ドライスーツを採寸してきました——三浦のダイビングは冬も続く、自分のドライを持つ話

ドライスーツを採寸してきました——三浦のダイビングは冬も続く、自分のドライを持つ話

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こんにちは、三浦 海の学校の吉田です。

昨日9月3日は、三浦の海に潜る日ではなく、ドライスーツの採寸の日でした。 午後からお客様のSくんのご自宅へ。ダイビングを続けていくSくんが今年ドライスーツを作ることになり、実は僕も今年は自分のドライスーツを新しく購入するので、それなら一緒に測ってもらおう、ということになったのです。

今日はその採寸の様子と、なぜ「自分のドライスーツ」を持つと三浦のダイビングがぐっと広がるのか、という話を書きます。ドライスーツが気になりはじめた方、冬の海を迷っている方に読んでほしい記事です。

三浦のダイビングは、ドライスーツで1年の3分の2を潜る

三浦 海の学校では、10月に入るとウェットスーツからドライスーツへの衣替えが始まります。ドライスーツの季節は10月半ばから6月半ばまで。

つまり1年のうち3分の2はドライスーツで潜っているのが、三浦の海の実際です。

そしてこの期間には、夏には無いご褒美があります。 三浦の海は冬がいちばん青い。夏の賑わいが落ち着き、水がぐっと澄んでくる時季です。透明度の細かな数字はその日の海次第なので、ここでは書きませんが、ウェットの季節しか知らない方が初めて冬に潜ったときに「同じ海ですか」 と驚かれることは珍しくありません。

透き通った冬の三浦の海をドライスーツで潜るダイバー

Cカードを取ったばかりの方には、まだ冬の海のことは頭に無いかもしれません。 でも「ウェットの海はあと少し」というタイミングで、その先のことを少しだけ考えておくと、ダイビングの世界が2倍以上に広がります。

ダイビングのドライスーツはレンタルでいい。 でも「サイズが命」

最初にお伝えしておきたいのは、ドライスーツは初めてなら**レンタルでいい**ということです。三浦 海の学校ではドライスーツのレンタルを1日¥5,500(税込)でご用意しています。まずレンタルで冬の海を体験してみて、続けたくなったら自分のものを考える。 その順番で十分です。

ただ、ドライスーツはウェットスーツと仕組みが違います。首と手首のシールで水を止め、中に空気の層を作って体を守る器材です。 だからサイズが命。首や手首にすき間があれば水が入ってきますし、体に対して大きすぎれば中の空気が動いて姿勢が安定しにくく、小さすぎれば窮屈で動きにくい。レンタルは近いサイズを選んで着ますが、「自分の体にぴったり」 とは少し違います。

続けて潜るなら、自分の体に合わせて作ったドライスーツを持っていい。 その合わせ方が「採寸」です。

ドライスーツの採寸はメーカーさんがしてくれます

今回選んだメーカーはMobby(モビーズ)です。採寸はメーカーの担当のYさんにお願いしました。Sくんのご自宅までわざわざお越しいただき、僕とSくんの二人分を丁寧に測ってくださいました。 Yさん、本当にありがとうございました。

採寸そのものは、着替えて何かをするような大げさなものではありません。身長や体重といった基本のほかに、首まわり、手首、胸まわり、腕の長さ、股下など、スーツの作りに関わる箇所をメジャーで測っていきます。プロが測るので、自分で測るときにありがちな「ここはゆるめに測ってしまった」 といったブレがありません。これが体に合ったスーツにつながります。

隣で測られているSくんを見ながら、「これで首や手首から水が入る心配がぐっと減るな」 と思いました。Sくん、届くのが楽しみだね。

選んだドライスーツは、自分で着脱できる前ファスナーのChest Zip DRY HYBRID

僕とSくんが選んだのは、MobbyのChest Zip DRY HYBRID(チェストジップ ドライ ハイブリッド)というモデルです。決め手は名前のとおり、**ファスナーが前(胸)にある**ことでした。

ドライスーツは背中にファスナーがあるタイプが昔から一般的で、着るときも脱ぐときも誰かに閉めてもらう必要がありました。バディやスタッフに頼めば済む話ではあるのですが、器材のセッティングの合間に「ちょっとファスナーお願いします」 と声をかけるのは、地味に気を使うものです。

前ファスナーのチェストジップなら、自分ひとりで着脱できます。着替えのタイミングを自分で決められて、脱ぐときも待たなくていい。この小さな自由が、実際に潜る日には思った以上に大きいのです。

前ファスナーのドライスーツを自分ひとりで閉めるダイバー

メーカーの製品説明を見て、ほかにも「これは三浦の海で効くな」 と感じたポイントがいくつかありました。

排気バルブが手首にある

ドライスーツは中の空気を抜きながら浮力を調整しますが、このモデルは排気バルブが肩ではなく手首側についています。腕を上げるだけで空気が抜けるので、浮上のときの操作がシンプルです。肩まわりがすっきりして、BCDを着けるときにも邪魔になりません。

ハイブリッド素材で、タオルで拭けば乾く

生地の一部にハイブリッドスキン素材が使われていて、海から上がったあとタオルで拭けばさっと乾きます。三浦 海の学校は城ヶ島と宮川湾で開催していて、日によって移動もあります。びしょ濡れのスーツを引きずらずに済むのはありがたい点です。

肩がすれに強い

肩の部分には耐摩耗性のジャージ生地が使われています。BCDのストラップとこすれる場所なので、長く使うほどここの差が出ます。せっかく自分に合わせて作るスーツなら、長く着たいですからね。

ドライスーツを持つと、三浦のダイビングはこう変わる

僕自身、インストラクターとして長くドライスーツを着てきましたが、今年あらためて自分のものを新調して感じているのは「道具が自分のものになると、海に行く理由が増える」 ということです。

  • **潜れる月が増える。** 10月から6月までの海が、当たり前に自分の海になります
  • **冬の青い海に会える。** 三浦の海がいちばんきれいな時季を、毎年見に行けます
  • **快適さが違う。** 自分の体に合ったスーツは、水が入りにくく、動きやすく、余計なストレスがありません
  • **上達が早くなる。** ドライスーツの浮力コントロールは慣れが必要ですが、毎回同じスーツなら体が覚えます

ひとつだけ正直に書いておくと、ドライスーツでも顔と手は水にふれます。冷たさの感じ方は人それぞれなので、「寒くない」 とは言い切りません。ただ、体の芯が冷えないというのは、水中で過ごせる時間と気持ちの余裕を大きく変えてくれます。

ドライスーツの支度はウェットのうちに

ここが今日いちばん伝えたいことです。 **採寸から届くまでには時間がかかります。** 10月半ばからドライスーツの季節が始まるのに、寒くなってから動き出すと、いちばんいい時季に間に合わないことがあります。だからSくんも僕も、まだ暑い9月のうちに採寸をしました。

初めてドライスーツを着る日は、真冬ではなく、まだ温かい10月の海がおすすめです。水温に余裕があるうちにドライスーツの浮力の感覚に慣れておくと、冬本番を安心して迎えられます。

このあたりの流れは、まんが第21話「ウェットの海を、潜り切ろう。 ドライの支度は、いまのうちに」でも読めます。まんがでも読めます。

ドライスーツのよくある質問

Q. ドライスーツは買わないと冬は潜れませんか?

いいえ。レンタルのドライスーツ(1日¥5,500・税込)でまずは潜れます。買うかどうかは、冬の海を体験してから決めて大丈夫です。

Q. 採寸は自分でするのですか?

いいえ。今回のように、メーカーの担当の方が採寸してくれます。 自己流で測って失敗する心配がありません。日程は相談しながら決めますので、まずは公式LINEでご相談ください。

Q. 値段や、10月に間に合うかを知りたい

ドライスーツはモデルや仕様で金額が変わり、製作にかかる時間も時季によって違います。この記事には書きませんので、公式LINEで直接お聞きください。買うと決めていなくても相談だけで構いません。

今年の冬の三浦は、自分のドライスーツで

9月の三浦はまだまだウェットの海です。 まずは今の海を潜り切ってください。その先、10月からのドライスーツの季節を自分の海にしたい方は、支度はいまのうちに。採寸はメーカーさんが来てくれますし、迷っている段階の相談も歓迎です。

Sくんのドライスーツが届いたら、また三浦の海でお会いしましょう。僕も新しいスーツで、今年の冬の青い海を楽しみにしています。

ドライスーツのご相談は公式LINEから: https://lin.ee/Y3nB18U

三浦 海の学校について

三浦 海の学校は神奈川県三浦市のPADI公認5スターIDCセンターです。ダイビングライセンスの取得から、 ファンダイビング、スノーケリングなどのマリンアクティビティまで、初心者からベテランまで楽しめます。 開催は城ヶ島・宮川湾。京急三崎口駅から開催地まで無料送迎をご利用いただけます。

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