秋の三浦、ビーチダイビングの生き物|9月末から11月、タコとイソギンチャク畑

9月下旬から11月はじめ、三浦のビーチのファンダイビングで写真に残った生き物を並べました。貝殻を盾にするタコ、枯れ葉のような魚、イソギンチャクの中のエビ、イソギンチャク畑の青い魚。水温と透明度の記録が残っている日も書いています。

秋の三浦、ビーチダイビングの生き物|9月末から11月、タコとイソギンチャク畑

10月21日の朝、城ヶ島の海の上に、大きな虹が出ていました。台風30号のうねりを心配していた日で、空は雨雲、海には白波が立っていました。それでも、潜ってみると、少し深いところでは透明度が4〜5m、水温は23度でした。

雨雲の下、城ヶ島の白い灯台の向こうまでかかる虹

9月の終わりから11月のはじめにかけて、三浦のビーチでは、ファンダイビングの日が続きました。そのあいだに写真に残った生き物を、見つけた場所ごとにまとめます。

この記事に出てくる日は、9月24日、9月25日、9月28日、10月12日、10月18日、10月21日、10月29日、10月31日、11月3日、11月4日です。

1日4本の日を重ねた秋

9月16日の記事で書いた、ビーチで1日4本のファンダイビングは、そのあとも9月24日、10月21日、10月29日と続きました。10月16日は、宮川湾のボートと城ヶ島のビーチで4本です(その日の記事)。

9月24日は雲のない快晴で、城ヶ島の海は鏡のように静かでした。10月31日は、朝の投稿に「夏が帰ってきました!今日は暑い」と書いた日です。11月3日と4日は、カメラを持った方と、ビーチで潜っています。

カメラを構えるダイバーの手前で、ひれを広げるミノカサゴ

ほかにも、9月25日、9月28日、10月12日、10月18日に、ビーチのファンダイビングがありました。いつも潜りに来てくださる方と潜った日もあります。

岩のすき間と、イソギンチャクの中をのぞく

貝殻を盾にしたタコ

10月21日、岩の割れ目をのぞくと、タコが貝殻を体の前に立てて、両目だけを出していました。貝殻のすき間から、白い網目模様の腕が見えます。

岩の割れ目で、貝殻を盾のように立てて両目だけを出すタコ

岩のすき間や、海の中に置かれた筒は、のぞいてみると誰かが入っていることがあります。9月28日は、付着物におおわれた筒の口から、ニジギンポが顔を出していました。

付着物におおわれた筒の口から顔を出すニジギンポ

イソギンチャクの中のエビ

9月25日、9月28日、10月29日、11月3日と、何度も写真に残ったのが、イソギンチャクの触手のあいだにいる小さなエビです。9月28日に撮った赤茶に白い紋のエビは、イソギンチャクモエビ。尾を上に反らせているのが目印です。

イソギンチャクの触手のあいだで、尾を反らせるイソギンチャクモエビ

同じ日には、透明な体に白い点のアカホシカクレエビも写っています。探すときは、イソギンチャクを真上からではなく、横から一つずつのぞきます。触手が揺れたすき間に、白い模様が見えることがあります。

砂の上の、枯れ葉と小さなイカ

枯れ葉のふりをする魚

11月3日、砂の上に枯れ葉が1枚落ちている、と思ったら、ひれがありました。枯れ葉のふりをする、ツバメウオの仲間の幼魚のようです。

砂の上で、枯れ葉のような形と色をした、ツバメウオの仲間の幼魚

10月29日には、砂の上に小さなイカがいました。腕を上げていて、体のふちにはひれが見えます。砂地は何もないように見えて、近づくと、こうした小さな生き物が動いています。

砂の上で腕を上げる、小さなイカの仲間

9月24日には、岩の上を、青い線の模様のハコフグの仲間が泳いでいました。後ろには、緑の丸い触手のイソギンチャクが写っています。

岩の上を泳ぐ、青い線の模様のハコフグの仲間

イソギンチャク畑と、写真に撮れなかったクマノミ

10月29日と11月3日には、砂地の一面に茶色い触手のイソギンチャクが広がる場所を潜りました。いわゆるイソギンチャク畑です。10月29日は、その上を青い小魚の群れが泳いでいました。

一面に広がるイソギンチャクの上を泳ぐ、青い小魚の群れ

10月29日は、このイソギンチャク畑でクマノミにも会えました。ただ、クマノミの写真だけは撮れていません。この日の透明度は8mほどで、ほかにアオウミウシ、シロウミウシ、カエルアンコウの仲間も写真に残っています。

岩とそっくりの色で、じっとしているカエルアンコウの仲間

11月4日、白に黒い水玉のウミウシ

11月4日に写真に残ったのは、白に黒い水玉のウミウシ、桃色の触角の小さなウミウシ、雪の結晶のような白いふさふさ、殻からのぞくヤドカリ。小さな生き物を一つずつ探した日でした。

赤い岩の上を進む、白に黒い水玉のウミウシ
紫の海綿の上で、殻から目と脚をのぞかせるヤドカリの仲間

ここに出てきた生き物の名前や見られる季節は、海の生き物図鑑にもまとめています。

記録が残っている日の水温と透明度

この期間で、水温や透明度を記録していた日だけを並べます。

  • 9月25日:水温24度、透明度4mから
  • 9月28日:水温23度、透明度4mほど(曇りや雨、ときどき晴れ間)
  • 10月21日:水温23度、少し深いところで透明度4〜5m
  • 10月29日:透明度8mほど

10月中旬からは、三浦ではドライスーツで潜る季節です。ビーチのファンダイビングは2本で¥13,200、4本で¥24,200(税込・レンタル器材は別)。潜った日のうちに次の日程を決めると、次のファンダイビングが¥800引きになるつづける割もあります。料金の一覧はファンダイビングのページです。

10月29日のクマノミは、次に潜るときの宿題になっています。