一人でダイビングスクールに参加しても大丈夫?不安を解消する現役インストラクターの本音

一人でダイビングスクールに参加しても大丈夫?不安を解消する現役インストラクターの本音

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こんにちは、三浦 海の学校の吉田です。

「ダイビングに興味があるんだけど、周りにやりたい人がいなくて……」「一人でダイビングスクールに申し込むのって、浮かないかな?」

——こうした相談を、三浦の海でインストラクターを10年以上やっている僕のところにもよくいただきます。

結論から言うと、一人でダイビングに参加する方はまったく珍しくありません。むしろ、僕の実感では体験ダイビングもライセンス講習も、一人で来られる方のほうが多いくらいです。

でも「大丈夫ですよ!」の一言で不安がなくなるわけではないですよね。今回は、一人参加のリアルな実態と、一人だからこそ得られるメリット、そしてスクール選びのポイントまで、正直にお伝えします。

実際のところ、一人参加はどのくらいいるのか

僕が三浦 海の学校で見てきた体感をお話しすると、体験ダイビングのお客様の約4割、ライセンス講習のお客様では6割近くが一人で参加されています。

「一人参加が多い」と聞くと意外に感じるかもしれませんが、考えてみれば自然なことです。ダイビングを始めたいタイミング、休みの都合、予算感——これらがぴったり合う友人や家族がすぐに見つかるほうが珍しい。「一緒に行く人が見つかるまで待とう」と思っているうちに、何年も経ってしまった……という話もよく聞きます。

ファンダイビング(ライセンス取得後に楽しむダイビング)になると、一人参加の割合はさらに高くなります。自分のペースで好きな海に潜りに行く——ダイビングは本来、そういう自由な遊びなんです。

一人でダイビングに参加する3つのメリット

「一人だから不安」という気持ちはわかりますが、実は一人参加にはメリットもたくさんあります。

メリット1:自分のペースで練習できる

友達と一緒だと、「あの子はもうできているのに、自分はまだ……」 と焦ってしまうことがあります。特にダイビングのスキル(耳抜きや呼吸のコントロールなど)は個人差が大きいので、人と比べて焦るのは百害あって一利なしです。

一人参加なら、周りを気にせず自分のペースで練習に集中できます。インストラクターも一人ひとりに合わせた指導がしやすくなるので、結果的に上達が早いことも多いんです。

メリット2:スケジュールの自由度が高い

友達と合わせようとすると、日程調整だけで何週間もかかることがありますよね。一人なら、自分の休みに合わせてサクッと予約できます。

ダイビングは天候や海況の影響を受けるので、「この週末は海が良さそう」と思ったときにすぐ動ける身軽さは大きなアドバンテージです。

メリット3:気づいたらダイビング仲間ができている

これが一人参加の一番のお得ポイントかもしれません。ダイビングの現場では、同じ日に潜りに来た人同士が自然と仲良くなることがよくあります。

一緒に海に潜って、上がってきたら「あのウミウシ見ました?」「耳抜き難しかったですね!」 なんて会話が始まる。共通の体験を通じて生まれるつながりは、日常の人間関係とはちょっと違う特別なものです。

ライセンス講習では「バディ(一緒に潜るパートナー)」を組んで練習するので、講習が終わるころにはすっかり仲間になっていることも珍しくありません。最初は一人で来たのに、「来月一緒に潜りましょう!」と約束して帰っていく光景は、インストラクターとして見ていて本当に嬉しい瞬間です。

一人参加で気になる「あるある質問」にお答えします

「グループの中に一人で入るのが気まずくないですか?」

大人数のツアーに一人で放り込まれるイメージがあるかもしれませんが、少人数制のスクールなら全くそんなことはありません。三浦 海の学校の場合、多くても4〜5名、体験ダイビングならマンツーマンに近い形で行うことが多いです。

そもそもダイビング中は水の中にいるので、陸上のように「会話で場を持たせなきゃ」 というプレッシャーがありません。水中では全員が同じように海の世界に没頭しているので、一人でも全く違和感がないんです。

「女性一人でも大丈夫ですか?」

もちろん大丈夫です。

実は女性の一人参加は非常に多く、体感では一人参加のお客様の半数以上が女性です。

ダイビングは力よりもリラックスとコントロールが重要なスポーツなので、女性に向いている面も多いんですよ。体験ダイビングで来られた女性が「思ったより全然怖くなかった!」とそのままライセンス講習に申し込むパターンもよくあります。

不安がある場合は、予約時に「女性一人で参加します」と伝えていただければ、当日の流れを事前に丁寧にご説明します。更衣室やシャワーなどの施設面も気になるところだと思うので、遠慮なく聞いてください。

「お昼ごはんとか休憩時間が気まずくないですか?」

これも意外と心配される方が多いのですが、ダイビングの合間の休憩時間は、器材の片付けをしたり、水中で見た生き物の話をしたりと、自然と過ごし方が決まっていきます。

三浦の場合、三崎港のまぐろ食堂や海沿いのカフェもあるので、お昼ごはんの時間も楽しみの一つ。一人でふらっとまぐろ丼を食べに行くのも、ダイビング帰りのちょっとした贅沢です。

一人参加で失敗しないダイビングスクールの選び方

一人で参加するからこそ、スクール選びは慎重にしたいところ。 以下のポイントをチェックしてみてください。

少人数制かどうか

大人数のグループに一人で入ると、どうしても疎外感を感じやすくなります。少人数制のスクールなら、インストラクターとの距離が近く、困ったことがあればすぐ相談できます。

一人参加の追加料金がないか

スクールによっては「一人参加の場合は追加料金」 というところもあります。事前に確認しておきましょう。三浦 海の学校では、一人参加でも追加料金はいただいていません。

現地型か都市型か

都市型ショップ(東京や横浜の繁華街にあるショップ)は店舗での説明・販売と海での実習が分かれていることが多く、複数回の来店が必要になることがあります。一方、現地型のスクール(海の近くにあるショップ)は、来たらその日に海に入れるので、一人でも効率よく楽しめます。

三浦 海の学校は海のすぐ近くにある現地型スクールなので、東京から来て、潜って、その日のうちに帰れるシンプルな流れで楽しんでいただけます。

一人参加のダイビング、三浦での一日はこんな感じ

「一人で行って、実際にどう過ごすの?」というイメージが湧かない方のために、三浦 海の学校で一人参加の体験ダイビングをした場合の一日の流れをご紹介します。

朝9時ごろ、三崎口駅に到着。 バスで10分ほどで海の学校に到着します。到着したら、まず僕(インストラクター)と簡単にご挨拶。 初めての方には「今日のゴール」と「やること」を丁寧に説明するので、いきなり海に入ることはありません。

陸上で器材の使い方を覚えたら、ウェットスーツに着替えて浅瀬へ。ここで呼吸の練習やマスククリア(マスクに入った水を出す方法)など、基本スキルを確認します。「大丈夫そうだな」 と感じたら、少しずつ深い方へ。水中では、僕がすぐそばにいるので安心してください。

ダイビング後はシャワーを浴びて、今日見た生き物や感想を話しながらログ(記録)をつけます。この時間が、初心者の方には意外と楽しいようです。「あの魚は何ですか?」「もう一回潜りたい!」——一人で来たことなんて忘れて、目をキラキラさせている方がほとんどです。

帰りは三崎港でまぐろ丼を食べるもよし、城ヶ島を散策するもよし。東京から日帰りで、ダイビングもグルメも観光も楽しめるのが三浦半島の良いところです。

一人で始めたダイビングが、一生の趣味になる

ダイビングの良いところは、一人で始めても、続けていくうちに自然と仲間が増えていくことです。 年齢も職業もバラバラな人たちが「海が好き」という共通点だけでつながる——そんな不思議なコミュニティがダイビングにはあります。

そして、一人で始めたからこそ「自分のペースで長く続けられる」 という声もよく聞きます。友達に合わせて始めた趣味は、その友達がやめると自分もやめてしまいがち。でも、自分の意志で始めたダイビングは、自分のタイミングで海に行けるから、自然と長く続くんです。

「周りにダイビングをやる人がいない」という方こそ、実は一番ダイビングに向いているのかもしれません。一人で始める勇気さえあれば、あとは海が全部受け止めてくれます。

三浦の穏やかな海で、最初の一歩を踏み出してみませんか。 お一人様、大歓迎です。

三浦 海の学校について

三浦 海の学校は神奈川県三浦市のPADI公認5スターIDCセンターです。 ダイビングライセンスの取得から、ファンダイビング、SUPやスノーケリングなどの マリンアクティビティまで、初心者からベテランまで楽しめます。

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