豪雨明けの三浦で新しいPADIダイバーが4名|5コースが同時に動いた日

8月14日の三浦・城ヶ島は、OWD講習からアドバンス、リフレッシュ、ファン、体験まで5つのコースが同時進行。前日の豪雨明けでも海況は良好でした。

三浦・城ヶ島でダイビングを楽しんだ参加者全員の集合写真

こんにちは、三浦 海の学校の吉田です。お盆まっただ中の三浦で、今日は新しいPADIダイバーが4名誕生しました。オープンウォーターダイバー講習、アドバンスド・オープンウォーターダイバー講習、リフレッシュダイビング、ファンダイビング、体験ダイビング。ひとつの日に5つのコースが同時に動くという、夏らしい忙しさです。

まずは認定の4名、おめでとうございます。

前日の豪雨を越えた三浦の海

今朝は少し身構えていました。昨日は関東一帯がかなりの豪雨で、三浦半島にもしっかり雨が降っています。こういう翌日は、川や陸から流れ込んだ濁り水が沿岸にたまって、透明度がガクンと落ちることがあるんです。雨のあとに海が白っぽく濁るのは、土砂や有機物が水中に舞い上がるからで、夏の関東の海ではよくある話です。

ところが今日の海は、いい方に裏切ってくれました。水面はうねりもほとんどなく穏やか。透明度は6〜7メートルほど、水温は24度。夏の三浦としては十分に気持ちのいいコンディションです。夜のうちに潮が入れ替わってくれたのだと思います。

海はその日にならないと本当のところは分かりません。だからこそ、前日の天気だけで「今日はダメだろう」と決めつけないようにしています。行ってみたらよかった、という日は案外多いんです。

逆に、前日がよく晴れていても、うねりが残っていて海に入れないこともあります。三浦半島は東京湾側と相模湾側の両方に面していて、風向きによって海の表情がまったく変わる場所です。今日のように片方が荒れていても、もう片方が穏やかであれば、そちらで潜るという選択ができる。開催地を城ヶ島・宮川湾で使い分けられるのは、三浦でダイビングをする大きな強みだと思っています。

PADIダイバーが4名誕生したライセンス講習

今日のメインは、オープンウォーターダイバー講習とアドバンスド・オープンウォーターダイバー講習でした。

ダイビング器材を背負って三浦の海にエントリーする直前の講習グループ

器材を背負ってエントリー前のこの表情。緊張と楽しみが半分ずつ、という顔をしていますが、この時間が僕はけっこう好きです。ここから海に入ると、みなさん一気に「ダイバーの顔」になっていきます。

水中では、まずロープにつかまって集合。ここで耳抜きと呼吸を落ち着かせてから、ゆっくり課題に入っていきます。

三浦の海の水中でロープにつかまり合図を送る講習中のダイバーたち

オープンウォーターダイバー講習は、マスククリアやレギュレーターリカバリーといった、水中で起きうる小さなトラブルに自分で対処する力を身につけるコースです。派手さはありませんが、ここを丁寧にやっておくと、この先のダイビングがぐっと安心なものになります。アドバンスドのほうは、深場や中性浮力、ナビゲーションなど、実際の海の遊び方の幅を広げていく内容です。

三浦でのダイビング講習を終えて笑顔で並ぶ参加者たち

オープンウォーターダイバーの講習は、学科・限定水域(プールなどの穏やかな環境)・海洋実習の3段階で進みます。三浦 海の学校では、学科をご自宅のスマートフォンやパソコンで進められるPADIのeラーニングにしているので、現地でやるのは実際に体を動かす部分が中心です。海に来ている時間を、机に向かう時間ではなく水中で過ごす時間に使えるほうがいいと思っているからです。

そして講習を終えて、今日認定になったのが4名。ウエットスーツを脱いだあとのこの顔つきが、朝とはもう違うんですよね。これでもう、世界中の海に潜りに行ける資格を持ったダイバーです。

体験ダイビングもファンダイビングも同じ海で

ライセンス講習と並行して、体験ダイビングとファンダイビングも動いていました。

三浦で体験ダイビングとファンダイビングに向かう参加者たち

体験ダイビングは、ライセンスがなくてもインストラクターと一緒に水中を泳げるコースです。今日のお客様も、水中でこの余裕。

三浦の海の中でピースサインを出す体験ダイビング中のお客様

初めての海で、マスク越しにこの表情が出てくるところまでいけば、もう大成功です。「息を吸って吐くだけで浮いたり沈んだりする」という感覚は、何度味わっても不思議で楽しいものだと思います。

体験ダイビングでよく聞かれるのが「泳げないけど大丈夫ですか」という質問です。泳ぐ必要はありません。器材が浮力を作ってくれますし、足も水底に着く浅い場所から始めます。むしろ大事なのは、力まずに息を吐き続けられること。慌てて息を止めてしまうほうが、体はずっとしんどくなります。とはいえ、海に入る以上リスクがゼロになることはないので、体調が優れない日は無理をせず正直に伝えていただくのが一番です。持病がある方は、事前にかかりつけの医師にご相談ください。

ファンダイビングのチームには、親子での参加もありました。

三浦の海でファンダイビングに向かう親子とダイバー

三浦の海は東京や横浜から日帰りで来られる距離にありながら、ビーチもボートも楽しめます。家族で一緒に潜れる、というのはダイビングならではの贅沢だと思います。

リフレッシュダイビングという選択肢

もうひとつ、今日は久しぶりに潜るお客様のリフレッシュダイビングもありました。

リフレッシュダイビングを終えた三浦 海の学校のお客様とインストラクター

ライセンスは持っているけれど、しばらく潜っていない。器材のセッティングを忘れてしまった。そういう方が、浅い場所でひととおりおさらいしてから海に出るのがリフレッシュダイビングです。

ブランクがあることは、まったく恥ずかしいことではありません。むしろ、久しぶりだと分かっているうえで、きちんと確認してから潜るという判断ができる方は、ダイバーとして信頼できると僕は思っています。ダイビングにリスクがないわけではないので、こうした準備を省かないことが安全につながります。「そろそろまた潜りたいけど不安だな」という方は、遠慮なく相談してください。

頼もしいスタッフと一緒に潜った三浦の一日

今日のように複数のコースが同時に動く日は、僕ひとりではとても回りません。忙しいときにいつも手伝ってくれる頼もしいスタッフが、今日も入ってくれました。しかも今日は、彼らも一緒に海に入っています。

働く側が心から楽しそうに潜っているチームは、お客様にとってもきっと居心地がいいはずだと思っています。実際、今日は本当に楽しいダイビングができました。

三浦 海の学校は少人数制で、インストラクター1名に対して最大4名まで。人数を絞っているのは、ひとりひとりのペースに合わせたいからです。今日のように参加人数が多い日でも、この形は崩しません。

今日認定の4名へ、次はファンダイビング

夏の海はまだまだこれからです。お盆を過ぎても、水温はしばらく高い状態が続きます。今日ライセンスを取った4名の方は、ぜひ次はファンダイビングで、講習ではない「ただ楽しむだけの海」を味わってみてください。

本日はご利用ありがとうございました。前日の豪雨にも裏切られず、透明度6〜7m・水温24度の海で、4名のダイバーが誕生した一日でした。