ダイビングプール掃除で春の準備
神奈川県三浦市でPADIダイビングスクールを運営している「三浦 海の学校」
です。今日は海には潜らず、ダイビング専用プールの大掃除をしてきました。普段のブログでは海の中の生き物や水中レポートが中心ですが、たまにはこうした「舞台裏」 の話もお届けしたいと思います。
4月に入り、陸上はすっかり春の陽気。上着なしでも過ごせる日が増えてきて、身体が「もう夏が近いのでは?」 と勘違いし始める季節です。海を見ていると、思わず「ウェットスーツで潜れるかも」と錯覚してしまいますが、現実はそう甘くありません。 今日のプールの水温は17度。
そして海の水温は15度。まだまだドライスーツが手放せない三浦半島の春です。
三浦 海の学校のダイビングプールとは
三浦 海の学校には、ダイビング講習に使える最大水深3.5mあるプールがあります。ライセンス取得コースの最初のステップである「限定水域講習」 は、ここで行います。いきなり海に出るのではなく、まずプールで基本スキルをしっかり練習してから海へ向かう。この流れがあるからこそ、初めてダイビングをする方も安心して講習に臨めるのです。
冬の間はどうしても使用頻度が落ちるため、春を迎えるこの時期にしっかりと掃除とメンテナンスを行います。壁面や底面の汚れを丁寧に落とし、設備の点検をして、新しいシーズンを迎える準備を整える。地味な作業ですが、安全で快適な講習環境を維持するために欠かせない大切な仕事です。
4月の三浦半島——気温と水温のギャップに注意
プールの掃除中、水に手を入れると「あれ、意外と冷たくないな」 と感じる瞬間がありました。水温計を見ると17度。 体感としては「そこまで冷たくはない」くらいの温度です。
ところが、これが全身で水に浸かるダイビングとなると話は別です。 海の水温は現在15度。ウェットスーツで潜れば、10分もしないうちに体の芯から冷えてきます。陸上の気温が20度を超える日もある4月ですが、水温が追いつくにはまだまだ時間がかかります。
ダイビングにおけるドライスーツとウェットスーツの切り替え時期はよく話題になりますが、神奈川・三浦半島エリアでは一般的に水温20度が一つの目安です。5月のゴールデンウィーク頃から徐々にウェットスーツに移行するダイバーが増え始めますが、寒がりの方はもう少し先まで待つのが安心でしょう。4月の段階では、間違いなくドライスーツが正解です。
「陸が暑いから水の中も大丈夫だろう」という思い込みは、特にダイビングを始めたばかりの方に多い勘違いです。水中では体温が陸上の25倍の速さで奪われるとされています。暖かい季節に見えても、スーツ選びは水温を基準に判断することが大切です。
プール講習があるから安心——ダイビングライセンス取得の第一歩
さて、こうしてプールがきれいになると、いよいよ本格的な講習シーズンの幕開けです。
三浦 海の学校のダイビングライセンス取得コース(PADIオープンウォーターダイバー)は、まずこのプールでの限定水域講習からスタートします。レギュレーターからの呼吸、マスククリア、浮力コントロールといった基本スキルを、足のつく安全な環境で繰り返し練習できるのは大きなメリットです。
「海でいきなり練習するのは怖い」という声は初心者の方から本当によく聞きます。プールで納得いくまで練習してから海に出られるのは、三浦 海の学校の講習ならではの安心ポイントです。神奈川でダイビングライセンスの取得を考えている方には、ぜひこの環境を体感してほしいと思います。
春から初夏にかけてのこの時期は、実はライセンス取得に最適なタイミングでもあります。夏のベストシーズンに向けてスキルを身につけておけば、7月8月にはファンダイバーとして三浦の海を存分に楽しめます。「夏に間に合わせたい」 なら、動き出すのは今です。
ブランクダイバーにもおすすめの季節
ライセンスは持っているけど、しばらく潜っていないという方にも、この時期はおすすめです。
三浦 海の学校ではリフレッシュダイビングのプログラムも用意しています。プールで基本スキルを思い出してから海へ、という流れは新規のライセンス講習と同じ。久しぶりのダイビングで不安がある方にも、段階を踏んで感覚を取り戻していただけます。
「去年の夏以来潜っていない」「コロナ禍でダイビングから遠ざかったまま」 という方は意外と多いものです。器材のセッティングやエア切れの手順、中性浮力の取り方など、一度身についたスキルも使わなければ鈍ります。夏本番の前にプールでリフレッシュしておけば、海に出たときにスムーズに楽しめるはずです。
スキルアップを目指すなら——アドバンスドオープンウォーターダイバーコース
オープンウォーターダイバーのライセンスをお持ちで、さらにダイビングの幅を広げたい方には、アドバンスドオープンウォーターダイバー(AOW)コースもおすすめです。
AOWコースでは、ディープダイビングや水中ナビゲーション、ボートダイビングなど、実践的なスキルを海で学びます。三浦半島には水深や地形のバリエーションが豊かなポイントが揃っているため、講習を通じて「潜れる海」 の幅が一気に広がります。
特に、三浦の海は春から初夏にかけて海藻の森が美しく成長し、その中を泳ぐ魚たちの姿は見応えがあります。AOWのスキルを身につけることで、より多くのポイントへアクセスできるようになり、三浦半島ダイビングの魅力をさらに深く味わえるでしょう。
まとめ——三浦の海は着々と春を迎えています
今日はプール掃除という地味な一日でしたが、こうして少しずつ新シーズンの準備が進んでいます。水温15度の海はまだ冬の顔を残していますが、これから日ごとに暖かくなり、生き物たちも活発になってきます。三浦半島のダイビングシーズンは、静かに、でも確実に動き出しています。
ダイビングを始めたい方、久しぶりに潜りたい方、もっと上手くなりたい方。どんなスタートでも、まずはきれいになったプールでお待ちしています。春の三浦で、一緒にダイビングを楽しみましょう。
三浦 海の学校について
三浦 海の学校は神奈川県三浦市のPADI公認5スターIDCセンターです。 ダイビングライセンスの取得から、ファンダイビング、SUPやスノーケリングなどの マリンアクティビティまで、初心者からベテランまで楽しめます。
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