親子3人でダイビングライセンス講習——三浦・城ヶ島のプールと海で1日目

親子3人でダイビングライセンス講習——三浦・城ヶ島のプールと海で1日目

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こんにちは、三浦 海の学校の吉田です。

今日は城ヶ島で、PADIオープンウォーターダイバー講習の1日目でした。三浦のダイビングらしい、真夏の日差しがまっすぐ降ってくる一日。参加いただいたのは、お父さんとお子さん2人の素敵なご家族3名です。

午前中はプールでの限定水域講習、午後から海に出て海洋実習を1本。1日でここまで進むと、明日がぐっと楽になります。

城ヶ島の海で講習を終えたお父さんとお子さん2人。三浦のダイビングライセンス講習1日目

真夏の三浦、うねりは少し入っていました

朝の城ヶ島は、見上げれば文句なしの青空。雲の形もすっかり夏で、器材のセッティングをしているだけで汗が流れてくるような陽気でした。

海のほうはというと、少しうねりが入っていました。うねりは、その場の風が立てている波とは別もので、遠くの海域で生まれた波のエネルギーがゆっくりした周期で伝わってきているものです。水面は穏やかに見えても、水中に入ると体が前後にゆっくり揺すられる。 今日はそういう状態でした。

とはいえ、講習ができないほどではありません。エントリーとエキジットのタイミングだけ気をつけて、あとは予定していた内容をひととおり進められました。この時季の三浦半島は、天気予報が晴れマークでも海だけがざわついている日がありますし、逆に風の強い予報でも湾の中は静かなことがあります。だから当日の朝に海を見てから最終判断をする、というやり方をずっと続けています。

三浦には城ヶ島・宮川湾といくつか選択肢があるので、その日の海に合わせて場所を動かせるのも強みです。中止か決行かの二択ではなく、「今日の海でできることをきちんとやる」 という組み立て方をしています。

午前はプール講習——ダイビングの土台は足がつくところで作る

オープンウォーターダイバー講習は、大きく「学科」「限定水域(プールなど穏やかな環境)」「海洋実習」 の3つでできています。今日の午前は、その真ん中の限定水域。

城ヶ島のプールでの限定水域講習を終えた3人。三浦 海の学校のダイビングライセンス講習

プールでやることは、地味に見えて実はダイビングの土台そのものです。

  • レギュレーターを口から外して、また咥えて呼吸を再開する
  • マスクに水を入れて、水中で抜く
  • 水中でウエイトやタンクのベルトを外して付け直す
  • バディの空気を使って一緒に浮上する

どれも「もしも」のときの手順ですが、大事なのは技を覚えることより、足のつくところで一度やっておくと、海で同じ状況になっても慌てなくなるということです。 人は、初めて起きたことにはびっくりします。でも二度目は、びっくりの度合いがぐっと下がる。 プール講習は、その「一度目」を安全な場所で済ませておくための時間です。

今日の3人は、これが本当に上手でした。マスククリアも、レギュレーターリカバリーも、説明したとおりにすっと通る。ご家族だからか、誰かが手こずっているときに残りの2人が自然に見守っている空気があって、こちらとしても進めやすい午前中でした。

親子でライセンス講習を受けられる方は毎年いらっしゃいますが、家族という単位はダイビングと相性がいいと思っています。ダイビングは必ずバディ(2人1組)で潜るスポーツなので、講習が終わったあともずっと一緒に潜れる相手がいる、というのはかなり大きなアドバンテージです。

午後は海へ——海洋実習1本目

お昼をはさんで、午後から海洋実習の1本目。プールでできたことを、今度は本物の海でもう一度やっていきます。

器材を背負って海洋実習に向かう三浦 海の学校のダイビングライセンス講習の受講生

プールと海がいちばん違うのは、足元が見えないこと、そして自分の体が常にゆっくり動かされていることです。今日はうねりが少し入っていたので、水中でも体がふわりふわりと揺れる感じがありました。

そして今日の海は、正直なところ少し濁っていました。 透明度は良くなかったです。夏の三浦の海は、プランクトンが増える時期でもあり、うねりが海底の砂を巻き上げることもあって、青く抜ける日と白っぽく煙る日の差が大きい。 今日は後者でした。

ただ、濁っている日には濁っている日の使い道があります。今日は中性浮力(浮きも沈みもしない状態を保つこと)の練習にじっくり時間を使いました。

遠くの景色が見えないぶん、目の前の砂地や岩、自分の吐いた泡といった「近いもの」 に意識が向きます。

実はこれ、浮力の感覚をつかむにはむしろ都合がいい。

  • 息を吸うと、少し遅れて体が浮きはじめる
  • 息を吐くと、これも少し遅れて体が沈みはじめる
  • BCD(浮力調整器)への給気・排気は、少しずつ、そして待つ

この「少し遅れて効いてくる」という感覚は、言葉で説明しても伝わりきらないところがあって、結局は水中で自分の体で確かめてもらうしかありません。今日は3人とも、砂を巻き上げずに止まっていられる時間が、1本の中でどんどん長くなっていきました。

透明度が良い日は、どうしても遠くの魚や地形に気を取られます。逆に言えば、濁った日こそ自分の呼吸と浮力に向き合える。「今日は透明度がイマイチで残念でしたね」で終わらせず、こういう日にしかできない練習をあてる。これは三浦で長く講習をやってきて身についた組み立て方です。

三浦の海で出会った生き物

濁ってはいましたが、近くのものはよく見えます。むしろこういう日は、岩の表面をじっくり探すマクロ的な楽しみ方が向いています。

三浦・城ヶ島のダイビングで岩肌に見つけたウミウシの仲間

白とオレンジのウミウシの仲間

岩肌の海藻に紛れて、白い体にオレンジの細かな点、そのまわりを黒とオレンジの縁取りがフリルのように囲んだ美しい一匹がいました。 大きさは指の先ほど。

ウミウシは種類が非常に多く、三浦の海だけでもたくさんの仲間が見られます。今日の個体は、正直なところ僕もその場で種名を言い切れませんでした。似た模様の種がいくつもあるので、こういうときは無理に断定せず、写真を撮って帰ってから調べます。ダイビングを続けていくと、こうやって「見つけたけど名前がわからないもの」がだんだん増えていって、それがまた面白いんです。

ウミウシは動きがとてもゆっくりなので、初心者の方でも観察しやすい生き物です。

ただし、近づきすぎてフィンで砂を巻き上げると、自分の視界も相手の居場所もわからなくなってしまう。ウミウシを見るための必須スキルが、実は中性浮力というわけです。今日の午後の練習が、そのままこういう楽しみにつながっていきます。

明日は海洋実習の続きです

1日目としては、上出来の内容でした。プールでみっちり基礎をやって、午後の海でそれを一度なぞる。この流れができていると、2日目の海はぐっと余裕をもって潜れます。

明日は残りの海洋実習を進めていきます。今日つかみかけた浮力の感覚を、もう少し確かなものにしていきましょう。海の状態は明日の朝また見て判断しますが、良い一日になりそうな予感がしています。

三浦でダイビングライセンスを取ってみたい方へ。学科はご自宅のパソコンやスマートフォンで進められるeラーニングなので、現地で必要になるのは今日のような実技の日だけです。神奈川・三浦なら東京・横浜から日帰りでも通える距離ですし、京急三崎口駅から開催地までは無料送迎もご用意しています。

そして、ご家族やご友人と一緒に受けるのは本当におすすめです。今日の3人を見ていてあらためてそう思いました。 取ったあとに「一緒に潜る相手」がいるかどうかで、ダイビングの続けやすさはずいぶん変わります。

海の状態や日程のご相談は、お気軽にご連絡ください。当日の海況やその時季の見どころも含めて、正確なところはご予約時にお伝えしています。

三浦 海の学校について

三浦 海の学校は神奈川県三浦市のPADI公認5スターIDCセンターです。ダイビングライセンスの取得から、ファンダイビング、SUPやスノーケリングなどのマリンアクティビティまで、初心者からベテランまで楽しめます。 開催は城ヶ島・宮川湾。京急三崎口駅から開催地まで無料送迎をご利用いただけます。

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