水温25度・透明度8mの三浦——城ヶ島でファンダイビングと体験ダイビングの一日
こんにちは、三浦 海の学校の吉田です。
8月22日の三浦は、ダイビングにこれ以上ないコンディションでした。 水温は25度、透明度は6mから8m。午前は久しぶりに海に戻ってきたお二人のファンダイビング、午後ははじめての方の体験ダイビング。 両方の顔が見られた、いい一日でした。

8月後半の三浦半島は、一年でいちばん水が優しい
陸は相変わらずの夏空で、器材を担いで歩くだけで汗が出ます。それでも、この時季にエントリーする瞬間の感覚は格別です。ウェットスーツ越しに伝わる水が、冷たさではなく心地よさとして届く。三浦の海が一年でいちばん優しくなるのが、まさに今なんです。
夏休みの後半ということもあって、城ヶ島の周りにも人の姿がちらほら。海に向かう空気そのものが、少し賑やかで楽しい季節です。
今の三浦の海況——水温25度、透明度は6〜8m
この日の水温は25度、透明度は6mから8mでした。
「透明度8mって、いいんですか?」 と聞かれることがあります。南の島の写真を見慣れていると数字が小さく感じるかもしれませんが、三浦をはじめとする相模湾側のビーチダイビングでは、8m見えていればかなり良好な部類です。ガイドの姿はもちろん、少し離れた岩や、砂地を泳ぐ魚の群れまでしっかり見渡せます。
そして三浦の海の面白さは、透明度の数字よりも「密度」 にあります。関東の海はプランクトンが豊富で、その分だけ透明度は熱帯の海に及びません。でも、そのプランクトンを食べる生き物が集まるから、狭い範囲にびっくりするほど多くの種類が暮らしている。今日のように水温25度・透明度8mという条件がそろうと、その密度の高さがそのまま目に飛び込んできます。
午前はファンダイビング——久しぶりでも、体は覚えている
午前中は、三浦 海の学校でCカードを取得されたHちゃんとMちゃんのファンダイビングでした。

「お久しぶりです」 というご挨拶からのスタート。ブランクがあると聞くと、こちらもエントリー直後は少し注意して見ています。ところが、いざ潜り始めると心配は無用でした。浮力コントロールがしっかり効いていて、砂を巻き上げることもなく、水平の姿勢のまますいすい泳いでいく。講習で身につけたものは、思っているよりずっと体に残っているものです。

ただ、これは声を大にしてお伝えしたいのですが、ブランクは短いほうが絶対に楽しいです。「久しぶりだから緊張する」という気持ちが消えるだけで、同じ1本の中身が変わります。次はぜひ、あまり時間を空けずに潜りましょう。久しぶりにお会いできて、本当に嬉しかったです。
また来月、なんて言ってもらえたら最高です。
こうした「気づいたら1年空いていた」を仕組みで防ぐために、潜った当日に次回の日程を決めると次回が800円引きになるつづける割をご用意しています。ログ付けのときにひと声かけていただくだけで、手続きは要りません。 この「取った日がスタート」という話は、まんが第17話でも読めます。
三浦の海で出会った生き物たち
透明度が出ていたおかげで、この日は見応えのある3種にじっくり会えました。
ミノカサゴ

扇のように広がった胸ビレと、縞模様の長い背ビレ。 三浦の海を代表する、絵になる魚です。この日は砂地の上でこちらを正面から見据えるように止まってくれて、絶好の被写体になってくれました。
ミノカサゴは泳ぎがゆっくりで逃げないので、水中写真の入門にぴったりの相手です。
ただし背ビレの棘には毒があります。きれいだからと手を伸ばしたり、写真に夢中になって不用意に近づいたりしないこと。適度な距離を保って眺めるのが、お互いにとっていちばんです。
アカエイ

砂地をゆっくり流していると、砂の色に紛れて小さなアカエイがひそんでいました。まだ体の小さな個体で、砂をかぶって目だけを出している姿がなんとも可愛らしい。
アカエイは砂に潜って身を隠す習性があるので、砂地のダイビングでは「いる前提」 で探すと見つかります。コツは、砂の表面にできたわずかな盛り上がりと、そこから覗く2つの目を探すこと。一度見つけられるようになると、砂地の景色がまるで違って見えてきます。
なお尾に毒棘を持つので、砂地に着底するときや近づくときは慌てないことが大切です。
イシダイ

そして、大きなイシダイ。白と黒のくっきりした縞模様で、青みがかった水の中でもよく目立ちます。この日は数尾がまとまって、構造物のまわりをゆったりと泳いでいました。
イシダイは好奇心が強く、ダイバーに寄ってくることもある魚です。堂々とした体つきの個体が悠々と泳いでいく姿は、三浦の海のビーチダイビングでもしっかり「群れを見た」 という満足感を残してくれます。
このほかにも、岩陰にはウミウシの仲間や小さな根魚が身をひそめていて、目を近づけるほど発見が増えていきます。 こういう「探す楽しみ」があるのが、三浦のビーチダイビングのいいところです。
三浦で出会える生き物は海の生き物図鑑にもまとめていますので、潜る前の予習にどうぞ。
午後は体験ダイビング——スノーケリングから、ゆっくり始める
午後からは体験ダイビングです。

三浦 海の学校の体験ダイビングは、いきなりタンクを背負って海に入る、ということはしません。この日もまず、器材を背負わないスノーケリングからスタートしました。マスクをつけて顔を水につける、フィンで進んでみる、海水の感覚に慣れる。この順番を踏むだけで、その後の緊張がまるで違います。
「泳げないのですが大丈夫ですか」 というご質問を本当によくいただきます。ダイビングは水泳と違って器材で呼吸をするスポーツなので、泳力そのものはほとんど関係ありません。それでも不安が残るのは、水そのものに体が慣れていないからです。 だから最初にスノーケリングを挟みます。足の着く浅場で、顔をつけて呼吸ができると分かった時点で、不安の大部分は解けています。
海水とスノーケル、マスク、フィンにひと通り慣れてきたところで、いよいよダイビング器材を背負って水中へ。

最初はやはりバランスを取るのに苦労されていました。タンクの重さ、水中での体の傾き、思ったところに進まないもどかしさ。 誰もが最初に通る道です。それでも、少しずつ息が落ち着き、体の力が抜けてくると、動きが変わってきます。気づいたときには、ご自分でしっかり泳げるようになっていました。
たった数時間で、水が怖い場所から遊べる場所に変わる。体験ダイビングのいちばん面白いところだと、僕は思っています。 ご参加、本当にありがとうございました。次はライセンスですね。 お待ちしています。
三浦でダイビングを始めるなら、今の海がいちばん
体験ダイビングを楽しんでいただけたなら、次のステップはCカード(ダイビングライセンス)の取得です。ライセンスがあれば、インストラクターに手を引かれる立場から、自分で行き先を選べる立場に変わります。この日のHちゃんとMちゃんのように、ふらっと海に会いに行けるようになるわけです。
三浦 海の学校のオープンウォーター講習は総額表示で、当日の追加請求はありません。2026年9月30日までは、LINEからのお申し込みでレンタル器材1日分(5,500円)が無料になる「夏割」 を実施中です。詳しくはダイビングライセンス取得コースのページをご覧ください。
なお夏割は、器材レンタル1日分無料という同じ内容のバディ割とは併用できません。
海況によって開催場所や日程を変更させていただくこともあります。安全にはどうしても不確実な要素が伴いますので、その日の海を見て正直に判断させてください。それでも、水温25度・透明度8mという今日のような日に当たれば、三浦の海は本当に気持ちのいい場所です。
迷っている段階でも構いませんので、まずはLINEで気軽にご相談ください。
三浦 海の学校について
三浦 海の学校は神奈川県三浦市のPADI公認5スターIDCセンターです。ダイビングライセンスの取得から、ファンダイビング、SUPやスノーケリングなどのマリンアクティビティまで、初心者からベテランまで楽しめます。 開催は城ヶ島・宮川湾。京急三崎口駅から開催地まで無料送迎をご利用いただけます。
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