ChatGPTで見つけた三浦のダイビング——台風明けの海でOWD講習
こんにちは、三浦 海の学校の吉田です。
今日は三浦でダイビングのライセンス講習、オープンウォーターダイバー(OWD)コースの1日目でした。台風13号のうねりが残っていたので、正直なところ今日はプール講習だけで終わるつもりでいました。ところが朝の海を見たら思ったより静かで、最終的に海洋実習まで進むことができました。 うれしい誤算だった一日を書きます。

台風13号のうねりが残る三浦——今日はプールだけの予定だった
昨日は台風13号のうねりで三浦のダイビングをクローズにしていました。台風そのものは日本のはるか南を西へ進んでいるのに、うねりだけが先に届いて岸で崩れる。 夏の三浦でいちばん厄介なパターンです。
その流れがあったので、今日の講習はプールだけの予定で組んでいました。OWDコースは学科と基本スキル、海洋実習の三本柱で進みます。海が使えない日でもプールで基本スキルを片づけておけば、次に海へ出た日をまるごと実習に使えます。 台風の多い時季は、この設計が効きます。
朝の三浦は快晴でした。うねりは残っているものの、昨日ほど岸が白くなっていない。 それでも一日の頭から「海に出ます」とは言いません。 まずはプール、海はそのあとで判断する。そういう順番で始めました。
「ChatGPTが教えてくれました」——三浦のダイビングスクールの探し方が変わってきた
今日の受講者は中国のご出身の方です。日本語がとても上手で、講習はすべて日本語で問題なく進みました。
驚いたのは、三浦 海の学校をどこで知ったかを伺ったときです。ChatGPTに聞いたら勧められた、とのことでした。
正直、これは想定していませんでした。僕はAIに売り込みをかけたわけでも、そういう対策をしたわけでもありません。 ただ、思い当たることはあります。うちのサイトには、ダイビングライセンスの料金を「◯万円〜」 ではなく総額で書いています。講習にかかる日数も、レンタル器材が1日いくらかも、追加費用が出る条件も、隠さずに全部書いてあります。人が読んでも迷わない書き方を続けてきただけですが、その素直さが検索でもAIでも拾いやすかったのかもしれません。
ダイビングスクールの探し方は、この数年で確実に変わりました。 以前は「三浦 ダイビング」と検索して一覧から選ぶのが普通でしたが、いまはAIに相談して、出てきた候補を自分で確かめにいく人がいる。海外から日本に来ている方にとっては、日本語のサイトを何十件も読み比べるより、そのほうがずっと速いはずです。
どんな入口から来ていただいても、僕がやることは変わりません。はじめましての方に「なぜ三浦だったんですか」と聞くのは毎回楽しみなのですが、今日はその答えがいちばん新しかった、という話でした。

快晴の三浦でプール講習——オープンウォーター講習の1日目にやること
OWDコースの1日目は、器材のセッティングから始まります。タンクにレギュレーターを付けて、BCDを組んで、空気の残りを確かめる。ここは急がずに、毎回同じ手順を体に入れてもらいます。

プールでやる基本スキルは、教科書に載っている項目でいえばマスククリア、レギュレーターリカバリー、中性浮力の練習などです。ただ、僕が本当に見ているのは項目の達成ではありません。うまくいかなかったときに落ち着いていられるかどうかです。
たとえばマスクに水が入る。陸の上なら何でもない出来事ですが、水中では鼻に水が来る感覚に体がびっくりします。慌てて浮上しようとするか、その場で止まって呼吸を整えられるか。この差が、そのまま海での安全につながります。だからプールでは、わざと少し水を入れて落ち着いて出す、をくり返します。
今日の方は、この「止まる」 ができる方でした。日本語でのやりとりに不安がないぶん、説明の細かいところまで届いていた実感もあります。言葉が通じることは講習の土台として大きいのですが、それ以上に、水の中で自分の状態を観察できるかどうかが効いてきます。
少人数制で、インストラクター1名につき最大4名まで。ひとりひとりの手元と目線を見ていられる人数でやっているのは、この「観察」 に時間をかけたいからです。
思ったよりうねりが少なかった三浦の海で、海洋実習まで進めた
プールが一段落したところで、あらためて海を見に行きました。
予想よりうねりが少ない。昨日、岸で規則正しく崩れていた波が、今日はだいぶおとなしくなっていました。エントリーとエキジットのタイミングを見て、これなら海洋実習に入れると判断しました。
海洋実習で使ったのは城ヶ島の梶の浜ビーチです。浅場から段階的に深くなっていくので、はじめての海洋実習にはちょうどいい地形です。プールでやったことを、もう一度海の中でやり直す。同じスキルでも、水の色も音も浮き方も違うので、まったく別物に感じられるはずです。

水中に入ってしまえば、うねりの影響は水面より小さくなります。それでも底のほうで体が前後に揺すられる感覚はあるので、無理に細かいことをやらせず、まずは呼吸を整えて、水中で自分の位置を保つことに時間を使いました。
海況の数字については、今日は正確な記録を取っていないので書きません。写真を見返すと、うねりのあとらしく浮遊物が多めで、すっきり抜けた透明度ではありませんでした。それでも講習に必要な視界は十分あって、夏の三浦らしく水面は暖かく、快適に潜れる海でした。水温や透明度の目安が気になる方は、ご予約のときに直近の様子をお伝えしますので遠慮なく聞いてください。

台風のうねりが抜けかけている海に入れた、というのは運の要素も大きい一日でした。それでも、朝の段階で「プールだけかもしれない」と正直にお伝えしたうえで海へ出られたので、気持ちのいい進み方になったと思います。
三浦の海で出会った生き物たち
講習中は生き物を探して回る時間はあまり取れません。それでも、梶の浜の砂地はただの砂ではないので、目が慣れてくると勝手に見つかります。 今日も2種類、印象に残ったものがいました。
アカエイ
砂地にぺたりと張りついていました。ひし形の体盤から、体よりずっと長い尾が伸びているのが特徴です。三浦の砂地では通年見られますが、夏のほうが浅場に出てきます。

砂をかぶって半分埋まっていることが多いので、目が慣れないうちは砂の模様にしか見えません。エイだと分かってから輪郭をなぞると、体の縁の丸みが浮かび上がってきます。
尾の付け根に毒のあるトゲを持っているので、見つけても上から追いかけたり真上を通り過ぎたりしないのが基本です。 少し離れて横から眺める。こちらが動かなければ向こうも逃げないので、じっくり観察できます。
アオヤガラ
もう一種類は、砂の上に細い枝が落ちているようにしか見えない魚、アオヤガラです。タツノオトシゴやヨウジウオと同じ仲間で、どこまでも細長い体と、筒のように伸びた口が特徴です。

尾びれの中心から糸のような細い軟条が伸びていて、写真で尾の先が異様に長く見えるのはそのためです。大きいものは1メートルを超えますが、三浦の浅場で夏から秋に見かけるのは若い個体が多いです。体色は周りに合わせて変わるので、砂地では砂の色にすっと馴染みます。
見つけ方にコツがあって、砂地を広く眺めるのではなく「まっすぐな線」 を探すと引っかかります。自然の砂地に不自然な直線があったら、たいてい何かの生き物です。動きもゆっくりなので、初心者の方でもじっくり見ていられる相手です。
こういう地味な生き物ほど、見つけられるようになると海が一気に面白くなります。三浦のダイビングは南の島のような派手さはありませんが、砂地と岩場が近くにあるぶん、小さいものの層が厚い海です。
台風のあとの三浦の海に入るとき、僕が確かめていること
「昨日はクローズだったのに、今日は入れるんですか」と思われるかもしれないので、判断のしかたを少しだけ書いておきます。
見ているのは波の高さそのものより、波の周期と向きです。遠くの台風から届くうねりは周期が長く、水面の下深くまで水が動いています。同じ高さに見えても、浅くなったところで一気に立ち上がって崩れる。 沖の見た目だけでは決められません。

もうひとつは、器材を背負って実際に出入りできるかどうかです。三浦のダイビングはビーチが中心なので、波打ち際を歩く数十秒があります。うねりは一定の間隔では来ないので、「さっきの5本が大丈夫だった」 は根拠になりません。一段大きいものが混ざる前提でタイミングを取ります。
迷ったら海に入らないという線は動かしません。今日はその線の内側だと判断できたので入りました。判断の詳しい中身は昨日の記事にまとめてあるので、台風シーズンに予定を入れている方はあわせて読んでみてください。
ダイビングにリスクがないとは言えません。だからこそ毎朝きちんと考えて、できる日はしっかり潜る。それがいちばん誠実なやり方だと思っています。
明日も三浦でOWD講習、そしてアドバンス講習
明日も引き続きオープンウォーターダイバー講習です。
そして明日は、アドバンス講習(AOW)の方が1名合流されます。

AOWは2日間で5ダイブ、内訳は3ビーチと2ボートです。ディープとナビゲーションが必須で、残りの3本は中性浮力やナチュラリストなどから選べます。潜れる最大深度が18メートルから30メートルに広がるので、OWDのあとに世界がぐっと開けるコースです。ボート2本の乗船料は講習費に含まれています。
料金は、OWDが53,900円、AOWが59,800円(いずれも税込)。これに別途レンタル器材代が1日5,500円かかります。実技2日ならOWDの総額は64,900円です。
いま出している夏のLINE特典は、2026年9月30日までに公式LINEで「夏割」と送っていただいてお申し込みの方が対象で、レンタル器材1日分(5,500円)が無料になります。OWDなら総額59,400円、AOWなら65,300円(通常70,800円)です。 他の割引との併用はできません。
ただし、認定後のファンダイビングが対象の「つづける割」 だけは併用いただけます。詳しくはOWDの特設ページに総額の内訳を出しています。
8月から9月にかけては土日から先に埋まっていきます。少人数制で1日の枠に限りがあるので、日程が決まっていない段階でもLINEでご相談ください。台風で予定がずれる可能性も含めて、組み立てをご提案します。
明日も、楽しく、安全第一で。海が今日くらい落ち着いていてくれると嬉しいです。
三浦 海の学校について
三浦 海の学校は神奈川県三浦市のPADI公認5スターIDCセンターです。ダイビングライセンスの取得から、ファンダイビング、SUPやスノーケリングなどのマリンアクティビティまで、初心者からベテランまで楽しめます。 開催は城ヶ島・宮川湾。京急三崎口駅から開催地まで無料送迎をご利用いただけます。
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