神奈川で体験ダイビングとライセンス取得、どっちがいい?現役インストラクターが本音で比較

神奈川で体験ダイビングとライセンス取得、どっちがいい?現役インストラクターが本音で比較

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こんにちは、三浦 海の学校の吉田です。

「体験ダイビングって実際どんな感じなんだろう?」「神奈川で体験ダイビングができる場所を探しているけど、何を基準に選べばいいかわからない」

——僕のところにはそんなお問い合わせがよく届きます。

体験ダイビングは、ライセンスを持っていない方でも海の中の世界を楽しめるプログラムです。神奈川には三浦半島や葉山、小田原など体験ダイビングにぴったりのエリアがいくつもあります。 ただ、初めてだからこそ「当日は何をするの?」「いくらかかるの?」「何を持っていけばいいの?」 といった具体的なことが気になりますよね。

この記事では、三浦半島で10年以上インストラクターをしている僕が、神奈川の体験ダイビングについて当日の流れから費用、持ち物、注意点まで、初めての方にもわかるようにお伝えします。

体験ダイビングとは?——ライセンスなしで海に潜れるプログラム

まず「体験ダイビング」 がどういうものかを簡単に説明します。

体験ダイビングは、ダイビングのライセンス(Cカード)を持っていない方が、インストラクターのサポートのもとで海に潜れるプログラムです。PADIでは「ディスカバー・スクーバ・ダイビング」 と呼ばれています。

ライセンスを持ったダイバーのファンダイビングとの一番の違いは、常にインストラクターがそばについていること。水中での移動もインストラクターが誘導してくれるので、初めての方でも安心して海の世界を体験できます。

潜れる水深はプログラムによって異なりますが、一般的には最大6m〜12m程度。「浅い」と思うかもしれませんが、水深5mもあれば魚やウミウシなど、想像以上にたくさんの生き物に出会えます。むしろ浅い海ほど太陽の光が届いて明るく、初めての水中体験としては最高の環境です。

神奈川の体験ダイビング、当日の流れ

「当日は何をするの?」 という疑問にお答えします。スクールやエリアによって多少の違いはありますが、三浦半島での体験ダイビングの一般的な流れはこんな感じです。

受付・着替え(約30分)

スクールに到着したら、まず受付と書類への記入をします。健康状態の確認を行うチェックシートがあるので、正直に記入してください。持病がある方や服薬中の方は事前に相談しておくのがベストです。

その後、ウェットスーツ(秋〜春はドライスーツ)に着替えます。スーツはスクール側で用意してくれるので、自分で買う必要はありません。4月現在はまだ海水温が低いので、体が濡れないドライスーツを着用します。ドライスーツの下には長袖のジャージやトレーナーを着るので、水着を着ていなくても大丈夫です。

陸上でのレクチャー(約20〜30分)

海に入る前に、陸上でダイビングの基本的なレクチャーを受けます。 内容は主に以下の3つです。

呼吸の仕方。ダイビングではレギュレーターという器材を口にくわえて呼吸します。 鼻からではなく口から吸って口から吐く。これがまず最初に覚えることです。

耳抜きの方法。 水圧で耳が痛くなるのを防ぐ「耳抜き」のやり方を練習します。鼻をつまんで軽く息を送り込む、飛行機の着陸時にやるあの動作と同じです。

水中でのサイン。水の中では会話ができないので、ハンドサインでコミュニケーションを取ります。「OK」「上がりたい」「耳が抜けない」 など、最低限のサインを覚えます。

浅瀬での練習(約15〜20分)

いきなり深い場所に行くことはありません。足のつく浅瀬で、実際に器材を使って呼吸の練習をします。顔を水につけてレギュレーターで呼吸してみる、水中でマスクに水が入ったときの対処法を試してみる——こうしたステップを踏んで、水中にいることに慣れていきます。

この段階で「やっぱり怖い」と思ったら、無理に先に進む必要はありません。インストラクターに伝えれば、ペースを落としたり、もう少し練習の時間を取ったりしてくれます。

いざ、水中散歩へ(約20〜40分)

準備ができたら、インストラクターと一緒にゆっくり深い方へ移動していきます。三浦半島のビーチポイントなら、砂地を歩くようにして少しずつ深度を下げていくので、恐怖感を感じにくいのが特徴です。

水中では、インストラクターが手を引いてくれたり、近くでサポートしてくれたりするので、自分は水中の景色を楽しむことに集中できます。ウミウシやカサゴ、ハゼの仲間など、三浦の海ならではの生き物を間近で観察できるのは本当に感動的です。

体力や体の冷え具合に応じて水中にいる時間は調整されるので、「寒い」「疲れた」と感じたら遠慮なくインストラクターに伝えてください。

片付け・着替え・解散(約30分)

海から上がったらスーツを脱いで、シャワーを浴びて着替えます。三浦 海の学校ではシャワーや更衣室を完備しているので、帰りは普段着でさっぱりした状態で帰れます。

全体の所要時間は、集合から解散まで約2〜3時間が目安です。午前中に始めれば、午後は三崎でマグロランチを楽しむこともできます。

神奈川で体験ダイビングをするときの費用の相場

神奈川での体験ダイビングの費用は、1ダイブで1万〜2万円程度が一般的な相場です。

この費用に含まれるものはスクールによって異なるので、予約前に必ず確認してください。チェックすべきポイントは、器材レンタル代が込みかどうか、施設使用料やシャワー代が別途かかるか、保険料が含まれているか、写真撮影サービスの有無、の4つです。

「安さ」だけで選ぶと、当日になって追加費用がかさむケースもあります。総額でいくらになるかを事前に確認しておくのが安心です。

また、「もう1本潜りたい」と思ったときに追加ダイブができるスクールもあります。1本目で慣れた状態で2本目に入ると、よりリラックスして水中を楽しめるので、時間と予算に余裕があればおすすめです。

体験ダイビングの持ち物リスト

体験ダイビングに必要な器材はすべてスクール側で用意してくれるのが普通です。自分で持っていくのは以下のものだけで大丈夫です。

水着またはインナー。夏場(6〜10月頃)はウェットスーツの下に水着を着ます。秋〜春(11〜5月頃)のドライスーツの場合は、長袖・長ズボンのジャージやトレーナー、靴下を着用するので水着は不要です。

タオル。ダイビング後に体を拭くためのバスタオルが1枚あれば十分です。

着替え。 帰りの服を忘れずに。濡れた服を入れるビニール袋もあると便利です。

日焼け止め。春〜秋の晴れた日は、海上での日差しが想像以上に強いです。

ただし、環境にやさしいリーフセーフの日焼け止めを選んでいただけるとうれしいです。

酔い止め(必要な方のみ)。ビーチエントリーなら船に乗らないので基本的に不要ですが、乗り物酔いしやすい方は念のため持っておくと安心です。

神奈川で体験ダイビングをするならどのエリアがおすすめ?

神奈川で体験ダイビングができる主なエリアと、それぞれの特徴をまとめます。

三浦半島エリアは、ビーチエントリーが可能で初心者に最も安心感のあるエリアです。東京湾と相模湾が交わる豊かな海には、ウミウシやハゼ、ネコザメなど多彩な生き物が暮らしています。ダイビング後には三崎のマグロが待っているのもうれしいポイント。都心から車で約90分、京急線でもアクセスしやすい立地です。

葉山エリアは、湘南のリゾート感を味わいながらのダイビングが魅力。富士山を望む絶景のロケーションで、浅い海域にもたくさんの生き物が住んでいます。観光やカフェ巡りと組み合わせたい方に人気です。

小田原・真鶴エリアは、JR早川駅から徒歩圏内にポイントがあるなど、電車で来やすいのが強み。魚影の濃さに定評があり、迫力のある水中景観を楽しめます。

どのエリアでも共通して大事なのは、「海況が安定していて、ビーチから入れるポイントがある」 こと。ボートに乗る必要がないビーチダイビングは、初めての方にとって精神的なハードルが格段に低くなります。

体験ダイビングで気をつけたいこと

最後に、体験ダイビングを安全に楽しむための注意点をいくつかお伝えします。

前日の飲酒は控えめに。二日酔いの状態でのダイビングは、耳抜きがうまくいかなかったり体調を崩したりする原因になります。前日は早めに寝て、万全のコンディションで臨みましょう。

体験ダイビング後は飛行機に乗れません。ダイビングをした日は、減圧症のリスクがあるため飛行機への搭乗ができません。旅行の最終日に体験ダイビングを入れるのは避けてください。最低でも18〜24時間の間隔を空ける必要があります。

無理をしない。水中で耳が抜けない、呼吸が苦しい、怖いと感じたら、迷わずインストラクターに伝えてください。体験ダイビングは楽しむためのプログラムです。無理をして嫌な思い出になってしまっては本末転倒です。

持病がある方は事前に相談を。喘息、心臓疾患、てんかんなど、特定の持病がある方はダイビングができない場合があります。予約前にスクールに相談するか、かかりつけ医に確認しておきましょう。

体験ダイビングの「その先」——ライセンス取得という選択肢

体験ダイビングを楽しんだ方の多くが「もっと自由に泳ぎたい」「もっと深い場所に行きたい」 と感じます。それはとても自然なことで、実際に僕のスクールでも体験ダイビングをきっかけにライセンス取得に進む方はたくさんいます。

体験ダイビングはインストラクターに誘導してもらう形ですが、ライセンス(OWD)を取得すれば、自分の意志で水中を移動できるようになります。行きたい方向に泳いでいける自由さは、体験ダイビングとはまったく別次元の楽しさです。

まずは体験ダイビングで海の世界を覗いてみて、「もっと知りたい」と思ったら、ぜひライセンス取得も視野に入れてみてください。三浦 海の学校では体験ダイビングからライセンス取得まで、一人ひとりのペースに合わせてサポートしています。

三浦 海の学校について

三浦 海の学校は神奈川県三浦市のPADI公認5スターIDCセンターです。 ダイビングライセンスの取得から、ファンダイビング、SUPやスノーケリングなどの マリンアクティビティまで、初心者からベテランまで楽しめます。

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