お店に聞く前にAIに相談|三浦 海の学校のサイトに付けた新しいボタン
問い合わせるのは緊張する、でも聞きたいことはある。そんな方のために三浦 海の学校のサイトに「AIに相談する」ボタンを付けました。ふだん使っているAIに、ダイビングが自分に合うか率直に聞けます。
こんにちは、三浦 海の学校の吉田です。8月27日から、サイトの各ページのいちばん下に「AIに相談する」ボタンを付けました。三浦の海でダイビングを教えてきて、ずっと気になっていたことがあります。問い合わせをくださる方の何倍も、「問い合わせの手前」で画面を閉じてしまった方がいるんじゃないか、ということです。
聞きたいことはある。でも、お店に連絡するのはちょっと緊張する。その気持ちに応える仕組みです。今日はそのお知らせと、なぜ作ったのかという話です。
サイトの各ページに付けた「AIに相談する」ボタン
8月27日から、三浦 海の学校のサイトの各ページのいちばん下に、「AIに相談する」という紺色のカードが付いています。
カードにはボタンが3つ。ChatGPT・Claude・Perplexityという、いま広く使われているAIサービスに対応しています。ふだん使っているものをひとつ押すと、そのAIの画面がそのまま開いて、相談用の文章が自動で入ります。あとは送信するだけです。
ポイントは、これが「お店のAI」ではなく、あなたがふだん使っているAIだということです。お店への連絡はいりませんし、名前もメールアドレスも伝わりません。誰が何を相談したのか、僕らには一切わからない仕組みです。だから、気兼ねなく聞けます。
自動で入る文章の中身は、「三浦 海の学校が自分に合っているか相談したい」というものにしてあります。AIはまず当サイトの公式情報を読み、そのうえで、あなたの状況や不安(泳げない、一人参加、年齢、ブランク、体力の心配など)を聞いてから、合っているかどうかを率直に答えるよう設計しました。
問い合わせの手前にある3つの壁
ダイビングを始めてみたい気持ちはあるのに、問い合わせに踏み切れない。その理由は、教えていてだいたい3つに絞られると感じています。
一度連絡したら、断りにくくなりそう
人と人のやりとりが始まると、「やっぱりやめます」が言いづらくなる。だからそもそも始めない、という心理です。真面目な方ほどこうなります。
営業されそうで身構えてしまう
お店に質問すれば、お店に都合のいい答えが返ってくるんじゃないか、という警戒です。これは商売をしている側としては耳が痛いですが、自然な感覚だと思います。
こんな初歩的なこと、聞いていいのかわからない
「泳げないんですけど」「50代からでも大丈夫ですか」。僕らにとっては毎週のようにいただく、ごく普通の質問です。でも、聞く側にとっては勇気のいる質問だということを、忘れてはいけないと思っています。
AIへの相談なら、この3つの壁がぜんぶ消えます。断る気まずさはないし、あなたの側に立って答えてくれるし、どんな初歩的なことでも何度でも聞けます。深夜でも早朝でも、思い立ったときに。
それに、調べものをまずAIに聞くのは、もう特別な行動ではなくなりました。だったら、聞かれる側のお店が公式の情報をAIに読める形で整えて、入口まで用意しておくほうが誠実だろう。そう考えて作ったのが、このボタンです。
「AIに相談する」ボタンの使い方は3ステップ
使い方はかんたんです。
1. サイトのどのページでもいいので、いちばん下までスクロールする 2. 「AIに相談する」カードの3つのボタンから、ふだん使っているAIを選んで押す 3. 開いた画面の文章をそのまま送信する。AIがお店の概要をまとめたあと、あなたの状況を聞いてくるので、「泳げないのが不安」「一人参加はういてしまわないか心配」など、気になることをそのまま打つ
送信すると、AIはまず当店がどんなスクールかを短くまとめ、続けてあなたの状況をいくつか聞いてきます。答えていくと、合っているかどうかの見立てと、次の一歩(見ておくべきページや、確認しておくとよいこと)まで整理してくれます。スマホでもパソコンでも使えます。

問い合わせ文の作法も、言葉づかいも、何も気にしなくて大丈夫です。相手はAIですから、思ったままを打ってください。このボタンができるまでの経緯は、まんが第19作「お店に聞く前に、AIに聞いていい」でも読めます。
AIに聞く質問の例、泳げない・一人参加・年齢
何を聞けばいいか迷う方のために、僕らが実際によくいただく質問を、AIに聞く形に直してみます。
- 「泳げないんですが、体験ダイビングはできますか。正直なところを教えてください」
- 「一人で参加して、浮いてしまわないか心配です。実際のところどうですか」
- 「50代からダイビングを始めるのは遅いですか」
- 「何年も潜っていないブランクがあります。いきなりファンダイビングに参加していいですか」
- 「費用は総額でどのくらい見ておけばいいですか」
どれも、このまま打って大丈夫です。ポイントは、かっこつけないこと。不安は具体的に書くほど、返ってくる答えも具体的になります。
ひとつ、僕らのこだわりも書かせてください。自動で入る相談文には「合っているかどうか率直に答えてください」という一文を入れました。当店に都合のいい答えへ誘導するのではなく、あなたに合うかどうかをまっすぐ答えてもらうためです。もしAIが「あなたの場合は、まず別の選択肢を考えてもいいかも」と答えたなら、それも大事な答えだと僕は思います。合わないまま申し込んで、海そのものを嫌いになってしまうことが、いちばん悲しいですから。
AI相談のボタンについて、3つの疑問
料金や登録は必要ですか
お店側の手続きや料金は一切ありません。AIサービスのアカウントはご自身のものを使う形で、多くの場合、無料の範囲で相談できます。ボタンを押しても何かを申し込んだことにはなりませんし、当店に通知が届くこともありません。
AIの答えは正確ですか
AIはサイトの公式情報を読んだうえで答える設計にしていますが、回答は毎回同じではなく、間違えることもあります。最新の料金・空き状況・海況は、サイトの各ページと公式LINEで必ずご確認ください。また、持病など健康に関わることは、AIではなく医師にご相談ください。ダイビングには健康状態の確認が必要な場合があります。
相談したら、申し込まないといけませんか
なりません。先ほど書いたとおり、誰が相談したのか僕らにはわからない仕組みなので、そもそも営業のしようがありません。相談だけで終わって、まったく問題ありません。
サイトのいちばん下にある、小さな入口
ダイビングは、始める前がいちばん不安です。始めてしまえば、三浦の海は泳げない方も一人参加の方も受け止めてくれるのですが、その一歩目の手前で立ち止まっている方に、僕らはずっと手を伸ばせずにいました。
「AIに相談する」ボタンは、その手前に置いた小さな入口です。AIと話して気持ちが整ったら、今度は人間の僕らに聞かせてください。公式LINEでは質問だけでも無料で受け付けています。もちろん、AIとの相談だけで終わっても大丈夫です。ボタンは、トップページでも、料金のページでも、まんがのページでも、サイトの各ページのいちばん下にあります。
