海況不良で三浦・城ヶ島のダイビングはクローズ——中止の判断と、ドライスーツ採寸の一日

海況不良で三浦・城ヶ島のダイビングはクローズ——中止の判断と、ドライスーツ採寸の一日

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こんにちは、三浦 海の学校の吉田です。

今日9月7日は、三浦・城ヶ島でビーチダイビングとオープンウォーターダイバー講習を開催する予定でしたが、海況不良のためクローズにしました。楽しみにしてくださっていた皆さん、本当に申し訳ありません。

正直に書くと、こういう日はやっぱり悔しいです。ただ、潜れない日には潜れない日にしかできないこともあります。今日は空いた時間で、リピーターのYさんのドライスーツの採寸をしました。中止を決めるときに僕が何を見ているのか、中止になったら料金はどうなるのか、そして採寸の一日のことを書きます。

城ヶ島の岩場から、白波の立つ荒れた三浦の海を見つめるダイバー

今日の三浦・城ヶ島の海はクローズにしました

三浦 海の学校は城ヶ島と宮川湾で開催しています。どちらも普段はとても穏やかな海ですが、風とうねりの向きがそろってしまうと、岩場からのエントリーとエキジットが途端に難しくなります。 今日はその状態でした。

ダイビングの中止は、水中が潜れるかどうかだけでは決まりません。むしろ判断の大半は、海に入る前と上がった後にあります。足元の岩が波をかぶる状態でタンクを背負って歩けるか。上がるときに、疲れた体で同じ場所に戻ってこられるか。ここが厳しいと感じたら、水中がどれだけ穏やかでも見送ります。

とくに今日はオープンウォーターダイバー講習の予定が入っていました。 講習は「やり直せる余裕」がある海でやりたいのです。初めて海に入る方が、マスクに水が入ってきたり、耳が抜けにくかったりしたときに、落ち着いてもう一度やれる海。そういう海でないと、練習にならないどころか、ダイビングそのものが怖いものになってしまいます。

ダイビングの中止を決めるとき、三浦の海で見ているもの

参考までに、僕が朝いちばんに確認していることを挙げておきます。

**うねりの高さと周期。** 波の高さそのものより、うねりが岩場に当たってどう返ってくるかを見ます。数字が小さくても、周期が長いうねりはエントリー口で大きく動きます。

**風向き。** 三浦半島は南に突き出た地形なので、同じ風速でも向きによって城ヶ島と宮川湾で状況がまったく変わります。片方が荒れていても、もう片方なら潜れることがあります。今日は残念ながら、どちらもという判断でした。

**濁り。 ** 荒れた後の海は砂が舞います。手元が見えない海で講習をしても、覚えてほしいことが伝わりません。

**その日のメンバー。** 同じ海況でも、経験本数の多いファンダイビングのチームなら行ける日と、講習では見送る日があります。

ダイビングは海が相手なので、リスクをゼロにすることはできません。 だからこそ、迷ったら見送る。それが長くこの海に通ってきて出した、僕なりの結論です。今日という一日は取り戻せませんが、事故は取り戻せません。

三浦 海の学校でダイビングが中止になったときの料金

不安に思われる方が多いところなので、はっきり書いておきます。**悪天候・海況不良で当方が開催を中止した場合、キャンセル料はいただきません。**

ファンダイビングは当日のお支払いです。中止になった日はそもそもお支払いが発生しないので、キャンセルチャージもありません。「予約したのに潜れなかった上にお金だけかかった」ということにはならないので、そこは安心して予約していただければと思います。

ライセンス講習の場合は、海に入れなかった日を日程変更で対応します。講習そのものが無くなるわけではなく、続きを別の日に組み直す形です。三浦 海の学校は少人数制なので、こういう日程の相談がしやすいのは、正直このスタイルの一番の利点かもしれません。詳しい規定は特定商取引法に基づく表記に記載しています。

判断は前日の夕方から当日の朝にかけて行い、決まり次第ご連絡しています。「行ってみたら中止だった」ということにならないよう、ここは気をつけています。

潜れない日にドライスーツの採寸——三浦の海の10月に間に合わせる

さて、今日の本題です。城ヶ島の場所をお借りして、リピーターのYさんのドライスーツの採寸をしました。

三浦 海の学校では、10月半ばから6月半ばまでがドライスーツの季節です。1年のうち3分の2はドライスーツで潜っている計算になります。Yさんは10月以降も快適に潜り続けるために、自分のドライスーツを持つことを決めました。

スーツメーカーの担当者がダイバーの腕の長さをメジャーで採寸している様子

今持っている器材は、マスクとスノーケルとダイブコンピューター

Yさんが今持っているのは、マスクとスノーケル、そしてダイブコンピューターだけです。 あとは全部レンタルで潜ってきました。

ダイビングの器材は「この順番で買わなければいけない」 という決まりはありません。三浦 海の学校はフルセットのレンタルを1日¥5,500(税込)でご用意しているので、極端に言えば一生レンタルでも潜れます。Yさんの場合はたまたま、顔に合うマスクと、自分のログが残るダイブコンピューターが先にあって、次がドライスーツだった、というだけの話です。

それでも、ドライスーツが「次の1着」 になるのは自然なことだと思います。ドライスーツは首と手首のシールで水を止め、中の空気で体を守る器材なので、サイズの合う・合わないが快適さに直結するからです。

採寸はスーツメーカーの山崎さんにお願いしました

今日はスーツメーカーの山崎さんに城ヶ島まで来ていただきました。プロが測ってくれるというのは、やっぱり安心です。

身長や体重といった基本のほかに、首まわり、手首、胸まわり、腕の長さ、股下と、スーツの作りに関わる箇所を一つずつメジャーで測っていきます。自分で測るとどうしても「ここは少しゆるめに」といったブレが出ますが、いつも測っている人の手つきにはそれがありません。この数センチの精度が、水の入りにくさと動きやすさになって返ってきます。

実は僕自身も先日、自分のドライスーツを新調するために採寸をしてもらいました。そのときの話はドライスーツを採寸してきましたに書いています。ドライスーツの仕組みや選び方が気になる方はそちらもどうぞ。まんが版のウェットの海を、潜り切ろう。ドライの支度は、いまのうちにでも読めます。

カタログを見ながら選ぶ時間が、いちばん楽しい

採寸が終わったら、次はカタログです。 生地、色の組み合わせ、オプション。ここからが長いのですが、この時間がまた楽しいのです。

これから何年も着るスーツですから、機能で選ぶところと、好きな色で選ぶところの両方があっていいと思っています。海の中で目立つ色は、バディから見つけてもらいやすいという実用的な意味もあります。あれこれ迷った末、今日Yさんの1着が決まりました。 届く日が楽しみですね。

ダイバーがカタログと生地サンプルを見ながらドライスーツを選んでいる様子

ひとつ実務的なことを書いておくと、**ドライスーツは採寸から届くまでに時間がかかります。** 寒くなってから動き出すと、10月半ばからのいい時季に間に合わないことがあります。今日のYさんのように、まだウェットで潜れる9月のうちに採寸を済ませておくのが、ちょうどいいタイミングです。

ドライスーツを買わなくても、三浦の海には潜れます

念のために書いておきますが、冬の三浦の海に潜るのにドライスーツの購入は必要ありません。三浦 海の学校ではドライスーツのレンタルを1日¥5,500(税込)でご用意しています。

初めてドライスーツを着る日は、真冬ではなく、まだ水に余裕のある10月ごろがおすすめです。まずレンタルで冬の海を体験してみて、続けたくなったら自分のものを考える。その順番で十分ですし、実際そうしている方がほとんどです。

冬の三浦の海は、夏の賑わいが落ち着いて水が澄んできます。ウェットの季節しか知らない方が初めて冬に潜ると、同じ海とは思えないと驚かれることがよくあります。ドライスーツは、その景色への入場券のようなものだと思っています。

明日はOWD講習の予定、三浦の海況が心配です

そして明日は、オープンウォーターダイバー講習の予定が入っています。 正直、海況が心配です。今日の海がどこまで落ち着いてくれるか、今夜も予報とにらめっこすることになりそうです。

潜れたら、また海の様子をここに書きます。潜れなかったら、そのときはまた振り替えの相談です。三浦の海はそういう海で、それも含めて付き合っていくものだと思っています。

ダイビングのご予約、ドライスーツのご相談、ライセンス講習のことなど、どんなことでも公式LINEからお気軽にどうぞ。 買うと決めていない段階の相談も大歓迎です。

公式LINE: https://lin.ee/Y3nB18U

三浦 海の学校について

三浦 海の学校は神奈川県三浦市のPADI公認5スターIDCセンターです。ダイビングライセンスの取得から、ファンダイビング、スノーケリングなどのマリンアクティビティまで、初心者からベテランまで楽しめます。 開催は城ヶ島・宮川湾。京急三崎口駅から開催地まで無料送迎をご利用いただけます。

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