台風31号のうねりで三浦のダイビングを2日クローズ|600km先でも届いた波
11月5日と6日、台風31号のうねりで三浦のダイビングをクローズにしました。台風はいちばん近づいても約600km。それでも城ヶ島の沖の波は5日に2.5mを超える計算でした。台風の通った道と、波の高さの推移、週末の見込みを書きます。
11月5日と6日、三浦 海の学校はダイビングをクローズにしました。理由は、台風31号のうねりです。台風が三浦にいちばん近づいたときでも、距離は約600km。それでも城ヶ島の沖の波は、5日の日中に2.5mを超える計算になっていました。その2日間に何が起きていたのかを、台風の通った道と波の数字で残しておきます。
台風31号は、どこを通ったか
台風31号(インファ)は、日本のはるか南東、マーシャル諸島に近い海で台風になり、西へ進みました。小笠原諸島の南の海でしばらくゆっくり動いたあと、いったん西へ進み、向きを北に変えて、最後は北東へ抜けています。11月6日の朝9時に、三浦から約1,150km離れた海の上で、温帯低気圧に変わりました。
気象庁の経路から計算すると、台風の中心が三浦にいちばん近づいたのは、三浦の南東・約600kmの海の上です。関東には上陸していません。11月1日の朝(気象庁 9時45分の発表)、台風はまだ三浦から約1,440km離れていました。そのころから、海にはうねりが入りはじめています。その夜のSNSでは「明日からのダイビングは、当日の朝に判断します」とお伝えし、うねりの山は5日(木)ごろになる計算だと書いています。
台風が遠いのに、海が荒れた理由
遠くの台風で生まれた波は、うねりになって、何日もかけて海を渡ってきます。三浦の空が晴れていても、海だけが荒れている日があるのはこのためです。しくみは、台風でダイビングが中止になる理由の記事と、台風が沖縄にいても三浦の海が荒れる理由の記事に書いています。
今回は、台風が日本の南の海でゆっくり動いていたぶん、うねりの入る日が続きました。山は、11月1日の計算どおり、11月5日でした。
11月5日と6日の、城ヶ島の沖の波
波浪モデルの計算で、城ヶ島の沖の波の高さを、潜る時間帯(日中9〜15時)のいちばん高い値で並べると、こうなります。

- 11月3日と4日は、潜っています。4日の日中の計算は1.5〜1.7mで、夕方からさらに高くなっていきました。
- 11月5日は、一日じゅう2.3〜2.6m。この期間でいちばん高い日です。
- 11月6日は、夜中の2.2mから少しずつ下がって、朝9時でもまだ1.8m。夜9時に1.4mまで下がる計算です。
グラフの数字は観測ではなく、波浪モデルの計算値です。城ヶ島のビーチやボートのポイントは岬や湾の陰になる場所もあるので、沖の数字がそのまま入り口の波の高さになるわけではありません。5日と6日は、台風のうねりの影響で、2日ともクローズにしました。11月3日と4日に潜った日の様子は、秋のビーチダイビングの記事に書いています。
クローズにした日の予約のこと
悪天候や海況不良で、こちらが開催を中止したときは、キャンセル料はいただきません。代わりの日をご提案するか、全額をお返しします。日程の変更は、空きがあれば無料です。条件の全文は、特定商取引法に基づく表記に書いています。
開催するかどうかは、前の日までの予報と、当日の朝の海の様子を見て決めています。迷ったら潜らない、というのは8月25日の記事に書いたとおりです。
週末の海の見込み
気象庁の11月6日17時の発表では、神奈川県の海上は6日から7日にかけて、波がやや高い見込みです。7日(土)は晴れで、波は1.5mのち1m。8日(日)はくもり時々晴れで、波は1mの予報です。波浪モデルの計算でも、7日の午後には城ヶ島の沖で1mほどまで下がっていきます。
週末の空き状況や、海の様子の目安は、ファンダイビングのページからのお問い合わせか、公式LINEでお返事します。
南の海では、新しい熱帯低気圧が台風になる見込みです(気象庁 11月6日19時15分の発表)。この先の海は、前の日の予報と当日の朝の様子を見て、1日ずつ決めます。最新の台風の情報は、気象庁の発表で確かめてください。