水が、綺麗に、完全に出ていきました。
成功した瞬間の、Yさんのパッと明るくなった安堵の表情。
そして、隣で「やったな!」と、誰よりも嬉しそうな顔で、力強くOKサインを送るA君の表情。
その二人の姿を見て、ぼくは、なんだか自分のことのように嬉しくて、マスクの中でこっそり目頭が熱くなってしまいました。 苦手なことを、大切な人に見守られながら乗り越える。その経験は、これからのYさんのダイビングライフの、大きなお守りになるはずですよ!
大切な人と一緒に、新しい世界の扉を開けてみませんか? 「三浦 海の学校」 では、ご紹介でのご来店も心から大歓迎です! 最高の思い出作りを、全力でお手伝いします。
新しいダイバーの誕生!そして、二人だけの冒険へ
おめでとう!最高のバディのいるダイバーへ
そして、すべての講習項目を、見事に、そして笑顔でクリアしたYさん。 ついに、PADIオープン・ウォーター・ダイバーとして、認定の時を迎えました!
本当の本当に、おめでとうございます! Yさんの頑張りはもちろん、A君の最高のサポートがあったからこその、この素晴らしい結果だと思います。
これで、Yさんも、A君と同じ景色を、同じ水深で、一緒に見ることができるようになりましたね!
これから、世界中の海が二人の遊び場
A君は、ダイブマスターとして、国内外、本当にたくさんの海を潜ってきた経験豊富なダイバーです。 これからは、その冒Gokさんに、Yさんも一緒に参加できるんですね。
二人で一緒に「次の休みは、どこの海に行こうか?」 なんて、地図を広げてダイブプランを立てる。 水中で見つけた珍しい生き物の話で、いつまでも盛り上がる。 共通の趣味があるって、本当に素敵です。 世界中の海が、お二人の、たくさんの思い出を描くキャンバスになることでしょう。
待ってるよ! また海学にも遊びに来てね!
最後に、ぼくは二人にこう伝えさせてもらいました。 「世界中の素晴らしい海を、たくさん、たくさん楽しんできてください!でも、たまには、二人のダイビングの原点になった、この三浦の海のことも思い出してくれると嬉しいな(笑)」
いつでも、二人のホームグラウンドとして、ぼくたちはここにいます。 疲れた時も、嬉しい報告がある時も、ただのんびり潜りたい時も、いつでも気軽に「ただいま!」 って、帰ってきてくださいね。
最高のカップルダイバーの誕生に立ち会えた、本当に温かくて、幸せな一日でした。 A君、Yさん、素晴らしい感動を、本当にありがとうございました! また会える日を、心から楽しみにしています!
◆ 三浦 海の学校ってどんなところ? 都心から日帰りで楽しめる、アットホームなダイビングスクールです。 あなたの「やってみたい!」を、全力で応援します! 三浦 海の学校 紹介ページ
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