
海がダメでも、プールがあるさ!リフレッシュ&バブルメーカーで笑顔が溢れた一日
こんにちは!
三浦 海の学校の吉田です。
2025年8月11日、世間は連休の真っただ中。 本来であれば、ギラギラの太陽の下、たくさんの方と三浦の海へ繰り出すはずでした。 でも、週末からのうねりがなかなか収まらず、残念ながら、本日も海での活動はクローズという苦渋の決断をしました。
ご予約いただいていた皆様、本当に申し訳ありません。自然が相手とはいえ、楽しみにしてくれていた気持ちを思うと、ぼくも本当に悔しいです。
でも、三浦 海の学校は、海がダメでも楽しみがなくなるわけじゃありません! 「海がダメなら、プールで潜ればいいじゃない!」 ということで、今日はプールが大活躍。素晴らしい再会と、新しい出会いに恵まれた、笑顔あふれる一日になりました。
今日は、そんなプールでの素敵な出会いと再会、そしてダイビングの原点について、少し長めにお話ししたいと思います。
「おかえりなさい!」ブランクダイバーの不安を自信に変えるリフレッシュダイビング
久しぶりの再会と、正直な「不安」
まず午前中にご来店くださったのは、Fさん。 Fさんは、OWD(オープンウォーターダイバー)とAOW(アドヴァンスド・オープンウォーターダイバー)のライセンスを、三浦 海の学校で取得してくれた、ぼくにとっても思い出深いリピーターさんです。 「お久しぶりです!」と、元気な顔を見せてくれて、本当に嬉しかった!
ただ、お話を聞くと、お仕事などが忙しく、ダイビングから少し時間が空いてしまったとのこと。 「器材のセッティング、ちゃんと覚えてるかな…」 「マスククリアとか、いざという時に落ち着いてできるかな…」
そんな、ブランクダイバーなら誰もが抱える、正直な不安を打ち明けてくれました。
うんうん、その気持ち、よーく分かります。 どんなに経験を積んだダイバーでも、久しぶりだとやっぱり不安なものです。車の運転だって、しばらくペーパーだったら、いきなり路上に出るのは怖いですよね。 ダイビングもそれと全く同じなんです。
なぜリフレッシュダイビングが重要なのか?
ここで少し、リフレッシュダイビングの大切さについてお話しさせてください。 時間が経つと、どうしても忘れてしまいがちな感覚がいくつかあります。
一つは、「中性浮力の感覚」。水中で浮きも沈みもしない、あの絶妙なバランス感覚は、やっぱり続けていないと少し鈍ってしまいます。
そして、「トラブル対処の手順」。マスククリアやレギュレーターリカバリーなど、講習で何度も練習したスキルも、いざという時に「あれ、どうやるんだっけ?」 と一瞬迷ってしまうかもしれません。 さらに、「エア管理の意識」。こまめに残圧計をチェックする習慣なども、少しずつ薄れてしまいがちです。
リフレッシュダイビングは、こうした忘れてしまった感覚や知識を、安全な環境で、もう一度しっかりと体に思い出させるための、いわば「最高のウォーミングアップ」 なんです。 「自分は大丈夫」と過信せず、こうしてきちんと復習の機会を設けるFさんの姿勢は、本当に素晴らしいと思いました。
一つ一つ思い出す時間。下山さんとマンツーマン講習
今回は、インストラクターの下山さんがマンツーマンで、Fさんのリフレッシュを丁寧にサポートしてくれました。
まずは器材のセッティングから。 「このホースは、こっちで合ってましたっけ?」 「このバックルは、どうやって締めるんでしたっけ?」 一つ一つの疑問に、下山さんが「そうそう、その通りです!」「ここは、こうするともっと楽ですよ」と、優しく声をかけながら、一緒に確認していきます。
そして、いよいよプールへ。 最初は少し緊張した面持ちだったFさんですが、穏やかで波のないプールで呼吸を始めると、すぐにリラックスした表情に。 マスククリア、レギュレーターリカバリー、BCDの操作…。 一つ一つのスキルを、ご自身のペースで、納得いくまで練習するうちに、体があの時の感覚をどんどん思い出していくのが、そばで見ていても分かりました。
講習が終わる頃には、Fさんの表情はすっかり自信に満ち溢れていて、「いやー、忘れてること、結構ありましたね! 今日しっかり復習できて、本当によかった!これでまた安心して海に潜れます」 と、最高の笑顔を見せてくれました。 その一言が聞けただけで、ぼくらも本当に嬉しいです! Fさん、ありがとうございました!
9歳の冒険!バブルメーカーで開く、初めての水中世界の扉
親子で挑戦! ドキドキの「はじめの一歩」
そして午後からは、新しい冒険の始まりです! プールにやってきてくれたのは、お父さんと、9歳の男の子の素敵な親子ペア。 8歳から参加できる、お子様向けの水中体験プログラム「バブルメーカー」 への挑戦です。
お話を聞くと、なんとお父さんにとっても、今回が初めてのダイビング体験とのこと! 親子で同じスタートラインに立って、一緒に新しい世界に挑戦するなんて、すごく素敵ですよね。
初めて見るレギュレーターやタンクに、「わー、ロボットみたい!」 と、お子様は興味津々。 ちょっぴり重い器材を背負って、「うわー!」 と言いながらも、その顔は満面の笑顔。もうこの時点で、今日のプログラムの成功を確信しました(笑)。
水中で呼吸する、という魔法の体験
いよいよ、水中に顔をつけて、初めての呼吸。 「スー、ハー…」 聞こえるのは、自分の呼吸の音だけ。周りの音はすーっと遠くなり、体がふわっと軽くなる、あの不思議な感覚。
二人とも、その魔法のような体験にすぐに夢中になってくれました。 特にお父さんの方が、「すごい…!本当に水の中で息ができるんですね…!」と、心の底から感動している様子だったのが、とても印象的でした。
遊びながら学ぶ!天才的なスキル習得
バブルメーカーは、ただ水中で呼吸するだけではありません。 水中でフリスビーを投げ合ったり、宝探しゲームをしたり、遊びを通して水に慣れながら、ダイビングの基本的なスキルも自然に学んでいきます。
レギュレーターが口から外れたらどうするか?(レギュレーターリカバリー) マスクに水が入ったらどうするか?(マスククリア)
こういったスキルも、ゲーム感覚で練習していくのですが、この親子ペア、本当にすごかった! ぼくが「こうやるんだよ」とお手本を見せると、一回で、しかも完璧にこなしちゃうんです。 耳抜きも全く問題なし。 「え、もしかして天才…?」と、ぼくが思わず唸ってしまうほどの順応性の高さでした。
プールだけでも、ダイビングの楽しさを存分に味わってくれたようで、水中では親子で顔を見合わせて笑ったり、OKサインを頻繁に交換したり。 その光景を見ているだけで、ぼくの心も温かくなりました。
10歳の誕生日が、新しいスタートライン
プログラムの後にお話を聞くと、お子様は来月9月に、10歳の誕生日を迎えるそうです。 10歳。それは、ダイバーにとって特別な年齢です。 なぜなら、Jr.オープンウォーターダイバーのライセンスを取得できるようになるから!
「今日体験したこの世界、今度は本物の海で、もっとたくさんの魚たちと一緒に冒険できるようになるんだよ!」 そう伝えると、お子様の目がキラキラと輝いたのを、ぼくは見逃しませんでした。
お父さんと一緒にライセンスを取って、親子で世界中の海を潜る…なんて、最高の夢が広がりますよね。 ぜひ、Jr.ダイバー誕生の瞬間を、ここ三浦 海の学校で迎えさせてほしいな、と心から願っています。 いつでもお待ちしていますからね!
ダイビング後の化学反応?好奇心はAIにも繋がっていく
Fさんとの思わぬ共通点「新しいこと、面白い!」
そして、今日一日を締めくくる、面白い出来事がありました。 リフレッシュダイビングを終えたFさんと、お茶を飲みながらおしゃべりしていた時のことです。
最初は「最近の三浦の海、どんな感じですか?」なんて、ダイビング談義をしていたのですが、Fさんがすごく色々なことに興味津々な方で、話はいつしかテクノロジーの話題へ。
そして、ぼくが最近夢中になっている「AI」の話になったんです。
すると、Fさんの目の色がカッと変わりました(笑)。 「AI、すごく興味あるんですよ!でも、何から手をつけていいか分からなくて…」
その言葉は、ぼくがAIサロンを始めようと思ったきっかけそのもので、なんだかすごく嬉しくなってしまいました。
「百聞は一体験に如かず」 ならぬ「百聞は一体験に如かず」
話しているだけじゃもったいない! 「Fさん、ちょっと面白いことやってみません?」 と、ぼくはPCを取り出しました。
そして、Fさんの好きな音楽のジャンルや、今の気分、好きなアーティストなどを言葉でAIに伝えて、オリジナルの楽曲を一緒に作ってみたんです。 ほんの数分で、AIが作り出したクオリティの高いメロディが流れ出すと、Fさんは「すごい!」「え、なんで! ?」「魔法みたいだ!」と、子供のように目を輝かせていました。
この「百聞は一体験に如かず」 の感覚。 これって、ダイビングにすごく似ていませんか? いくら言葉で海の素晴らしさを説明されても、一度でも水中に潜って、自分の目でその世界を見た時の感動には敵わない。 AIも同じで、まずは触って、体験して、その面白さと可能性を感じてもらうのが一番なんです。
Fさんとのこの会話を通して、ぼくは改めて、自分がAIサロンで伝えたいことの核心に気づかせてもらったような気がします。 Fさん、本当にありがとうございました!
海はクローズでしたが、プールでの素晴らしい再会と新しい出会い、そしてダイビングの枠を超えた好奇心の共鳴。 結果的に、今日は本当に豊かで、学びの多い一日になりました。
ダイビングが繋いでくれる縁、そして好奇心が拓いてくれる新しい世界。 これからも、そんなワクワクする瞬間を、皆さんとたくさん共有していきたいです。
Fさん、またダイビングに、そしてAIに、一緒に楽しみましょう!
【好奇心を、次のスキルへ】
FさんとのAI談義のように、新しいことへの好奇心は、人生を豊かにしてくれますよね。 「AIって面白そうだけど、何から学べばいいの?」
そんな方のために、ぼくはAIの楽しさや使い方を、初心者の方にも分かりやすくお伝えするオンラインサロン【AquaBit SALON】を主宰しています。
ご興味のある方は、ぜひこちらも覗いてみてください!
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